教職者K

教育について考えるブログ。

教育

日本中の国語科教員のみんな、オラに元気を分けてくれ。

この記事はもしかしたら日本中の国語科の教師を敵に回し、命を狙われる可能性もあるなって思ってるような非常に危険なエントリーなんですけれども。 まぁ日本の未来のために思い切ってちょっと今日は書かせてもらおうかなと思ってます。心して読んでもらえた…

中高一貫校に向いている子の特徴5つ

前回のブログで中高一貫校のメリットデメリットについて書きましたが、今回のブログでは中高一貫校に向いている子供の特徴として私が考えていることを5つ挙げてみたいと思います。 自分の子供を中高一貫校に入れるか受験させるか迷っている保護者の皆さんも…

教師は副業ブログで稼ぐ事が可能なのか?

年末に不動産投資を始めるという先生とお話をしましてね。改めて副業について考えさせられたわけです。 教師という仕事は給料的には安定してる部分があります。ただ一方でストレスも多いですし、いつ仕事を続けられなくなってもおかしくない位、多忙さや人間…

起立性調節障害の子には食事から改善してみたらっていう話。

今回は起立性調節障害について書いてみたいと思います。うちの学校にも起立性調節障害の生徒が非常に増えてきています。 起立性調節障害という病気は、朝自律神経が整わないことによって血流が上半身にうまく回らなくなり、なかなか起き上がれないという病気…

中高一貫校のメリット・デメリットを現役教員目線で書きます。

受験シーズンが始まりました。中高一貫という選択肢が増えてきたので、うちの子も来年は中高一貫を受験させようか、なんて考えてるご家庭も多いと思います。 今回は中高一貫のメリットデメリットについて教員目線で書いてみたいと思います。 進路選択の際の…

人生の成功方法を一つ紹介します。

成人式のお祝いに参加した時に驚いたことが1つあって。生徒の中にインフルエンサーって言われる人たちが出てきたことがすごく驚きました。 ある子はTikTokでフォロワーが5万人。またその場には参加していなかったんですが、面識のある別の子がフォロワー50万…

教師にできるchat GPTの使い方⑧

ここ最近ハマっていたchat GPTについて書いてきました。続いていたこのシリーズも一旦これで終わりです。 今回は最後に「いかに子ども達に使わせるべきなのか」っていう話を書きます。chat GPTを子ども達自身が使えたら幅が広がりそうですからね。 この子ど…

教師にできるchat GPTの使い方⑥

今回はchat GPTを使った文書作成についてです。 教員は文章を書く場面がかなりあるので、文章を作る場面でchat GPTを使えたら負担としてはかなり楽になるでしょう。 しかしながら、chat GPTが書く文章というのは①で前述したように個性がないんですよね。だか…

教師にできるchat GPTの使い方⑤

さて今回も教員にできるchat GPTの提案です。 今回は計画づくりとしての使い方を紹介します。学校は研究授業とか行事に向けて予定を組まないといけない場面があるんですが、そこまでの大きな流れを考えてもらう事ができます。 ちなみに生徒会選挙があるとし…

教師にできるchat GPTの使い方④

さて今回紹介したいのはテストづくりの上でのchat GPTの使い方です。 テストづくりというのは教員にとって負担が大きいんですね。難易度を考えたり、授業との整合性を取ったりと、考えないといけない事が多い。そんなテストづくりの上でもchat GPTは役に立ち…

教師にできるchat GPTの使い方③

さて今回紹介したいのがアンケートの集計、要約機能としてのchat GPTです。 授業の評価やら、学校評価やらで学校はアンケートを取り扱わないといけない場面が沢山あります。 特に授業アンケートだけでも生徒全員となると300人くらいの規模になるわけです。学…

教師にできるchat GPTの使い方②

さて、chatGPTをどう教育に生かすかっていう話の2回目なんですけど。 私がめちゃくちゃ苦手な作業に誤字脱字のチェックがあるんですよ。子ども達の文章みたり、自分の文章だしたり、教育には文章見ないといけない場面がかなりあるんですね。 私は細かい部分…

教師にできるchatGPTの使い方

何回か書いてきてるんですけど、私は学力を伸ばすためのタブレットとかICT使用には少し懐疑的なところがあります。 子ども達の実態から見ても、集中の途切れる要因になっている事が少なくない。子ども達の学びを浅くしてしまう要因にすらなっていると思いま…

授業で誰も寝かせない!子どもを授業に集中させる8つのポイント

授業中に他の先生の授業見て回ったりしてるんですけど、寝てる生徒をちらほら見かけるんですよね。 「噺家殺すにゃ刃物はいらぬ、アクビひとつで即死する」という言葉があります。話で客を楽しませる落語家にとっては客のあくびが刃物以上に傷つくものである…

初任者におすすめしたい教員が守るべき10の習慣

教育の世界に初任者の層が増えてきていましてね。大量採用された時代の人達がここから一気に退職していくので、若手をいかに育てるかが非常に重要になってきているわけです。 私も次の世代にノウハウを引き継いでいかなければいけない立場になってきているの…

教育の意義とは

今年心が動いたことの一つに前の職場の教え子が、今の学校に高校生として入ってきた事が挙げられる。 これまで中学で生徒を送り出して終わりだったのが、今の職場は中高一貫なので、「送り出したその後」を見る事ができるのである。 その子はバレー部で関わ…

今年読んで良かった本5選(再掲)

さて2023に読んだ本の中から良かったものをご紹介したい。 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンス ダイヤモンド社 Amazon まずこちらのダイウィズゼロ。ゼロで死ねという言葉の通り、出来るだけ資産は使って死のうという…

教育崩壊の正体。

今年見学してとても面白かったものに、京都の藍染工房が挙げられる。 化学染料による藍染が一般的なこの時代にあって天然酵母による昔ながらの藍染を試みている工房だった。(量販店で売られている藍色の衣服はほぼ100%化学染料である) 天然の藍染がいかに…

じゃんけん列車に思うこと

学校現場でよく行われるじゃんけん列車を最近職場の全校レクでやったのだが、やっていると必ず混じれない、というか交わろうとしない子がいる。 じゃんけんが進むと列がどんどん長くなっていく。全体に一体感が生まれ始める中で、1人で脇をウロウロする姿は…

部則にガイドラインを。

生徒指導提要の改訂に伴い校則の運用・見直しが示され、全国の学校で校則について生徒を参加させた話し合いがもたれている。 その結果として多くの学校で改善が図られており、このような取り組みもあってブラック校則は確実に減りつつある。 しかしながら、…

振り返りの極意

授業内で振り返りをさせている教員は多いと思う。 かくいうKも授業のまとめとして必ず振り返りを書かせている。 授業の最後に1時間を振り返り、自分が何を学んだのか文字で刻む。 そのことによって自分のものになったり、新しい発想が生まれると考えているの…

最近の授業を振り返る。

さて最近のKの授業実践の中からこれよかったかなと思っているものを紹介したい。 リーサス 道徳教科書の改編 クラス会議 リーサス まず紹介したいのが、こちらのRESAS(リーサス)。 地域分析サービスのサイトである。 https://resas.go.jp こちらのサイトを…

【レビュー】発達障害と間違われる子どもたち

「発達障害」と間違われる子どもたち (青春新書インテリジェンス PI 665) 作者:成田奈緒子 青春出版社 Amazon さてこちらの本の紹介である。 こちらの本は「高学歴親という病」を書かれた成田奈緒子先生の新刊。 教育現場に働いていて、明らかに発達障害を疑…

子どもに任せるべきことと親がコントロールすること。

Kは気づいたことがある。 子どもが問題行動を起こす時、その理由の多くが保護者の不適切な関わり方にある。 もっと言うなれば子どもに任せるべき所と、親がコントロールすべき所の見極めがとても下手だと感じている。 例えばお金。 ある子は親のカードを自由…

一貫校のスポーツの難しさ

今年からまた自分の専門競技であるバレーの顧問をやっていましてね。 前まで見てた部の顧問も外してもらえなかったので、現状で二つの部を見ているわけです。 なので仕事量としては、かなり大変なんですが、それでも自分の得意競技をみれるのは大きな喜びな…

結局子ども達といるのが一番楽しい。

さて今年も合唱コンクールがあったので備忘録として書いておこうかと思います。 高学力校であるがゆえに、今回も練習期間はたったの一週間。という普通の学校ではありえない短い練習期間で本番を迎えたわけですね。 さらに今回は私がずっと出張でほとんど練…

席替えは〇〇にやれ。

改めて席替えの仕方について書くんですけど。 私の場合は、「学級委員が全て決める」っていうやり方をとっています。 (一応最後は担任である私がチェックして決裁です。原案に不安がある場合は説明して差し戻します) 中学校は教科担任制だから他の授業の時…

今年度の取り組み

さて今年度がスタートして。 私は今年も三年生の担任になったんですけど。 今年は初めて「学級のルールを最初に全部子ども達に決めさせる」っていうのをやったので、皆様にご紹介したいと思います。 大体の学級で朝の会とか席替えのやり方とか、帰りの会の仕…

俺みたいになるな!

高学歴親という病 (講談社+α新書) 作者:成田奈緒子 講談社 Amazon この前読んだこの本に「もっと大人の失敗談を語ろう!」ってことが書いてありましてね。 「子どもには成功談より失敗談を語る」 「そんな失敗をしたのに,お父さんは大人になって楽しそうに…

お父さんが飛んだ日。

教育方針に個性が表れるところとして,「型にはめるのかどうか」というのが一つあるだろう。 一般に日本の指導者は型にはめがちだと言われている。私もどちらかといえばそういうタイプで,レシーブやスパイクなど最初に必要最低限の型を教えることが上達への…