パーカーが好きである。
なぜ好きか。それはパーカーには小顔効果があるからだ。
私は顔が大きく,則巻千兵衛くらいの身体比率なのである。(アラレちゃん参照)
小さい頃の写真を見返しても1人だけ顔の迫力が違う。他の子より2・3歩前に出たような写真写りなのだ。
そんな私にとってパーカーは必需品。パーカーは顔まわりにフードがあることで小顔効果があるのである。
特にUNIQLO U のパーカーはフードが綺麗に立ち上がるので ,今年の私のお気に入りだったのである。
ブラックとネイビーを購入し,部活中などもずっとこれを着ていたわけである。おかげで5頭身と称された私も6頭身くらいには見えていたんじゃないかと思う。
しかし,そんな私に暗雲が立ち込めた。
というのも同僚から,
「パーカーやめろ」
と言われたのである。
なぜ同僚はこんなことをいうのか。
なぜなら,
うちの学校はパーカー禁止だからである。
(正確には制服の下にパーカーを着て登校するのが禁止)
「お前がパーカーばっかり着るから子ども達が真似したがる」
「校則で禁止している以上,先生も従うべき」
というのが,同僚の意見である。
いいたいことはわかる。しかし,私は猛反発した。私のコンプレックスを無視して勝手なことを言うんじゃない。
「私は制服の下に着ているわけではない」
「そもそも校則にすべて従うべきなら,あなたも化粧しないで学校に来るべきだ」
「大人と子どもは違う」
と徹底抗戦したのである。結果的に無視してずっとパーカーを着続けていた。
私はあまり正統派ではない格好を好むため,ちょくちょくこういう衝突が起こるのである。
ちなみに先日も私の髪型について議論が起こった。
薄毛を気にしている私は一旦坊主にして,今は伸びた頭のサイドとえりあしを刈り上げている。
イメージするならスラムダンクの沢北栄治をイメージしてほしい。(スラムダンク参照)
いや,前述した通り私の顔のサイズから言ったら正確には,赤木剛憲かもしれない。(スラムダンク参照)
これがツーブロック(校則で禁止)ではないかと話題になったのである。ゴリ(私)はこれにまた猛反発したのである。
というのも絶対そう言われると思ってツーブロック(明らかに長さに差をつける)ではなく,フェードカット(短いところからなだらかにつなげる)にしていたからである。
そもそもこちらが薄毛に悩んでおり,その打開策としてようやく辿りついた髪型に,校則だのなんだのを安易に持ち出してくるんじゃないよ,と憤りさえ感じている。
もう一度言うが,人のコンプレックスを無視して適当なことを言わないでほしいのである。
それに,教師が全て子どもと同じように校則に従うということは,教師がヘルメットをして自転車で通勤するということである。
日本中の教師がそうするというのなら,私もパーカーはやめるし,いさぎよくスキンヘッドにする(それも校則違反なのだろうか?)。
しかし,それは違うだろう。大人と子どもは違うのだ。
大人には大人のルールがあり、それを守れば十分じゃないのか。
刈り上げた頭にパーカーを着て,ゴリ(私)はそんなことを思うのである。
追伸
そもそもツーブロック禁止,パーカー禁止っていう校則そのものがよくわからんですよね。どうですかね?みなさん?