生徒指導
管理職と現場の距離 それでも現場を見る意味 一言の影響力 特に声がけすべき子 主任としての役割 管理職と現場の距離 学年主任になって感じるのは、「現場に立たなくてもよい時間が増えた」ということです。 朝の会や昼休みなど、以前は必ず顔を出していた時…
今回は少し重たいテーマですが、とても大事なことについて書いてみたいと思います。 それは 子どもがリストカットをしたときに、大人としてどう対応すべきか ということです。 学校で生活していると、子どもたちの心が不安定になる場面に出会うことは少なく…
はじめに ① 絵を描くワークで気づきを得る ② 聞き方の重要性を体感する ③ 会話のキャッチボールを実践する ④ アイコンタクトのトレーニング ⑤ マインドフルネス・スピーキング 生徒の反応と学び おわりに はじめに 私の勤務先は中高一貫の進学校で、学力の高…
はじめに ホテルの覚悟から学んだこと 学校は「成長の場」だが、役割は似ている 義務教育だからこそ求められる覚悟 多業種から学ぶ姿勢 おわりに はじめに 最近、私の心に強く響いた言葉があります。 それはフランスの美食家、ブリア・サバランの次の言葉で…
最近読んだ本の中で、「発達障害の子が少なくなるクラスと、多く出てくるクラスがある」という話がありました。 これは、その子に合った適切な支援があるかどうかで状況が変わるというものです。 文科省の専門家の方も、「発達障害そのものが問題になるので…
ここ最近ずっとプロジェクト型学習に取り組んできました。 文化祭での発表が終わって一段落着いたので、ここまでに私がやって来たことについてまとめたいと思います。 ①英語で海外の国について聞く ②学年の先生方から海外の国について聞く ③学んだ国について…
最近職場で研修旅行なるものがあって参加して来たんです。 これはPTA主催の旅行で。 教員と保護物が一緒に旅行して、コミュニケーションとりましょうっていう趣旨のものなんですね。 当然ながら休日の実施ですし、振休はなし。 さらに自腹をきっての参加です…
さて今回は人前で話す上でやってはいけないと思っていることを書きます。 どれだけ良いこと言っていてもマイナスが大きいと頭に入ってきません。 これだけはやめておくべきというポイントを書きます。 長いスピーチは伝わらない 威圧は逆効果 最後に。 長い…
では今回はユーモアについて書こうと思います。 このユーモアが難しい。 正直私もかなり臆病になっているところがあります。 というのも今の時代どう受け取られるか分からないからです。 例えば最近こんな事がありました。 ストレッチ中にとても体が硬い生徒…
朝の会とか帰りの会とか学校の先生は「なにか一言」を求められる場面がとても多いんです。 そういう時に「自分が好きなことについて語る」というのはとても強いと思います。 これは好きなことについて話すというのが自己開示の一種だからではないかと考えて…
うちの学校って給食ないんですよ。 弁当持参して給食の準備時間をカット。少しでも授業字数を確保しようっていう学校なんですね。 これは時間も短縮になりますし、アレルギーの心配もないので楽ではあるんですけど。 一方で子供達への教育的意義は薄いところ…
今年も合唱コンクールがあったので、そのことについて書いてみたいと思います。 うちの学校っていうのはそもそも合唱の練習期間がめちゃくちゃ短いんですね。 他の一般的な学校が3週間くらいかけるのに対して、本校は練習期間がテスト明けの五日しかありませ…
最近大手の学習塾関係者の方とお話しする機会がありまして。 そこで最難関大学に合格する子に共通する特徴についてお話をいただいたのですが、面白かったので皆様と共有したいと思います。 質問の違い テスト後の違い 問題へのアプローチのちがい まとめ 質…
最近元ゴールドマン・サックスの田中渓さんの話をYouTubeでよく見るんですけど。 彼が語っていたのは、富裕層の思考法の一つ。 「富裕層は社員の稼働率100%を常に目指す」 というものです。 この考え方は、実は学校現場にもそのまま応用できるのではないか…
体育祭のシーズンということで、全国の至る所で体育祭が行われていると思うんですけど。 近年のトレンドとしてクラス対抗リレーの際に「ワープシステム」なるものを取り入れている所があるみたいなんですね。 これは足の遅い、運動が苦手な子に向けての配慮…
多動脳―ADHDの真実―(新潮新書) 『スマホ脳』シリーズ 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon なぜ『多動脳』を手に取ったのか ADHDは遺伝子による特性だった ADHDは進化の中で重要な役割を果たしてきた 環境によって強みが弱みに変わる 「大人にな…
今回はロバート・チャルディーニ著『影響力の武器』を読んで、教育の現場にも応用できるのではないかと感じたので、その内容と教育への展開について考えてみたいと思います。 影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか 作者:ロバート・B・チャルディ…
今回は、「授業に東京大学の入試問題を積極的に取り入れよう!」という話をしてみたいと思います。 最近、私は実際の授業の中で東大の過去問をよく使っています。 実際にやってみると、すごく面白くて、生徒の反応もいいんですよね。これはぜひ他の先生方に…
世の中にはいろんな話とかスピーチがありますが、心に残るものもあれば、まったく印象に残らないものもあります。 「記憶に残る」とは一体どういうことなのか。 授業についても同じように、記憶に残る授業があれば、全然頭に残らない授業もあるわけです。 こ…
学校では日々さまざまなトラブルが発生し、そのたびに教員は迅速かつ適切な対応を求められます。 こうした指導案件をどのように記録・整理するかは非常に重要ですが、私は 「ノート1冊で管理する」 という方法を採用しています。 最近ではタブレットやパソコ…
今回の記事では、「子どものために謝れる親でいよう」というテーマについて書きます。 未熟な頃は誰しもトラブルに巻き込まれるものですが、その際に責任を持って相手に謝る姿勢は、子どもたちにとって大きな学びとなります。 なぜ親が謝ることが重要なのか …
今回は、「人は変われる」ということをテーマに記事を書こうかなと。 久しぶりに、かつてバレーボールで関わった教え子たちや保護者の方々と再会する機会があり、その中で特に印象的だった一人のエピソードを紹介します。 再会の場と集いの意味 手のかかって…
今回は、スポーツなどの部活動が成績にどのような影響を与えるのかについてお話ししたいと思います。 科学的には、子育ての中で運動やスポーツに取り組むことで、減るのはスマートフォンや画面を見る時間であり、その結果スポーツに打ち込んだとしても学習時…
今年度、私は学校で生徒指導主事という役職を担当していました。 生徒指導主事とは、学校全体の生徒指導を統括し、各学年や担任の先生方と連携を取りながら、学校生活が円滑に進むようにサポートする立場です。 今回は、その中で私が特に大切にしてきたこと…
学校生活の中で、陰口や悪口の問題は避けて通れないものです。直接的な暴言は少なくても、陰で誰かのことを悪く言うことで、結果的に関係が悪化してしまうこともあります。 教師として「陰口はやめよう」と伝えても、なかなか子どもたちには響かないことが多…
先日、バレーボールの大会がありました。この大会を通して感じたことを振り返ってみたいと思います。 新人戦からの成長とチームの強み 厳しいリーグ戦の中で 「ヘラヘラ大作戦」の効果 部活動と家庭環境の関係 勝つための合理性と、負けて学ぶこと 「負けて…
1. 東日本大震災から14年 2. p4c(Philosophy for Children)とは? 3. p4cを実践してみて気づいたこと 4. 子どもたちの言葉に込められた想い 5. まとめ──p4cは、子どもたちの心を解放する 1. 東日本大震災から14年 東日本大震災から14年が経ちました。 震災…
教師のための「非認知能力」の育て方 作者:中山芳一 明治図書出版 Amazon AIが急速に進化し、もはや東大レベルの知能を持つようになったと言われる時代。 こうした中で、人間ならではの「強み」とは何なのかを改めて考えさせられます。 特に、数値化できない…
「顧問は休日も練習! 無給! トラブル対応もヨロシク!」 そんな“ブラック部活動”がいよいよ終わりを迎えようとしています。神戸市ではついに『部活動の終了』を宣言。これは時代の転換点と言えるでしょう。ただ、その変化の中で、思わぬ問題も次々と噴出し…
ここ最近の私の関心はもっぱらバレーボールにある。 というのも3月に大会が控えており、まだ一勝もしたことがない自チームをどう勝たせるか頭を悩ませているのである。 ちなみに先日の抽選会で決まった対戦相手は前回大会でサクッと負けた二校+シード校とい…