教職者K

30代教員の日々の徒然。

教師にできるchat GPTの使い方⑤

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さて今回も教員にできるchat GPTの提案です。

 

今回は計画づくりとしての使い方を紹介します。学校は研究授業とか行事に向けて予定を組まないといけない場面があるんですが、そこまでの大きな流れを考えてもらう事ができます。

 

ちなみに生徒会選挙があるとして、そこまでの日程の計画を考えてもらうことにしました。

 

以下は適当に私が打ったプロンプトです。

 

『あなたは中学校の教員です。中学校の生徒会選挙が2023年の10月10日にあります。そこまでに立候補者を募り、選挙管理委員会に準備をさせなければいけません。選挙運動期間として1ヶ月ほど取れるようにしたいです。当日までのプランを考えてくれませんか。』

 

このプロンプトに対してchat GPTの回答は以下のようなものです。


もちろんです。以下は中学校の生徒会選挙のためのプランです。

 

1. **立候補者の募集 (2023年9月1日 - 9月15日):**
- 生徒に対して立候補者を募ります。興味を持っている生徒に声をかけ、立候補の意向を確認します。

 

2. **選挙管理委員会の設立 (2023年9月15日):**
- 生徒から選ばれる選挙管理委員会を設立します。委員会は選挙の透明性と公正な進行を確保する役割を果たします。

 

3. **立候補者の宣伝活動 (2023年9月16日 - 10月5日):**
- 立候補者は1ヶ月間の選挙運動期間中に自己紹介や提案を行います。学内でポスターやビデオの掲示を許可し、生徒たちに訴えかけます。

 

4. **選挙ディベートイベントの開催 (2023年10月6日):**
- 立候補者によるディベートイベントを開催し、生徒たちに政策や考え方をより詳しく知ってもらいます。

 

5. **選挙期間中の広報活動 (2023年10月7日 - 10月10日):**
- 選挙当日まで広報活動を継続し、生徒たちに選挙日と投票場所を周知します。

 

6. **選挙の実施 (2023年10月10日):**
- 生徒会選挙を実施します。各学年ごとに投票所を設置し、選挙結果を選挙管理委員会が厳正に集計します。

 

7. **当選者発表と引継ぎ (2023年10月11日):**
- 当選者を発表し、生徒会活動を引き継ぐ手続きを進めます。新生徒会のメンバーは指定の日から活動を開始します。

 

以上が、中学校の生徒会選挙のための一般的なプランです。期間や手順は学校の状況によって調整が必要です。

 

プランを作ってくれるのはとてもありがたいですね。体育祭や合唱コンクールなんかの時にも同じようにできるでしょう。要望を細かく指定すればそれに応じたものを作ってくれます。

 

上の中で特に面白いと思ったのは、立候補者のディベートイベントという発想でした。党首討論みたいなイメージでしょうか。

 

私はこれまでの学校でこういう機会は無かったんですよ。みんな挨拶運動したりして終わり。

 

だから生徒会選挙が人気投票になりがちなんですよね。今いる学校の子達はディベートみたいな事が大好きなので、こういう事やったら生徒会選挙も盛り上がりそうだなと思いましたね。

 

なので、行事に向けて日程の計画を立てるだけでなくて、「これもやってみたら面白くなるかも」っていう幅を広げるきっかけになるかもしれません。大体どこの学校も行事は前年度の踏襲なので、マンネリを打破するための一つのきっかけになるかもしれませんよ。

 

次は卒業式が待っているので、生徒が充実感をもって卒業していくためにも担任として一月からどんな計画にすべきか相談することもできますね。すでに打ち込んでみましたが、自分で考えるより遥かに多くのアイデアを出してくれました。

 

そんな風に行事やイベントに向けての計画作りにも転用が可能ですよっていうご紹介でした。

 

誰かの参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!