高学歴
これまでプロジェクト型学習に取り組んできました。 文化祭ではプロジェクト型学習の発表の場として活用させてもらいました。 一年生では調べた国についてアトラクションを発表。 (その記事はこちら) 学習形態の形を変えて他の学年でも取り組みましたので…
ここ最近ずっとプロジェクト型学習に取り組んできました。 文化祭での発表が終わって一段落着いたので、ここまでに私がやって来たことについてまとめたいと思います。 ①英語で海外の国について聞く ②学年の先生方から海外の国について聞く ③学んだ国について…
夏休みを前にしてようやく少しゆとりが出来てきています。 主任になって思うのが、三者面談がないと時間的なゆとりがとても大きいということ。 こんなにたっぷり部活見られるなんて有難い限りです。 そして、この時期には先を見通して少しでも面白いことでき…
今年も合唱コンクールがあったので、そのことについて書いてみたいと思います。 うちの学校っていうのはそもそも合唱の練習期間がめちゃくちゃ短いんですね。 他の一般的な学校が3週間くらいかけるのに対して、本校は練習期間がテスト明けの五日しかありませ…
今年もこのシーズンがやってきました。 学校スポーツにおける最後の大会の時期ですね。 今年私が見てるのは中1の頃から見ている子たち。 進学校なのでスポーツ経験がほとんどない子達です。 それでもなんとか一勝させてやりたいという思いで二年間やってきま…
最近大手の学習塾関係者の方とお話しする機会がありまして。 そこで最難関大学に合格する子に共通する特徴についてお話をいただいたのですが、面白かったので皆様と共有したいと思います。 質問の違い テスト後の違い 問題へのアプローチのちがい まとめ 質…
「できる教員とそうでない教員の違いって何だろう?」 教員として働く中で、日々そう感じる場面があります。 私の職場は中高一貫の進学校ということもあり、周囲には、学力や指導力に優れた「できる先生たち」がたくさんいます。 彼らを観察していると、いく…
今回は、「授業に東京大学の入試問題を積極的に取り入れよう!」という話をしてみたいと思います。 最近、私は実際の授業の中で東大の過去問をよく使っています。 実際にやってみると、すごく面白くて、生徒の反応もいいんですよね。これはぜひ他の先生方に…
4月になりました。 発表になったんでようやく書けるんですけど。 今年度、私はこれまで慣れ親しんできた「担任」という立場を離れ、「学年主任」として新たな役割を担うことになりました。 正直なところ、この変化には寂しさもあります。 体育祭や合唱コンク…
学校における「経営」の意味とは? 進学実績が示す「学校のブランド力」 「伝統」が生み出す圧倒的な強み 中高一貫校の課題:「タピオカ化」の危機 学校経営に求められる「差別化戦略」 学級経営も「経営視点」が必要 まとめ:学校経営に必要なのは「ブラン…
先日、バレーボールの大会がありました。この大会を通して感じたことを振り返ってみたいと思います。 新人戦からの成長とチームの強み 厳しいリーグ戦の中で 「ヘラヘラ大作戦」の効果 部活動と家庭環境の関係 勝つための合理性と、負けて学ぶこと 「負けて…
教師のための「非認知能力」の育て方 作者:中山芳一 明治図書出版 Amazon AIが急速に進化し、もはや東大レベルの知能を持つようになったと言われる時代。 こうした中で、人間ならではの「強み」とは何なのかを改めて考えさせられます。 特に、数値化できない…
うちに来るような入試に合格する子達はスタートの段階でみんな東大合格するつもりで入学して来てるんですよね。 だからこちらも東大に行くためには何が必要なのか示せる必要があると感じていまして。 私が東大の問題を見ている中で感じたポイントと、東大の…
科学的根拠(エビデンス)で子育て――教育経済学の最前線 作者:中室 牧子 ダイヤモンド社 Amazon この本の中にフロリダ州の小中学校の生徒を対象とした調査についた書かれていて。 進学校に進学した生徒は20%は学習意欲を失う という事が書かれているわけで…
大学入試に関する近年の変化の一つに年内入試が増えてきているというものがあります。 https://www.mext.go.jp/content/20200929-mxt_daigakuc02-000009870_7.pdf ちなみに年内入試とは推薦型選抜のこと。 一般選抜は年明けの2月ごろからスタートするのに対…
ここ最近の私の関心はもっぱらバレーボールにある。 というのも3月に大会が控えており、まだ一勝もしたことがない自チームをどう勝たせるか頭を悩ませているのである。 ちなみに先日の抽選会で決まった対戦相手は前回大会でサクッと負けた二校+シード校とい…
ホリエモンさんがいろんなメディアで「大学なんてもう行く必要ない」って話をずっとしている訳ですね。 というのもそもそもオンラインでいくらでも学べる時代だし、そもそも高等教育機関はみんながみんな行くべき場所ではないと。 実際に某大学の教授から話…
この時期になると中学受験が加熱してるのを感じますね。 周りからも中学受験に向けて小学校の中学年から塾に入れるなんて声も聞こえてくるようになりました。 ただ私自身、実際に受験して入学する学校で働いていますが、基本的に当ブログでは中学受験をお勧…
制服の意義が問われている。 東京都品川区で2026年の新入生から中学校の制服を無償化するという報道があり、これに対して「そもそも制服なんて要らない」という声が上がっているのである。 私服で学校に通わせる選択肢もある中で、制服の意義とは一体何だろ…
予兆は年度の始めからあったのだ。 年度はじめに行われた保護者会において保護者から我々に対して「どこまでがお弁当として許されるのか?」という質問が出ていたのである。 本校は給食がない(牛乳のみ出される)のでお弁当が必要なのだが、このお弁当はど…
さて現在私はPBL(プロジェクト型学習)に取り組んでいるんですけど、その進捗状況についてです。 PBLについて書いた過去記事はこちらから。 これまで何をしてきたかっていうと、学習してきた世界の各州を総括する発問として「世界の各州で起こっている課題…
最近この本読んでたんですよ。 暴走する能力主義 ──教育と現代社会の病理 (ちくま新書) 作者:中村高康 筑摩書房 Amazon この本では「メリトクラシーの再帰性」という言葉が説明されていまして。 超簡単にいうと、「能力主義は常に反省する」みたいな話ですね…
ようやく暑さも少し落ち着いて来たかなって感じなんですけど。 同時に私としては今年も一番嫌な思いをする季節が来たなって感じだったんですよね。 というのもこの時期って文化祭シーズンじゃないですか。 文化祭と中学と高校で全くカルチャーが違うから、う…
最近この本読んでるんですけど。 「叱らない」が子どもを苦しめる (ちくまプリマー新書) 作者:藪下遊,高坂康雅 筑摩書房 Amazon 全ての教育関係者に読んでいただきたいくらいオススメです。それぐらい日頃子ども達を見ていて思い当たることが多く書かれてい…
子どもがなかなか思うように動かなかったり規則に従わない時に、苛立ってしまう先生って多いんですけど。 そもそもそのルールに子ども達が納得していない って事が結構多いんですね。 さらに言うと、教員側もそのルールについて説明できなかったりする。 そ…
うちの学校の子供たちの偏差値重視という考え方には、とても強固なものがあるんですね。 とにかく偏差値で人を判断する傾向があり、偏差値が高ければ話を聞く価値がある人だとみなされ、逆に低い偏差値の人は軽視されることが多い。 中には全国の高校の偏差…
職場のストレスが半端じゃないんですよ。 なんていうか社会的に成功してきた人が多いからか、子どもも保護者も教員も 自分中心に世界が回らないと気が済まない人が多い んですよね。(お前もなって言われそうですね。はい、すいません) そんな中で合意をと…
生徒たちから、卒業する前の授業で『自分の教科じゃない教科の授業をやって欲しい』というリクエストをされましてね。 例えば、理科の先生が数学を教えたり、国語の先生が英語を教えたりする。自分の教科でないものに先生達がどうアプローチするのか見てみた…
最近ホストクラブにハマってしまう若い女性が増えているそうな。 成人年齢が引き下げられた事もあって、若い子達をターゲットに初回無料まで打ち出してホストクラブ側も入店のハードルを下げる。 そして興味をひいて来店した所で、ホストの話術と優しさにど…
今進学校に勤めてるんですけど,びっくりするぐらい人の話聞いてない子が多いんですよ。 外部から講師を呼んで講義してもらってる時も、目の前で平気で寝始める子もいますからね。こっちとしてはハラハラしてしまうわけです。 また部活で試合してても、指示…