白眉最良

教員が書く日々のあれこれ。

日々の徒然

新車購入でつけたオプション、外したオプション

13年間お世話になった車がついに異音がし始めまして。 「そろそろ修理より買い替えだな…」と車の購入を決断した訳です。 妻の希望もあって新車にすることにしました。 (同じ車種の状態のいい中古がほとんど新車と値段が変わらなかったのもあります) ただし…

現場に立つことの大切さ ― 学年主任になって思うこと

管理職と現場の距離 それでも現場を見る意味 一言の影響力 特に声がけすべき子 主任としての役割 管理職と現場の距離 学年主任になって感じるのは、「現場に立たなくてもよい時間が増えた」ということです。 朝の会や昼休みなど、以前は必ず顔を出していた時…

最近Amazonで買ったアイテム2選

今回は、最近Amazonで購入したアイテムを紹介したいと思います。どちらも日常生活で役立っているので、参考になれば幸いです。 1. BBクリームで肌トラブルをカバー 2. 無印良品のランチカプセルで野菜不足解消 まとめ 1. BBクリームで肌トラブルをカバー 30…

子どもと一緒に始めた月1回のゴミ拾いがもたらす学びと成長

最近、うちの子どもと一緒に月1回の地域清掃活動に参加するようになりました。 最初は軽い気持ちで参加したのですが、実際に取り組んでみると「これは教育的にもとても意義が大きいな」と感じています。 今回は、その体験を通して気づいたことをまとめてみた…

生徒のコミュニケーション能力を育てるための実践紹介

はじめに ① 絵を描くワークで気づきを得る ② 聞き方の重要性を体感する ③ 会話のキャッチボールを実践する ④ アイコンタクトのトレーニング ⑤ マインドフルネス・スピーキング 生徒の反応と学び おわりに はじめに 私の勤務先は中高一貫の進学校で、学力の高…

「屋根の下にいる間、その幸せに責任を持つ」―教育に活かしたいブリア・サバランの言葉

はじめに ホテルの覚悟から学んだこと 学校は「成長の場」だが、役割は似ている 義務教育だからこそ求められる覚悟 多業種から学ぶ姿勢 おわりに はじめに 最近、私の心に強く響いた言葉があります。 それはフランスの美食家、ブリア・サバランの次の言葉で…

発達障害の子への支援で大切にしたい5つのポイント

最近読んだ本の中で、「発達障害の子が少なくなるクラスと、多く出てくるクラスがある」という話がありました。 これは、その子に合った適切な支援があるかどうかで状況が変わるというものです。 文科省の専門家の方も、「発達障害そのものが問題になるので…

練習試合は「下手でもやるべき」だと思う理由

大会が近づいてくるこの時期。 正直、うちのような進学校は「勝てない」と分かっている相手が多いです。だからこそ、部活動によってはあえて練習試合を組まない先生もいます。 理由は色々あります。 ・大差で負けてしまうと子どもがやる気を失うのではないか…

学年集会でどう喋るか⑧ー人に伝わる教員のスピーチ術ー

さて今回は人前で話す上でやってはいけないと思っていることを書きます。 どれだけ良いこと言っていてもマイナスが大きいと頭に入ってきません。 これだけはやめておくべきというポイントを書きます。 長いスピーチは伝わらない 威圧は逆効果 最後に。 長い…

学年集会でどう喋るか⑦ー人に伝わる教員のスピーチ術ー

では今回はユーモアについて書こうと思います。 このユーモアが難しい。 正直私もかなり臆病になっているところがあります。 というのも今の時代どう受け取られるか分からないからです。 例えば最近こんな事がありました。 ストレッチ中にとても体が硬い生徒…

学年集会でどう喋るか⑥ー教員のスピーチ術ー

前回好きなことについて語ると書いて、思い出した話があるので記録しておきます。 私は子供たちにバレーボールを教えています。 バレーボールはボールを使っていない人の動きが重要なのです。ボールに触れていない5人がどう動いているか。 初心者は特にボー…

学年集会でどう喋るか。⑤ー教員のスピーチ術ー

朝の会とか帰りの会とか学校の先生は「なにか一言」を求められる場面がとても多いんです。 そういう時に「自分が好きなことについて語る」というのはとても強いと思います。 これは好きなことについて話すというのが自己開示の一種だからではないかと考えて…

学年集会でどう喋るか④ー教員のスピーチ術ー

今回はスピーチに入れるユーモアについて書こうと思ったんですけど。 このシリーズを書きながら色んな先生のスピーチを思い出してきまして。 先に思い出したことについて書いてみたいと思いますーー。 皆様は卒業式には第2部、第3部…というものがあるのを…

学年集会でどう喋るか③ー教員のスピーチ術ー

さてここまで書いてきました。 まだの方は先にこちらからご覧ください。 見返したらこんなのも書いてましたね。 これまで、目的を明確にする、具体を持って来る、パンチラインを作るということを書きました。 ただ、これらは他人の言葉をつないでも出来てし…

学年集会でどう喋るか②ー教員のスピーチ術ー

さて前回の続きです。まだ読んでない方はこちらを先にどうぞ。 目的がしっかりしていて、具体的な例を持ち込むということを書きました。 だだ、それだけだと話にパンチとオリジナリティーがない感じがするんですよ。 そこで更に必要だと思っていることを書き…

学年集会でどう喋るか。ー教員のスピーチ術ー

教員という職業柄、人前で話す機会は非常に多いんですけど。 その教員の中でも話をするのが上手い人と下手な人はいるように思います。 私が学生の時も、学年集会で先生方のスピーチを聞く場面は沢山ありました。 その中でも「この人の話はちょっと格別に上手…

有名スタイリストに会って話してみたら、自分の現在地を突きつけられた話。

この夏は色んな人に会ってお話を聞けたんです。 (講演で宮藤官九郎さんのお話も聞きました) その中でも特に印象に残っている人がいて。 その方が、スタイリストの小沢宏さんなんですよ。 是非インスタを見てみて欲しい。 https://www.instagram.com/ozawah…

2025夏の最新オススメ納涼スポット。

今回はこの夏オススメ納涼スポットを皆様にご紹介しようかなと。 8月も下旬ですがまだまだ暑いですからね。知られざる穴場スポットをみなさんに紹介したいと思います。 私が最近発見したおすすめ納涼スポット。 それが、 図書館です。 みなさんご存知ですか…

この時代に日本に生まれたというだけでも相当に運が良い。

この夏に見た映画に「ラーゲリより愛を込めて」っていうのがあるんですけど。 ラーゲリより愛を込めて 二宮和也 Amazon シベリア抑留を描いた作品です。ラーゲリというのは収容所のことを指します。 これが衝撃的でしたね。とても勉強になりました。 (※注 …

悩める母に捧げるエール

お盆ということで、地元に帰省していたのである。 子どもは従兄弟と会えるだけでも大喜びだった。 それに加えて滞在中は流しソーメン、バーベキューに花火。子供が喜びそうなイベントを詰め込んだ。 子ども達はもちろん喜んだ。 そして、私にとっても日ごろ…

最近のマイブームの話。

ここ最近の私のマイブームの話なんですけど。 そもそもこの令和の時代に「マイブーム」とか言っちゃうあたりがもうおじさんなんですけど。 それもこれもみうらじゅんの「アウト老」を読んだ影響かと思われます。すいませんね、ほんと。 では最近何にハマって…

夏休みに凡人が金持ちに勝つ方法

うちの学校は富裕層の子がほとんどなのです。 なのでこの夏休みの過ごし方って言ったらもう。 アメリカに2週間いくだの。シンガポールに行くだの。クラスの半分くらいは大阪万博に行ったりする。 ただそういう話を聞くたびに凄いのは君でなくてその金を出せ…

この時期にやっておくべきことについて。

夏休みを前にしてようやく少しゆとりが出来てきています。 主任になって思うのが、三者面談がないと時間的なゆとりがとても大きいということ。 こんなにたっぷり部活見られるなんて有難い限りです。 そして、この時期には先を見通して少しでも面白いことでき…

最近買った暑さ対策4選。

しかし、めちゃくちゃ暑いですよね。 今まであんまり考えてこなかったですけど、流石に対策をしないといけないかなと。 今年は暑さ対策として色々買いましたのでご紹介します。 日傘 度付きサングラス デオドラント ネックファン まとめ 日傘 まず日傘を、フ…

ランチを有効活用!新しい給食指導の取り組み

うちの学校って給食ないんですよ。 弁当持参して給食の準備時間をカット。少しでも授業字数を確保しようっていう学校なんですね。 これは時間も短縮になりますし、アレルギーの心配もないので楽ではあるんですけど。 一方で子供達への教育的意義は薄いところ…

今年の合唱コンクールで感じたことの話。

今年も合唱コンクールがあったので、そのことについて書いてみたいと思います。 うちの学校っていうのはそもそも合唱の練習期間がめちゃくちゃ短いんですね。 他の一般的な学校が3週間くらいかけるのに対して、本校は練習期間がテスト明けの五日しかありませ…

我が子が不登校になった⑩

我が子が不登校になった。 しかし、この経験はマイナスなことばかりではない。新たな変化を我が家にもたらしてくれた。 まず、これをきっかけに家ではテレビを見ることをやめた。 今まで子どもには好きなアニメを見せてきた。実際にアニメから多くの知識を学…

我が子が不登校になった⑨

我が子が不登校になった。 このような体験をして分かった事がある。 子どもが学校に来るという日常がいかにありがたい事かということだ。 私の頭の中は不安でいっぱいだ。しかし、学校で授業をしている間は忘れられた。 子ども達はいたって元気で、対応して…

我が子が不登校になった⑦

我が子が不登校になった。 初めてこのような経験をしている中で、色々なことを感じている。 その一つが、不登校になった時に学校にできることはほとんどないということだ。 ちなみに娘の担任の先生はとても熱心な方である。登校した時には注意深く観察して、…

我が子が不登校になった。⑥

我が子が不登校になった。 私の頭にここ最近ずっと残り続けているのが、「ニーバーの祈り」だ。 神よ 変えられるものを変える勇気を、 変えられないものを受け入れる冷静さを、 そして両者を見分ける知恵を与えてください 我が娘はこれが出来ていないと私は…