卒業式を見ていて、「ああ、教員の仕事ってここに全部出るんだな」と思う瞬間がありました。
問題を抱え、簡単にはいかないと言われてきた学年。
その学年が、卒業式の日に全員そろって体育館にいたんですーーーーーーーーー。
最近、卒業式がありました。
私は当該学年じゃないんですけど、今回の卒業生というのは、もう小学校の頃から色々と言われて来ていて、学級崩壊を繰り返してるような学年なんですね。
なので授業がなかなか落ち着かなかったり、教室に入れない子が別室に何人もいるような状態だったんです。
保護者も非協力的なところあって、役員もなかなか集められないようなところあったんですけど…。
でも、今年はそこにやり手の校長(ボス)が来て、色んな仕掛けをしていって。
学年のスタッフもその意思を理解して動いて。
結果的になんですけど、
卒業式に子どもも保護者も全員参加した
んですね。
これ当たり前かもしれないですけど、相当すごい事なんですよ。
私何年か教員やってますけど、みんなの知らない所で第二部.第三部って言って集団に馴染めない子に向けて卒業式終わってから個別に対応したりしてるんですよ。
今年に関してはその第二部.第三部がない。
みんなで体育館で一斉にやってスパっと終了したわけです。
私が凄いと思ったのは、
「ボスはこの形を一年前から狙っていた」
ってことなんですね。
明らかにここに持ってくるために色んな仕掛けをしてる。そして、結果として今日の姿があるわけです。
結果だけ見れば一瞬ですが、そこに至るまでの仕込みは、1年分あったんですよ。
この一連の流れを見ていて、ふとハンターハンターのジンの言葉を思い出しました。
「狙った通りに獲物が動けばハンター冥利だろ?道中楽しみたい、それだけさ」
まさにそれみたいだなって思いましたね。

ボスってもしかして星つきのハンターなんじゃないかなって思いましたけどね。(2つ星あたり?)
何にせよ、教員の世界でも狙った通りに人を動かしていけるのかっていうのが一つの実力である事は間違いありません。
同時に今回の卒業式では
「コロナ禍では涙を誘うのが難しい」
ということもわかりました。
何故なら合唱が出来ないからなんですね。
大体卒業式の終盤で合唱があって、歌ってるうちに子ども達に涙が込み上げてくるものなんですが、今年は歌が出来ないので、どうしてもそういう瞬間を作るのが難しいと感じました。
在校生が歌っている間を通り抜けて退場していくのも例年とっても良いのですが、それも出来ず…。
なので私もハンターの一人として、「コロナ禍でも涙を誘う」っていうのを来年は狙いたいなって思いましたね。(まぁ学年どうなるかも分かんないですけど)
とりあえず、そこまでの道中楽しめたらと思います。
結果を出すことも大事だけれど、そこに至るまでの道中を楽しめるかどうか。
それが、教員という仕事の面白さなのかもしれません。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!
【このボスに関するエピソードはこちらから↓】