教職者K

教育について考えるブログ。

キロクのチカラ。

職場のストレスが半端じゃないんですよ。

 

なんていうか社会的に成功してきた人が多いからか、子どもも保護者も教員も

 

自分中心に世界が回らないと気が済まない人が多い

 

んですよね。(お前もなって言われそうですね。はい、すいません)

 

そんな中で合意をとって物事を進めないといけないのは中々のストレスなのです。実際うちの職場でも心を病む人が出ています。

 

さらに問題への対応にしてもすぐ裁判の話とか出てきますから、記録をどうとっていくのかというのはとても大事なんですよね。

 

学校における記録って公的なものと私的なものがあると思うんですけど。

 

今回は私的なものについて書いてみたいと思います。

手書きで書く。

最近この本読んでるんですけど、やっぱり手書きの方が学習効率が高いみたいなんですね。

キーボードで打つとどうしても思考のスピードが追いつかない。

 

手書きだと書いているうちに疑問や新しいアイディアが出てくる。

 

だから私も私的なものについては手書きにこだわって記録を書いています。

 

1ページ書く。

前にも書いたモレスキンのノートに毎日1ページ思いついたことをざーっと書くことを日課にしてるんですけど。

 

これが結構メンタルの安定に役立ってる気がするんですよね。

 

書いているうちにやらないといけないことを思いついたり。

 

ずっと書いてると悪いことばっかりじゃないと思えるのはとても有意義だと思います。

 

必ずいい見方とか、良かったことがあるんですよね。

 

ネガティブな時はマイナスな事ばかり浮かんで来ますが、1ページ埋めるとなると考えてるうちにポジティブなことも浮かんでくる。

 

職場のストレスとかはとりあえず全部書き出すようにしています。

 

子どもの変化を書く。

そして、これを来年度は頑張ろうと思ってるんですけど。

 

所見で毎年子どもへの文章を書くんですけど、よく出来ている所見というのは、「子どもの変化を書けてるもの」だと思うんです。

 

「明るくて元気です」とか書かれてもそんなことは保護者も知ってますよね。

 

それよりは、「授業を通してこんなことができるようになった」とか「こう考え方が変わった」と書かれる方が子どもの成長が保護者もわかるし、何より先生よく見てるなって感じするじゃないですか。

 

だから変化を書くことが大事だと思うんですけど、子供って常に変化してるから意識してないと忘れちゃうんですよね。

 

だから、書き留める。

 

気づいた瞬間にノートに書く。

 

この蓄積が大事だと思うんですよ。特に大きい生徒指導につながる案件ほど必ず予兆がありますからね。

 

小さいうちに気づいて対処することが後々に大変なことにならないためにもとても大切だと思うわけです。

 

 

今年は特にノートを二分割して書いていこうと思っています。

 

 

左側に気づいた生徒の変化を書く。そして右にはそれをどう活かすか書いていきます。

 

◯朝掃除してる子がいた→認める声がけをして、担任にも伝えよう。

◯挨拶が素晴らしい子がいた→集会で伝えようかな。

◯ちょっと表情が暗い子がいる→昼休みに面談or周りの子に聞いてみるか。

 

 

みたいな感じですね。

 

後々の所見づくりの参考になるでしょうし、左が埋まってると右も埋めたくなるでしょうから生徒の変化をより逃しにくくなると思います。

 

何にせよ、こういう細かい記録みたいなものが今の不適切なものが許されない社会でミスしないためにもすごく大切な気がするので書いておきます。

 

皆様の参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました。