教職者K

教育について考えるブログ。

席替えは〇〇にやれ。

改めて席替えの仕方について書くんですけど。

 

私の場合は、「学級委員が全て決める」っていうやり方をとっています。

 

(一応最後は担任である私がチェックして決裁です。原案に不安がある場合は説明して差し戻します)

 

中学校は教科担任制だから他の授業の時の子ども達の動きが見えなくなります。

 

そうなると、1番クラスをわかってるのは子ども達なんですよね。

 

また偉くなった人が人事権をもつのは世の中では当たり前のことです。

 

なので、

 

「だからこそ、ちゃんとした人をリーダーに選ばないと大変なことになるよ」

 

と子供たちには説明して、擬似的な政治参加を体験させているわけですね。

 

ガーシーに投票しない人を育てることが大切かなと。

 

男女色別に付箋に名前を書かせて、何列目まで黒板が見えるか端っこに書かせる。

 

この付箋を組み替えながら1年間使って席替えはやっています。

 

ちなみに席替えをやる上ではこだわっているタイミングがあって。

 

それが、

 

朝やること

 

なんですよね。

 

基本的には毎回朝の会でやっています。

 

というのも何か不具合が出た時に席替えをする時間が遅いとフォローできないからです。

 

嫌な気持ちのまま家庭に帰すとクレームにもつながりかねないですからね。余計な仕事は少しでも減らしたい。

 

朝やれば1日のどこかのタイミングでフォローができるので、声をかけるタイミングの多い朝のうちにやっているわけです。

 

それに、給食や特定の授業、掃除など、どのタイミングが引き金になってトラブルになるかは分からないんですよね。でも朝のうちにやってしまえば1日のほとんどを新しい席順の仲間と体験することができます。

 

実際に以前、少しヤンチャな子の隣に世話してくれそうな子を配置したら、ものすごく隣にされた子が暗い顔になってしまった事がありましてね……。

 

ヤンチャな子は授業でもそっぽむきますから、真面目なその子はペア学習がとても辛かったようなのです。

 

なので日中呼び出してこちらの意図を説明し、グループ活動を少し減らす提案と、次回の席替えの時期を明示したら明るくなって帰っていったんですけど。

 

紙面上ではよく見えてもいざ動かしてみると不具合出ることはあるんですよ。

 

なのでそんなやり方を私の場合は取っていますし、勿論子ども達から変更を求める声が大きくなっていけばそれに応じて柔軟にやり方は変える気でいます。

 

今まさに最初の席替えの時期だと思うので、一応書いておきますね。

 

誰かの参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!