教職者K

教育について考えるブログ。

高学歴

学歴厨という病。

うちの学校の子供たちの偏差値重視という考え方には、とても強固なものがあるんですね。 とにかく偏差値で人を判断する傾向があり、偏差値が高ければ話を聞く価値がある人だとみなされ、逆に低い偏差値の人は軽視されることが多い。 中には全国の高校の偏差…

キロクのチカラ。

職場のストレスが半端じゃないんですよ。 なんていうか社会的に成功してきた人が多いからか、子どもも保護者も教員も 自分中心に世界が回らないと気が済まない人が多い んですよね。(お前もなって言われそうですね。はい、すいません) そんな中で合意をと…

芸が身を助けてくれるから。

生徒たちから、卒業する前の授業で『自分の教科じゃない教科の授業をやって欲しい』というリクエストをされましてね。 例えば、理科の先生が数学を教えたり、国語の先生が英語を教えたりする。自分の教科でないものに先生達がどうアプローチするのか見てみた…

子供の自己肯定感をどう高めるか。

最近ホストクラブにハマってしまう若い女性が増えているそうな。 成人年齢が引き下げられた事もあって、若い子達をターゲットに初回無料まで打ち出してホストクラブ側も入店のハードルを下げる。 そして興味をひいて来店した所で、ホストの話術と優しさにど…

話を聞けない子の正体。

今進学校に勤めてるんですけど,びっくりするぐらい人の話聞いてない子が多いんですよ。 外部から講師を呼んで講義してもらってる時も、目の前で平気で寝始める子もいますからね。こっちとしてはハラハラしてしまうわけです。 また部活で試合してても、指示…

中高一貫に勤めたからこそ分かった普通の市町村立学校の良さ。

今回は中高一貫校で働いたからこそわかった、普通の中学校で働く良さみたいなものを教員の目線で書いてみたいと思います。これはあくまで教員として働く上で見えた良さになりますが、お付き合い頂ければと思います。 まず1つ目なんですが、市町村立の学校の…

中高一貫校に向いている子の特徴5つ

前回のブログで中高一貫校のメリットデメリットについて書きましたが、今回のブログでは中高一貫校に向いている子供の特徴として私が考えていることを5つ挙げてみたいと思います。 自分の子供を中高一貫校に入れるか受験させるか迷っている保護者の皆さんも…

中高一貫校のメリット・デメリットを現役教員目線で書きます。

受験シーズンが始まりました。中高一貫という選択肢が増えてきたので、うちの子も来年は中高一貫を受験させようか、なんて考えてるご家庭も多いと思います。 今回は中高一貫のメリットデメリットについて教員目線で書いてみたいと思います。 進路選択の際の…

じゃんけん列車に思うこと

学校現場でよく行われるじゃんけん列車を最近職場の全校レクでやったのだが、やっていると必ず混じれない、というか交わろうとしない子がいる。 じゃんけんが進むと列がどんどん長くなっていく。全体に一体感が生まれ始める中で、1人で脇をウロウロする姿は…

一貫校のスポーツの難しさ

今年からまた自分の専門競技であるバレーの顧問をやっていましてね。 前まで見てた部の顧問も外してもらえなかったので、現状で二つの部を見ているわけです。 なので仕事量としては、かなり大変なんですが、それでも自分の得意競技をみれるのは大きな喜びな…

結局子ども達といるのが一番楽しい。

さて今年も合唱コンクールがあったので備忘録として書いておこうかと思います。 高学力校であるがゆえに、今回も練習期間はたったの一週間。という普通の学校ではありえない短い練習期間で本番を迎えたわけですね。 さらに今回は私がずっと出張でほとんど練…

俺みたいになるな!

高学歴親という病 (講談社+α新書) 作者:成田奈緒子 講談社 Amazon この前読んだこの本に「もっと大人の失敗談を語ろう!」ってことが書いてありましてね。 「子どもには成功談より失敗談を語る」 「そんな失敗をしたのに,お父さんは大人になって楽しそうに…

お父さんが飛んだ日。

教育方針に個性が表れるところとして,「型にはめるのかどうか」というのが一つあるだろう。 一般に日本の指導者は型にはめがちだと言われている。私もどちらかといえばそういうタイプで,レシーブやスパイクなど最初に必要最低限の型を教えることが上達への…