さて今回紹介したいのがアンケートの集計、要約機能としてのchat GPTです。
授業の評価やら、学校評価やらで学校はアンケートを取り扱わないといけない場面が沢山あります。
特に授業アンケートだけでも生徒全員となると300人くらいの規模になるわけです。学校によっては1,000人を超える事も。。さらには保護者の分まで。。考えただけで吐きそうになりますね。
ギガスクールでフォームなどのアンケート機能が使えるようになったので、以前よりもアンケート収集は大分楽になりました。しかし、chat GPTを使う事でさらに一歩進んだ分析が出来る訳です。
「私は中学校の社会科教員です。生徒達の授業アンケートを取ったので要約してください」みたいな感じでchat GPTは自分の立場を入れると精度が上がります。
その上でフォームで回収しておいた生徒達からの私の授業の評価の自由記述の部分をぶち込みます。
するとこんな感じの文章が出て来ました。
『生徒たちの感想を要約すると、以下のようなポイントが挙げられます。
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- ・授業の進行が分かりやすく、成績向上につながっているとの感想が多い。
- ・クイズやグループディスカッションが楽しく、他の教科とは異なる楽しい授業形式が好評。
- ・意見交流や議論を通じて、自分たち自身で社会を創る力を育む授業だと感じている。
- ・生徒たちが自分の意見を考え、共有する機会があり、それが楽しいと評価されている。
- ・ノートをまとめる作業が理解を深め、グループディスカッションが新たな視点を提供している。
- ・資料の活用やICT教材の導入に期待が寄せられている一方で、板書の誤字についての指摘もある。
これらのポジティブな提案を元に、今後も生徒たちが楽しみながら学べるような授業を提供することが望まれています。』
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この要約というのは私の授業の感想、分析としてはほぼ正しいものだと思います。『板書の誤字が多い』『ICTも使って欲しい』なんていう生徒の発言をちゃんと残してるあたりも憎らしいですね。(やかましいわ)
なので、こんな風にアンケート取ったものを纏めるのにも使えます。
昨年は「今年起こったクラスの重大ニュース」を思いつくだけ生徒からフォームで集めて「2023年クラスで起こった重大なニューストップ10ランキング」にしてもらった事もありました。
そちらは内容が被っているものも多かったり、他の生徒からしたら言われたくないものもあったのでそのまま使うことはできませんでしたが、参考になったことは事実です。
そんな風にたくさんの文章要約したい時なんかにとても使えるのでオススメです。
ということで、要約機能としてのchat GPTの紹介でした。文章読み込ませてタイトル考えさせる事なんかにも使えますね。
皆様の参考になれば幸いです。忙しいですから、楽できるところは楽しましょうね。
今年もゆるゆるとやっていけたらと思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございました!