教職者K

教育について考えるブログ。

人生の成功方法を一つ紹介します。

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成人式のお祝いに参加した時に驚いたことが1つあって。生徒の中にインフルエンサーって言われる人たちが出てきたことがすごく驚きました。

 

ある子はTikTokでフォロワーが5万人。またその場には参加していなかったんですが、面識のある別の子がフォロワー50万人を抱えているということでした。

 

Twitterの教員アカウントを見ても、1万人いればかなり多いなぁという印象です。だから500,000人となると、ちょっともう想像もつかない世界ですし、教員てそれなりに頭脳ある人がやっていてそれぐらいのものなのに、ごく普通の女の子達がそんなにもフォロワー集めている事に驚きを隠しきれませんでした。

 

実際に私の教え子は『友達のみかんの皮をむいてあげて勝手にそのまま食べちゃう』とか、『クラスのイケメンの子にこっちを振り向いて欲しいってオーラを送る』とか、そういうしょうもない動画を上げてバズっていて、フォロワーがどんどん増えていったようです。

 

今では街を歩いていると『動画見てます』って声をかけられたり。他にもYouTubeで無断転載されたり、それぐらい影響力のある存在になっていると言うことでした。

 

で、この話を聞いて私が思った事なんですけど、何者でもないって最強だなっていうことなんですね。何者でもないとリスクが取れるんですよ。

 

もっと言うと、リスクを取らないことがリスクになってしまうので、思い切った挑戦ができるんですね。

 

これは歴史上を見ても明らかなことで、世界的に差別されたユダヤ系の人たちは真っ当な仕事に就くことができなかったので、金融と言う業界に手を出して大成功しました。アメリカに渡ったユダヤ系の人たちは普通の仕事に就けないので芸能の仕事を始めてハリウッドを起こしたことによって大成功したわけですね。

 

なので、何者でもないがゆえにリスクが取れるっていうことが、成功を収める上でとても大きいことなんだなってことを改めて思ったんですよ。

 

これが今同じことを私ができるかって言ったら、リスクが大きすぎてとてもじゃないけどできないんですね。

 

顔出して動画をあげたら、教育委員会に怒られるかもしれないし、保護者とか生徒の方から教師がそんなことやってていいのかって言うクレームの声が上がってもおかしくない。

 

下手をしたらその事が引き鉄になって家族に迷惑がかかるかもしれない。なので、今の生活を維持するためにも思い切ったリスクを今の自分は取れないわけですよね。

 

でも何者でもないって言う状態は大きなリスクを取りやすいので、若いうちっていうのは何のリスクも抱えていない状態ですし、失敗したとしても失うものがほぼないのでとても強い状態なんだなぁって思いました。

 

なので、成功しようと思ったらとにかくリスクを取れる若いうちにどれだけ大胆な行動を思い切ってできるかってことが大事なんだと思います。

 

HIKAKINさんとかも結局そういうパターンなんですよね。だからこの年齢になってくると大きなリスクを取るっていうことがそもそも難しくなっていきますから、社会的にも挑戦するなら若いうちにっていうのを若い世代には伝えておきたいなぁと言うふうに思います。

 

だから「今フリーターです」、とか「仕事辞めちゃいました」っていう新成人の子もいましたけど、ある意味ではものすごく可能性があると思うんですよね。失うものないからリスク取れるじゃないですか。

 

金銭的な成功とかフォロワーが多いことが人生の幸せとイコールなのか、それが人生の成功なのかって言うところは、またちょっと疑問の余地があると思うんですけど。

 

でもその子らはそういうフォロワーの数とかを就活とか自分のPRポイントとしても活かせているみたいなので、自分の得意分野を見つけてリスクを背負って思い切ってやるっていうのは大事なことかなぁと言うふうに思います。

 

私も学生の頃にSNSがあったらちょっと違った人生歩んでたかもなと思う今日この頃です。

 

皆様の参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。