あそこで熊が踊ってる。

三十路男の書く日々の徒然。

北風よりも太陽を。

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学校には集団に馴染めない子が結構いて。

 

別室で自分のペースで勉強したり、好きなことやったりしてるんですけど。

 

やっぱりそういう子達というのは、はっきり言って社会性がかなり低いんですね。

 

その狭いコミュニティーの中でも自分の気に食わないことがあれば喧嘩するし、勉強は苦手だからやりたがらないし。好きなことだけ毎日やっていたい。

 

大人が間に入ってあげて、うまく折衝してあげないと、他人との関係が築けなかったりするわけです。

 

そんな子達に向けて、学校で「別室生徒だけの自己披露」をやる時間を設けたんですね。

 

日頃みんなと過ごせない子達が、小さいコミュニティーの中で自分の得意なことを披露する。

 

企画した教員は、

 

「彼らはとにかく成功体験がないから、成功する体験を」

 

「みんなの前では出来なくても、小さい集団ならきっと出来るはず」

 

って算段して企画したようです。

 

するとどうでしょう、毎日遅刻してくる子達がその日についてはちゃんと朝から登校してくる。

 

内容はカラオケ大会のようなものになりましたが、みんな大笑いで盛り上がりを見せました。

 

全員が発表し、それぞれが満更でもない顔をしていました。

 

私は今回、こうやって「この子にはどんなスキルが足りないのか?」を考えてアプローチする手法がすごく勉強になると思ったんですよ。

 

少なからずこの子達は「他人と関係性を築く」というスキルがすごく低いわけで。

 

自分がうまく出来ないのが分かっているから、体育祭などの行事にも参加しないわけです。

 

ただそこで諦めるのではなく、「じゃあどのラインだったら達成できるのか」とボーダーを下げて子ども達が楽しめる提案をしてるあたりがとってもいいなって思いましたね。なんか一体感ありましたし。

 

しかしながら、勿論これについても批判はあるわけで。

 

「こんなに甘やかされて、大人に手をかけてもらって、厳しい社会に出られるのか」

 

「結局自分のやりたい事しかやってないじゃないか」

 

こんな声が教員からも上がりました。

 

それも正しいと思うんですけど、でも私は本人達だってそんなことは分かってると思うんですよ。

 

分かってるけど、エネルギーが無くて動き出せないんじゃないかなって。

 

能力のある子は厳しくされても反発で伸びますけど、そうでない子達は厳しくされたら元々少ないエネルギーすり減らすだけですからね。

 

ここは北風よりも太陽的なアプローチで良いんじゃないかなって私は思いましたけど。

 

皆さんはどう思われたでしょうか。

 

という事で、ここ最近勉強になった事を書いておきました。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!