教職者K

教育について考えるブログ。

スリランカ料理の紹介

どうも大仏です。

 

大仏先生@ほぼ毎日ブログを書く教師。 (@sunostrism) on Twitter

 

 

スリランカから日本に帰国して8年くらい経つんですけどね。

 

基本的にスリランカって

 

「1日3食カレー」

 

の国なんですよね。

 

私は寺に住んでたので,基本的にお布施を僧侶たちと一緒にもらったりして食べてたんですけど。

 

 

そんな生活を2年もしていたらですね,帰国する頃にはもう…

 

 

スリランカ料理なんぞ見たくも無い。

 

くらい飽きてしまってたんですよね。

 

「やっぱ日本食だろ」

「なんでもかんでも唐辛子かけやがって…」

「味覚に繊細さが足らんのじゃ」

 

 

なんてもうボロクソに言いながら日本に帰ってきてしばらく過ごしてきたんですけど。

 

 

不思議なもんですね,時間が経ってみると

 

 

無性にスリランカのご飯食べたいんですよ。

 

やっぱり染み付いてしまってるんですよね。あの味を体が求めているわけです。もう食べたくて食べたくて。あの時ひどいこと言ってごめんねって感じですよ。

 

 

そこでずっと検索したりしてたんですけど,インド料理と違ってスリランカ料理やってなかなか無いんですよ。

 

 

どっかないかな?と思って探してた中で見つけたのがこちらのお店です。

 

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.hotpepper.jp/strJ001200994/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAaGPz_2Uq66y6QE%253D

 

 

「水タバコ」が気になっていたので検索してたら、スリランカ人がやっている店を発見したわけです。

 

 

これはもしや…

 

スリランカ料理が食えるのでは?

 

 

って思った私はずっと行く機会を伺ってたんですけど,昨日ようやく行けたわけです。

 

こちらが店内。

 

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この見覚えのある国旗…間違いありません…あの国です。

 

オーナーはコロンボ出身のスリランカ人とのことで,久しぶりのシンハラ語も話し,いよいよ待ちに待ったスリランカ料理の登場です。

 

まず出てきたのが、

 

カトレット。

 

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参照元https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=かとれっと&ei=UTF-8&pcarrier=KDDI&pmcc=440&pmnc=51&fr=applep1)

 

(写真撮り忘れたので,ネットより参照)

 

スリランカ経験者の皆さんはもう「うわカトレットから来たか!」って今頃スマホの画面の前でひっくり返ってる頃かと思うんですけど。

 

スリランカドラゴンボール」ことカトレットが目の前に現れたわけですね。

 

簡単いいうとミニコロッケです。香辛料使っているのでスパイシーな味付け。

 

  一口食べると思うはずです…

 

 

「うわぁ,変な味だなぁ…」

 

と。

 

あんまり肉とかを食べない国なので魚なんですけど。これがクセになる。魚の独特の香りが今はたまらなく懐かしかったですね。

 

 

さらに,次に出てきたのは,

 

 

ロティ。

 

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多分今頃スリランカ経験者の皆さんは画面の前で「ロティーーーー!!!!」って絶叫してる頃かと思うんですけどね。

 

スリランカでめちゃくちゃポピュラーなパンみたいなもんですね。

 

小麦粉にココナッツのすり身入れて焼いたもの。ココナッツ入ってるので食感と風味が特徴的です。

 

そして何が嬉しいってさりげなくこのロティにサンボーラがついてることですよ。

 

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「さっサンボーラ!!!!」って言って今頃スリランカ経験者に人たちは,この画面から目が離せなくなってる頃かと思うんですけどね。

 

このさりげなさたまらないですよね。これはココナッツを削ってライムとか唐辛子とかで味付けしたむこうのふりかけみたいなもんなんです。

 

日本でいう一味?七味?山椒?みたいな感じにも近くて「なんかもう一味欲しい」って時には欠かせないわけですよ。

 

つってっもココナッツですからね。最初超絶嫌いだったんですけど,もう慣れてくるとこれないとスリランカ料理じゃないですね。

 

久しぶりのサンボーラはちょっと日本人向けな味付けだったけど,十分満足でした。

 

さらにこちらのホディ(カレー)。

 

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先ほどのロティをこれにつけていただきます。むこうではほとんど肉は食べませんけど,こちらは鶏肉がゴロゴロ入ったカレー。現地人からしたら超贅沢品ですね。

 

そして最後に出てきたのがなんと…

 

コットゥロティ。

 

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「コッコットゥロティ!!!!!!!!!!」

 

って今頃スリランカ経験者の皆さんはそのあまりの懐かしさからもう失禁してる頃かと思うんですよね。(続きは着替えてからお読みください)

 

これはスリランカの屋台の味。

 

先ほどのロティ細かく刻んでカタカタカタカタ刻みながら,野菜などと一緒に鉄板で炒めたもの。

 

むこうだとオプションとして卵とか鶏肉をチョイスできます。

 

私これ大好きで。よく買って,アラック(ココナッツの蒸留酒)を飲むつまみにしていました。

 

このお店ではかなり日本人向けにチーズがトッピングされていました。

 

さらには水タバコまで。

 

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ちなみにスリランカにこんな小洒落たものはないですけどね。

 

そしてこちらのお店,

 

飲み放題,さらに上記の料理&水タバコがついて1人3000円という破格の値段でしたね。

 

もしスリランカ料理が食べてみたいというかたいらっしゃいましたら良かったらどうぞ。

 

 

追伸

いやぁ,スリランカ料理も食えたし,教育の話も出来たし,すごく楽しかったですね。

 

そういえばこのブログもう少し続けていったら,

オフ会がやってみたい

と思っている今日この頃です。そこを次の目標にしてみようかなと。まっ今のところ全然読者いないんですけどね。

 

今年の冬休みに計画したいなと思っております。それまでこのブログ続いているように頑張ります。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

今私がハマってるYouTuber,仙台のかっつーさんの話。

どうも大仏です。

 

大仏先生@ほぼ毎日ブログを書く教師。 (@sunostrism) on Twitter

 

最近もうほとんどテレビ見ないんですよね。なのでYouTube とかnewspicksとかで気になる動画見てるんですけど。

 

そんな中で応援したいなと思った人を見つけてしまったので、紹介します。

 

今回紹介するのは,

 

YouTuberのかっつーさんです。

かっつー (@kattu0403) on Twitter

 

かっつーさんのチャンネルはこちら。↓

https://m.youtube.com/channel/UC_MTz4eFIPt2ihuqFk8tMqQ

 

今回はその魅力を書いてみようかと思います。

 

 

戦略が勉強になる

このかっつーさん,群雄割拠のYOUTUBE界で一気に登録者数伸ばしてるんですけど,その戦略がめちゃくちゃ勉強になるんです。

 

というのも他のYOUTUBERとの差別化がすごいんです。

 

他の人が「どっきり」とか「やってみた」とかの動画をあげている中で,かっつーさんは今のところ,

 

「仙台あるある」

高専出身だからこそ言える高専の闇」

「銀だこでバイトしてた経験を語る」

 

などの本人しか語れないような超せまいところで動画作っているんです。これがブルーオーシャンになってるわけですね。それで再生回数伸ばしていると。

 

これ見てて,「特別なことしなくても,その人のこれまでの人生そのものが武器になるんだな」ってすごく勉強になったんですよ。

 

こういうところから20代前半なのに相当勉強してるのが透けて見えるんですよね。私はこういう生真面目な男が大好きなのです。

独特のワードセンス

 これ上の戦略にも通じるんですけど,かっつーさんの動画を見ていると特定のワードを連呼しています。

 

まずよく言っているのが,

 

「鎮座。」

 

単純に座っていることに対して「鎮座」という言葉を使うわけです。

 

さらに,

 

「いい感じ。」

 

 

「このブログをいい感じにしたい」

 

「いい感じにしていく」

 

とことあるごとにこの「いい感じ」というぼんやりしたキーワードを使ってくるんですね。よくわからないですけど妙な中毒性があります。

 

さらに,

 

「プロ銀ダカー。」

 

銀だこでバイトしててめっちゃたこ焼き焼くの上手い人のことをこう呼んでいるそうです。自分のキャラクターを際立たせるのが上手なんですよね。(←勉強になります)

 

ということでかっつーさんの動画にはこれらの言葉がふんだんに使われています。

 

前田祐二さんも

 

「熱狂するコミュニティには共通言語が必要」

 

と言っていますが,これらを連呼することによって動画を見ている人達への共通言語にしちゃっているわけです。

 

一見ふざけているように見えてかなり計算してやってくるわけですよ。この辺もめちゃくちゃ勉強になるなぁと。

 

前田祐二さんの言っている共通言語については以前書いたのでそちらもよければどうぞ↓)

 

 

 

suno200002000.hatenablog.com

 

 

絶対いい子

 

こちらの動画を見てください。こちら代表作とも言える仙台あるある20連発。

 


【仙台あるある】超速20連発!

 

小気味良いテンポと構成が素晴らしいじゃないですか。

 

そしてこちらが初期のもの。

 


かっつーの自己紹介動画

 

これ比べてみるとわかりますけど,

 

 

努力半端ないでしょ。

 

めちゃくちゃ研究してブラッシュアップしてるのがわかるでしょ。(3分の動画作るのに5時間くらいかけてるそうです)

 

 

なんでもう私としては娘の成長を見守るような気持ちでかっつーさんの動画を見ているわけですよ。

 

ちなみにもともとはブロガーだったみたいで。

 

この記事読んでみてくださいよ。

 

「感謝の正拳突き一万回」ってどれくらい時間かかるの?実際にやってみた_PR | どっちかっつーと。

 

HUNTER×HUNTERっていう漫画に1日一万回正拳突きを繰り返すっていうシーンがあるんですけど、それを再現しています。

 

私も毎日のように文章書いてますからわかりますけどね,

 

これめちゃくちゃ頑張らないと書けないでしょ。

 

ふざけているように見えてやってることはもうガチもガチ。その裏の努力が透けて見えるから好きなんです。

 

それにどの年代が見ても好感持てる内容で人を傷つけない。いつでも安心して見られる。

 

ということで私としてはこういう男に成功してほしいと心から思っていますので,今回ご紹介させていただいた次第です。

 

頑張れ,かっつー!

 

 

追伸

今度オフ会あったら行ってみたいなぁ。笑 応援してます◎

アパレルでバイトしていた時の思い出を書いてみる。

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どうも大仏です。大仏先生@ほぼ毎日ブログを書く教師。 (@sunostrism) on Twitter

 

昨日の続きみたいな話なんですけど。

 

実は私,大学卒業して協力隊として訓練に入るまでの間,

 

軽井沢のアウトレットでバイト

 

してたんですよね。えぇ。あの東の横綱と言われるあの超巨大アウトレットモールですよ。

 

夏になるとセールとかでめちゃくちゃ忙しかったことを思い出すので,今回はその思い出を書いてみようかなと思うわけですーーーーーーーーーーーー。

 

私としてはフリーターやるなんて二度とない機会だろうと思ったので一度でいいから自分が好きなアパレルでバイトしてみたいと思っていたわけなんですよね。

 

そこで最初履歴書送ったのが,

 

 

「ビー◯ス」

 

 

なんですよ。ほらあの誰もが聞いたことがあるあのセレクトショップですよ。

 

でですね,

 

私ここでも落ちまして。

 

「教採だけじゃなくてアパレルまで俺を拒絶すんのかよ…」

 

ってさらに凹んだわけですよ。

 

多分坊主頭で履歴書出してたから「うわっ野球部応募してきちゃった」って思われたんじゃないかと考察しております。

 

 

んで渋々そのビー◯スの真ん前にある

 

某スポーツブランド

 

の店でバイトすることになったわけですよ。

 

私としてはですね,なんとか店の役に立ちたいと思うわけですね。ほら私ってホスピタリティの塊じゃないですか。

 

でも先輩方みたいに服とかブランドへの知識があるわけじゃないんですね。

 

別にオシャレに関して知識があるわけでもないですし。

 

んじゃあどうしようかと思ったら

 

とりあえず部活みたいに声張りあげてた

 

んですよね。(←結局野球部か)

 

 

「本日セール最終日でーす」

 

「2点買うと一点半額でーす」

 

なんて言葉をひたすら腹から声出して言ってたわけです。目の前のビー◯スに向かって。

 

お前らセールしてんのかと。お高くとまってんじゃねえぞと。お前らが落とした男がここにいるぞと。

 

 

そういう気持ちを込めてビー◯スのお洒落ボーイ達に向かってジャージ着た男がシャウトしていたわけですね。

 

 

さらに接客では知識がないのでひたすら笑いだけを求めました。こんな感じ。

 

客「これ可愛い!」

 

私「お客様お目が高い。これ人気なんですよ。でも実はこれ,別の色がさらに可愛いんですよ」

 

客「えっ気になる…見せてもらってもいいですか?」

 

私「実は…もうないんです

 

       昨日売り切れました

 

客「…君…なかなかムカつくね。」

 

なんて言ってみたり。

 

女性客「このバッグどっちもいいなぁ…迷ってるんですけど,お兄さんはどっちがいいと思いますか?」

 

私「ちなみに私はこっち買いました。他にないデザインがいいですよね。

 

でもちょっと持った時に重たいのでお客様が,

 

野球部で肩を大事にされている

 

という場合はあまりオススメしていません。ちなみに何部ですか?」

 

客「吹奏楽部です」

 

私「じゃあ大丈夫ですね。ギリギリあのホルンの丸い部分くらいだったら入ると思いますよ」

 

みたいな感じですね。

 

今文字に起こしてみても思いますけど,

 

ひどいですね。

 

まぁでも私なりにせっかく来てもらった人に楽しんでもらおうって思ってやってた結果ですよね。(←求めてない)

 

ちなみに

 

「従業員は安く買えるの?」

 

とよく聞かれましたが,

 

月一枚無料でもらえて,それを仕事着として着ていい。

 

という素晴らしいシステムがありました。

 

ただし、仕事着として着ていいのは,その時に店頭に並んでいるもののみです。

 

なのであんまりにもデザインのいいものをもらってしまうと,すぐ売り切れてしまって結局自腹購入する必要が出てきたりするんですね。

 

だからみんなあんまり売れなそうなやつをもらってずっと着てたりしてましたね。

 

ただ私はやっぱり自分が欲しいものが欲しいですから。

 

残り枚数少なくても自分が一番欲しい服おもらって。売り切れたら,一番安いTシャツを買って着るという姑息な戦法をとっていました。

 

あとお客さんも変わっていて。

 

軽井沢だったんでお金持ちも多く来るわけです。

 

駐車場には外車のオンパレード。

 

さらには子豚くらい丸々食えるんじゃないかっていうぐらいでかい犬を2匹ぐらい連れて歩いている人がいたり。

 

自分の体よりでかいんじゃないかっていうぐらいでかい犬をつれているおばあちゃんがいたり。

 

まぁつまり何が言いたいかというと,

 

犬がデカい

 

ってことなんですよね。

 

あと,明らかにおじさんが,若い女の人つれて,ゴルフ用品選んでいてですね。

 

「これもいい。あれも欲しい」

「これ色違いで全部ちょうだい」

 

なんてやってる間に会計が15万とかいったこともありました。

 

金持ちって本当にいるんだな…

 

と大学卒業したてで世間をよく知らなかった私は思ったものです。

 

そしてこの店では決められた手順にそって接客を行なっているかを,

 

ミステリーショッパー

 

なる人がチェックに来るわけですね。

 

本部から来てお客さんのフリして接客のチェックをして後日店に採点結果が送られて来るわけです。

 

ただこれがですね,

 

 

だいたい外人

 

なんですよ。その内部極秘採点者が金髪で鼻が高くてやたら目立つわけです。海外のブランドだったので。

 

 

だからもう明らかに外人がぐいぐい商品について説明求めてきたら間違いなく,ミステリーショッパーなわけですよ。

 

もうみんな一ミリもマニュアル外れないように接客するわけですね。

 

おかげでいつも高評価でした。

 

そういえば私以外の人たちはみんなフリーターで本気で仕事しながら正社員になるのを目指していましたね。

 

あの人たちは今どこにいるんだろうかと。

 

そんなことが懐かしくなる今日この頃なのです。

 

追伸

各ブランドの戦略みたいなものがすごく聞いてて面白かったですね。東京の本社にまで研修行かせてもらったり(バイトなのに)いやぁいい思い出ですね。やれて良かった。

教員採用試験に受かる方法。

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どうも大仏です。

 

大仏先生@ほぼ毎日ブログを書く教師。 (@sunostrism) on Twitter

 

いや暑いですね。溶けそうですよ本当に。

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

そういえば最近このブログを見るようになって私のことをあんまり知らないけど見てるという方もいらっしゃることかと思いますので,

 

自己紹介がてら私の教員採用試験の思い出を振り返ろうかと。

 

さらには教員採用試験の受かり方についての考察を今回は書いてみようかと思います。

 

 

これから教採を受けるという方,大学生の方々に参考にしていただければ幸いです。

 

思い出すのは10年前の夏ーーーーーーーー。

 

 

当時私大学四年生だったんですけど,

 

 

この夏の時期に地元の教員採用試験受けまして。

 

っていうかもう

 

「俺は受かるだろ」

 

「俺採らなくて誰とんの?」

 

っていうぐらい受かる気満々だったんですよ。

 

「なんでそんなに自信あんの?」

 

ってみなさん思うと思うんですけど。

 

そんなに自信があったのにもちゃんと理由がありまして。

 

というのも直前に受けた教員採用試験の模試みたいなやつで,私,

 

「全国2位」

 

だったんですよね。

 

周りと比べてもぶっちぎりの点数だったわけですよ。

 

 

「なんだよ楽勝じゃん」

 

 

みたいな。完全に天狗になったわけです。

 

というのも死ぬほど勉強してましたからね。毎日図書館でずっと勉強してましたから。

 

大学3年の冬から一切浮かれることなく採用試験に向けて勉強ばっかしてたわけですよ。

 

もう教師になることが中学の頃からの夢だったわけでして。脇目も振らずに勉強してたわけですよ。

 

それに勉強だけじゃなくて面接で想定される質問のパターンをノート一冊まるまる全部書いて,自分なりの120点の答え書きまくって丸暗記したりもしたんですよ。

 

それを毎日鏡に向かって1時間くらいずーっと面接喋る練習して。

 

弟つかまえて「ちょっと面接の練習してくんない?」って言って想定練習して。

 

んでそこまでやりましたから,私としてはもう最強装備のつもりだったんですね。

 

なんかもう,教採なんて楽勝だろうと。俺くらいやってるやつ他にいんのかって。

 

ミューツー捕まえてなおマサラタウンで戦ってるプレイヤーみたいな気でいたわけですよ。

 

面接官なんぞポッポとかキャタピー,いってもトランセルぐらいのもんだろうと。

 

トランセルなんぞ「かたくなる」ぐらいしかできないだろうと。

 

 

 

だからもう余裕で通るだろうって思った教員採用試験だったんですけどね。

 

いざ本番になると緊張してガチガチで私の方が「かたくなる」っていうトランセル状態だったんですけど。

 

まぁペーパーもかけたし,面接も喋れたし多分大丈夫だろうと。

 

後日家に通知が送られてきまして。

 

結果,

 

一次試験で落ちたんですよ。

 

 

びっくりしましたよね。

 

え?うそ?一次で?

 

って思いましたもん。

 

いやペーパーテストも簡単だったし,面接も喋れたんですよ。

 

でも結果見てみると,

 

 

なんとですね

 

 

面接が最低評価

 

だったんですね。

 

(わかんないですけど,生意気に映ったのかな?こいつなんかやたらぐいぐい来てヤバそうだなと思われたのかも笑)

 

結果のプリント見たとき,呆然としたし,涙止まんなかったですね。

 

こんなに勉強したのにって思いましたよ。

 

 

あと努力してもダメなこともあんだなって。

 

 

中学校から教師になりたくてそれだけ考えて勉強してきましたから,目の前の橋が外されちゃった絶望感に苛まれましたよね。

 

周りの受かってる友達がもう羨ましくて羨ましくて。

 

自分だけが社会から取り残されてくみたいな感覚があって。

 

んで私はその自分に足りない人間性みたいなものを高めようと青年海外協力隊として発展途上国にいこうと思ったわけですね。

 

そしてそこでも寺に住みながら修行してですね。

 

子ども達にバレー教えて他の人にできない経験をしまくってきたわけです。

 

そして帰国してからは「無職」っていう肩書きになって,不安でもう毎晩吐きそうになりながら勉強しまくって。

 

協力隊の経験をまとめて万全の体制で教員採用試験受けたんですよ。

 

 

その結果,

 

 

また落ちましてね。

2回目)

 

 

いやまじかと。海外行ってこんだけ勉強してまた落ちんのかいと。もうどうしていいかわからないですよね。

 

でもその時同時に受けていた県になんとか受かって今はお世話になっているわけです。(ホントありがたや)

 

ただですね,私一応長男なんですね。

 

 

なんかこう実家のことどうすんだっていうこともありまして。実はさらに受けたんですよ,地元を。

 

担任も他県で3年やって落ち着いてきて卒業生も出したタイミングで。

 

これまでの反省を生かしてあんまり目立ちすぎないようにしました。さらに忙しい合間をぬって勉強も夜の隙間の時間にやって。

 

 

さらにすでに担任としても顧問としても経験積めていましたから,さすがにもうなんとかなるだろうと思ったわけです。

 

 

そして,3回目の正直で受けた地元の採用試験だったんですけどね,

 

 

落ちたんですよ。

(3回目)。

 

 

またしても面接でアウトです。さすがに私ももう打つ手がないですよね。(←よく教師やってるな)

 

 

 

「三度目の正直」じゃなくて「二度あることは三度ある」の方だったかってもう凹んで凹んで。

 

 

もう二度と受けないぞ

 

 

と固く心に誓っているわけです。

 

ということで今回の結論です。

 

 

「どうしたら教員採用試験に受かるのか?」

 

 

 

その問いに対する答えなんですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って感じですかね。

 

現場からは以上です。

 

今日も読んでくださりありがとうございました!

 

 

追伸

まぁ倍率が下がり続けてるのでいつか応募者全員合格みたいな日が来るかも知んないですけどね。まぁ多分こういう好きなこと好きに書くやつは面倒だし嫌なんじゃないかな?と想像しております。みなさんの参考になれば幸いです。(←なるか。)

 

 

 

 

 

 

 

 

勉強は大事だがそれ以上に遊ぶことが大切だと考えている話。

娘を「0歳から公文に通わせている」ということを前に書きまして。

 

 

suno200002000.hatenablog.com

suno200002000.hatenablog.com

 

 

 

そう言うと,

 

「学校の先生って自分の子どもにも勉強を強要すんだな」

 

とか

 

「子どもを勉強漬けにしていくつもりなのね!ひどい!」

 

なんて言われそうで嫌なので一応書いておきたいんですけど、

 

私は勉強より遊ぶことの方がずっと大切なんじゃないか

 

と思ってるわけですよ。

 

なぜなら,遊びには正解がなく,そのことがより実社会に近いからです。

 

ちょっと補足しましょう。

 

 

世の中にあるいろんな問題には,テストのように画一的な答えなんてないと思うんですね。

 

「どうしたらお金持ちになれるのか?」

「どうしたら有名になれるのか?」

「可愛い彼女を作るには?」

 

それらのみんなが抱く疑問に対して,答えに近いものはあるのかもしれないですけど,絶対的な答えなどないはずじゃないですか。(あったらみんな金持ちになってるはずだし)

 

 

だから「唯一絶対の答えを探し出す」ことより「その場にある最適解」を探すことが,人生を生きる上ではより多くあると思うんですよ。

 

 

その点「遊び」というのは,その場にある正解っぽいものを探す最高の場所なんじゃないかと。

 

例えば野球をやろうという時。

 

ちゃんとした野球をやろうと思ったら人数が18人揃わないとできないですよね。

 

でもそんなに人数が集まるはずがないから,じゃあ「内野だけの守備にしてやってみよう」なんて話になる。

 

それだと外野にぽんぽんボールが飛んでいってしまって面白くないから,「じゃああんまりボールが飛ばないようにサッカーボールを使ってキックベースにしよう」なんて自然に頭をひねって工夫する。

 

そうやって子どもたちは最適解を探していくわけです。

 

そういう問題解決こそが実社会に起こる問題に近いんじゃないかなと。

 

そういう意味でも自分の子には勉強以上に遊びを大切にしたいと考えているわけですよ。

 

んじゃあお前の家は何をしとんのじゃ?

 

と言う話になってくると思うんですけど,我が家で現在遊んでいるのが積み木と絵本ですね。

 

 

こちら出産祝いにいただいた積み木。

 

オリジナル積み木 M

オリジナル積み木 M

 

(Hくんありがとう)

 

 

こちらを使って遊んでいるわけです。。

 

さらにこちらもいただいた絵本とぬいぐるみのセット。

 

くだものさん 絵本&みかんさんぬいぐるみセット ([バラエティ])

くだものさん 絵本&みかんさんぬいぐるみセット ([バラエティ])

 

 

(Aさんありがとう)

 

 

みかんのお手玉がセットでついてくる。

 

この積み木と絵本を組み合わせて最近の我が家は遊んでいるわけですよ。

 

ちなみに勘違いして欲しくないんですけど、

 

遊んでいるのは娘(1歳)ではなく,私(33歳)です。

 

どうしたらこのシンプルな積み木を使っていいおっさん(33歳)が楽しめるのかを私は真剣に考えているわけです。

 

ちなみに行き着いたのは,

 

 

「積み木とお手玉をいかにアーティスティックに積み上げられるか」

 

というアート的な楽しみ方。

 

 

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いかがでしょうか。木とオレンジのコントラスト。一回一回見せるオレンジと積み木の表情の違い。生け花のような楽しみ方をしているわけですね。

 

これを見ておじさん(33歳)は「うーん,もう少しバランスが🤔」と日夜頭を悩ませているときたもんだ。

 

ちなみにこちらの作品は毎回娘が最後に壊すことによって完成する。

 

 

近寄ってきて…

 

 

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(gifの作り方を最近学んだ)

 

 

これで完成。

 

一切の遠慮なし。同じ作品を二度作ることは不可能。

 

ちなみに上の作品は少子高齢化による日本社会の崩壊をイメージした作品となっている。(←アホか)

 

 

と私はこのような遊び方を見出し,日夜作品作りに取り組んでいたわけですね。

 

しかし。

 

 

その辺子どもの発想はすごいんですよね。

 

私の一歩先を行きます。

 

 

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まさかの積み木を使わないスタイル。

 

私は積み木を使うことにばかりとらわれていたんですけど、まさかの全く使わず見事に他のおもちゃとみかんを融合させてきたわけです。

 

ピカソゴッホ以来の衝撃でしたね。

 

ということで,今回は遊びがいかに大切であるかを私なりに書いてみた次第です。

 

 

ちなみにこれからの夏休み,私に会う人もいるかと思うんですけど、お願いだからこのブログのことは妻に黙っていて欲しいというね。

 

(こんなアホなことを世間様に向けて書いていることを間違いなく怒られる。さらに家の中を晒すなとも怒られる)

 

ということで,私も娘の遊びに付き合っていかに自分も楽しめるかを日々思考錯誤しております。

 

皆さま良い夏休みを。

 

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(この終わり方が今回の最適解だと信じている)

 

 

夏休み中の先生達は何をしているのか?

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「夏休み中の先生達って暇なんでしょ?」

 

「夏休みがあるなんて楽な仕事だよね」

 

とよく言われるのである。

 

夏休み中は学校に生徒が来ないわけで学校はたしかに休みになっている。

 

 

しかし,この1ヶ月近くの期間に教員が何もしていないかといえばそうでもないのである。

 

今回は一般の皆様が思われる

 

「夏休み中の先生達は何をしているのか?」

 

について書いて見たいと思う。

 

 

 


部活

 

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中学校ではやはり部活の練習が日中のメインになってくる。

 

2学期が始まるとすぐ駅伝大会がひかえているので,熱心な部活動だと,

 

(早朝)駅伝

(午前)宿題・勉強を部活でやる

(昼)休憩

(午後)部活の練習        解散

 

という流れで夏休みといえどほぼ一日中生徒を拘束しているところもある。子どもが活動すれば当然先生達も一日中それに張り付くことになる。

 

部活は教員の裁量で練習計画を決められるので,はっきり言ってやらなくても何も問題ない。

 

なので「夏休み中は部活なし」 として休みを取ることも出来る。

 

しかし,実際のところ夏休みがあけるとすぐに新人戦が待っていることもあり,練習があまりに少ないとなると,クレームも出やすい。

 

加熱する部活熱を抑える目的もあり,

 

最近では

 

「夏休み中は土日の部活なし(ただし,大会は認める)」

 

 

としている市町村が多いのだが,夏休み中も部活動は教員の時間を大幅にとる一因になっている。

 

ちなみに部活動がない小学校の先生だと,この夏休みに休みをガバッととって海外旅行なんて人もいるようである。


各種大会の運営・引率

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夏休みが入ってすぐに県大会,さらには吹奏楽部の大会なども入ってくる。

 

そしてここからお盆期間にかけて全国大会など中体連の上位大会が行われるのである。

 

大変なのは学校で誰かが勝ち進んだ時である。

 

 

チーム競技はなかなかないが,個人競技でたまにあるのが,校外で活動している子が中体連の大会で勝ち上がるケースである。

 

このような場合も,教員の誰かがが引率しなければならない。

 

なので,

 

「一回も練習を見たことないけれど,外部で体操やってる子が勝ち上がって全国大会に出るから九州まで出張に行く」

 

「スキーの全国大会の引率で新潟へ…」

 

 

なんてこともありうるわけである。

 

また上位大会の当番県になっている場合は,大会の運営に協力しなければならない。

 

県外から来るチームのための宿の確保や,練習場所の確保,当日の運営,審判の割り当てなど,これも大変な仕事となっている。

 

いや部活って負担でかいな,しかし。

 

教育相談

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この夏休み中にだいたいどこでも教育相談が行われている。

 

3年生は親子での三者面談をして,夏休み中の生活の様子や進路に向けての方向性を確認する。

 

部活に参加していない場合など,夏休みには学校に全く来ない生徒もいるので,夏休み中の生活の様子や家庭との連携を取る場となっている。

 

1人30分として1日6人ほど。1週間くらいはこれで半日が終了していく。

 

半日部活で半日教育相談。

 

だいたいこれで夏休みの4分の1が終了するのである。


免許更新講習

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免許更新講習が導入され,10年に一度教員免許の更新を行わなければならない。

 

 

ちなみに自腹である。

 

数万円という大金を大学に払い,自腹で交通費まで払い,自分で手続きをして受ける。

 

正直受けたくないが更新を忘れた場合は失効してしまうので,教壇に立てなくなる。

 

 

もっというなれば生徒も

 

免許ない奴の授業うけてた

                 ↓

授業ちゃんと受けてない

 

ことになり,やり直しになる可能性もある。

 

ちなみにこのような手間をかけて更新させる割には,

 

「最近先生足りないよね」

「講師も集まらんな」

「じゃあ免許なくても教壇立てるようにしちゃおうか」

 

という流れを取っている自治体もあるようであり,その辺のところがなんともアンビバレントな話である。

 

ちなみに更新できない不適格な先生はいるのかといえばほぼいない。

 

大学だって単位出さないということはその先生の仕事を奪うことになるわけだからそう簡単にそんなことはできない。

 

いる?ねぇこの制度いる?

 

ちなみに私は「生類憐れみの令」以来の悪法だと思っている。

 

(ちなみに授業サボって中抜けした先生が単位落として更新できなかったという例はあるようです←そいつが悪い。反論の余地なし。)

 

 

健康診断

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もある。基本教員は真面目なので朝早くから並ぶ。

 

大会等でいけない場合は他の市町村の健康診断に並ぶ。

 

体が資本なのでめちゃくちゃ大事。しかし毎回思うのだが,歯のチェックもしてほしい。

 

日頃忙しくて歯医者に通えないのである。

 

大人の健康診断になぜ歯のチェックがないのか私には疑問。

 

健康診断の歯の検診の義務化を強く訴えたい。

 

諸評簿のチェック

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子ども達の目に触れることはほぼないが,諸評簿を整理し間違いがないかチェックするという仕事もあるのである。

 

わかりやすいのは出席簿だ。

 

さらには週案(週ごとの計画)や,年間の指導計画などを整えて提出し,この夏休みに管理職からのチェックを受ける。

 

大事であるのは分かるが,最近の働き方改革の流れもあって簡略化,もしくは提出しない学校も増えている。(←出さなくてもいいのかよ)

 

ちなみに私がいるところはもれなくすべて提出。明らかに時代に逆行している。教育界のサケの遡上。

 

早くなんとかしてほしい。

 


学習補助

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夏休み中も学校で勉強したいという生徒のために学校を解放し,学習補助を行う。

 

やるのは大抵夏休みの宿題の残り。

 

家では集中できないという生徒もいるので,夏休みといえど,授業みたいなこんなこともやる。

 

まぁ教師だしね。そりゃそうだわな。


2学期の準備

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これ大事。

 

2学期はやく帰るためにはいかにこの夏休みの生徒がいないうちに先読みして準備を進められるかが大切である。

 

ちなみに私はこの夏,

 

2週間分の授業づくりと,

 

教育論文の執筆,

 

新人戦の要項作り・計画,

 

生徒会の企画の立案・準備

 

生徒会のスライドづくり

 

をこの夏休み中にやるつもりである。

 

 

ということで,今回の結論。

 

 

け。

 

現場からは以上です。

 

本日も読んでくださりありがとうございました。

 

娘(1歳)が通う公文の学習発表会に行ってみた。

(順番前後してすいません。)

 

話の流れがわからない方は先にこちらをご覧ください↓

 

 

suno200002000.hatenablog.com

 

 

 

娘の公文の学習発表会に行って見たわけです。

 

会場は,近所の公民館みたいな場所。

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ここにて日頃の取り組みを発表するわけです。

 

例えば演題であったのが,

 

幼稚園の年中さん(5歳)が繰り上がりの2桁の数字の足し算を繰り上がりを書かないで解くパフォーマンス。

 

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手元がスクリーンで映し出されます。

 

黙々と解いて、最後に先生がその場で丸付けをして終了。

 

中学生でもできない子はできないですからね。たしかにすごいなぁと。

 

他にも

 

「絵本2万冊読みました」

 

っていう3歳児とかもいましたね。

(いや2万冊読む親がすげえよ)

 

他にも

 

小5 がトーマスマンの「神童」音読したり。

(俺も読んだことねぇよ)

 

一番可愛かったのは2歳の子ですね。

 

先生がことわざを読むと下の言葉を答えるという発表内容です。

 

先「猿も木から?」

 

子「おひる」

 

先「石の上にも?」

 

子「しゃんねぇん」

 

先「立つ鳥?」

 

子「あおをにおさす」

 

 

みたいな感じです。

 

舌足らずで言いきれてない辺りがたまらないですよね。

 

 

まぁいろんな子の発表見てて思ったのは、

 

正直なところ…

 

「別に天才ではないんだな」

 

っていうことなんですよ。

 

失礼かもしれませんが,正直びっくりするほどの天才児だとは思いませんでした。

 

でもみんな親が教育熱心でトレーニングを積み重ねたことで本来の年齢の二、三歳上回ったことやることが出来ているっていう印象でした。

 

親の教育ってやっぱり子どもに影響するんだなぁと改めて思いましたね。

 

そして教員として思ったのは,

 

「こういう子に学校の授業で満足を与えるのって難しいよな…」

 

ということなんです。

 

だって繰り上がり書かずに計算できる子からしたら最初にやる「1足す3は?」みたいな授業なんて馬鹿らしいじゃないですか。「いやそれに1時間かける?」「え?みんなこれわからんの?」とか思っちゃいそうですよね。

 

だからそういう子(吹きこぼれの子)も満足する授業づくりって難しいし,プロとしてそこをクリアしていかないといけないなと改めて思いましたね。

 

そしてですね,

 

そうこうしているうちに

 

 

うちの娘の出番が。

 

もうはじめての娘の晴れ舞台なんで私もちょっと緊張しちゃいましてね。

 

喋れない,計算できない,動けない,そんな逆の方向に三拍子揃ってる我が娘は一体何をみせてくれるのか。

 

 

うちの娘の演目,

 

それが…

 

 

 

「いないいいないばぁ。」

 

 

でした。

 

 

なんということでしょう。

 

「先生がうちの娘にいないいないばぁをする」

 

 

「笑う」

 

のコンビネーションをひたすら観客に見せつけていきます。

 

私は思いましたね。

 

「我々は何を見せられているんだろうか…」

 

って。

 

まぁみんな優しくて和やかな笑いが起こったんですけども。

 

結局娘はだんだんと,いないいないばあにも飽きて客席の方をみて奇声をあげ始めるというね。

 

まぁいい経験といったところでしょうか。

 

 

ちなみに公文は行かせてますけど、私の教育方針としては正直いい大学行って欲しいとか,そんなこと少しも思ってなくてですね。(バレーも別にやらせたいとも思ってないです。本人がやりたくないこと押し付けても仕方ないので。)

 

ただ,生きていく上で困らないぐらいの力をつけてあげたいなとは思ってるわけです。

 

夏休みぐらいは父親らしいことしてやらんとなと思う最近です。

 

追伸

いやぁいい経験しましたね。まっいつかこのいないいないばあにも意味があったと思える日が来ることを祈っております笑 今日も読んでくださりありがとうございました。

 

 

大船渡の佐々木朗希選手が高校野球の地方予選の決勝で敗退した一件について思うこと。

 

 

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さて今年も高校野球が大きな話題になっているようである。

 

特に話題になっているのがこのニュース。

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6331321

 

岩手県高校野球の予選で,プロ注目の佐々木投手が監督判断により決勝戦で投げず,チームは敗退。

 

これについて賛否両論があるようである。

 

学校の方には,

 

「なぜ投げさせない?」

「どういうつもりだ!」

 

と抗議の電話が止まらないらしい。

 

私も同じ部活という立場で,監督をしている身なので,この件について今回は思うところを書いてみたいーーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

 

まずツイッターを見ると,この監督の判断に対して多くの教員が,

 

「結果よりも選手のことを考えた名監督」

「選手の未来を考えた素晴らしい判断」

「のちのち道徳の教科書に載せるべき」

 

などの好意的な意見をあげていた。

 

私としても選手の将来を考えて目先の結果にとらわれず,選手の将来を考えた監督の采配には見習うべきところがあると思った。

 

しかし、もっというなら,

 

この決断を選手達自身ができたらもっと良かったのではないか

 

と私は思ったのである。

 

なんというか,正直私が同じチームメイトだったら,

 

「いや甲子園行きたいよ」

「そのために佐々木についてきたんだよ」

「俺たちの三年間終わっちゃうじゃん」

「監督どうして…」

 

と思ってしまうのではないだろうか。

 

というか部活動とは本来生徒達の自主的な活動のはずである。

 

だから監督からトップダウンで「決勝に佐々木は出さない」というのは,結局部活動が大人のものになっている証拠ではないかと思ったのである。

 

だから選手達にもう少し委ねてみても良かったのではないだろうか。

 

 

「いやお前,選手に決めさせたら出たいっていうに決まってんだろ」

 

という意見もあるだろう。たしかにそういう意見は多いだろう。しかし,本当にそこまで一方的な話になってしまうのだろうか。

 

もし私が監督で「将来のためにもこの試合は絶対に佐々木には投げさせられない」と思ったら,その理由を他の選手にしっかり説明する。それがこれまで頑張ってついてきた他の部員や応援してくれた親への義務だと思うからだ。

 

「今ここで投げることがいかに負担になるか」

「日本の未来を担う人材をここで潰したくない」

「結果よりも選手を大事にするチームでありたい」

 

そんな監督の思いをしっかり伝えた上で生徒達に判断を委ねるかもしれない。

 

そしてもし生徒達自身が「決勝は佐々木抜きでやりきろう」と出した結論だったら,この報道はもっと好意的に,さらなる美談として受け止められたのではないだろうか。

 

たとえ失敗したとしても,それは生徒にとって今後の人生の反省材料にもなるし,佐々木投手にとってもプロの世界で頑張るエネルギーになるのではないかと思うのである。

 

そしてもう一点この件について思ったことがある。

 

それが,

 

「決勝で佐々木投手に投げさせるようなうまい温存の仕方はなかったのか」

 

ということである。

 

決勝にいたるまでの佐々木投手の投球数を見ると,

 

二回戦 投球数19

三回戦 投球数93

4回戦  投球数194

準々決勝 登板なし(←準決のため温存)

準決勝  投球数129

決勝    登板なし(←将来のため温存)

 

であり,「投げた後はちゃんと休ませる」という監督の意向はしっかりと反映されている。

 

しかし,準々決勝で一関工に5ー0で快勝している点を見ると,もう少し早い段階で交代させて決勝のために温存することはできたのではないかと思うのである。

 

ということで,このニュースについての結論だが,私としては,

 

選手をちゃんと休ませるという監督の意向は素晴らしい。でもそのプロセスにはもう少しやり方があったのではないか?

 

というのが私の考えである。

 

そしてさらにいうなら,そもそも「投げない選択」が周囲から問題視されるような現行のルールにもやはり問題があるのではないだろうか。

 

これを機に球数制限もやはり考えるべきだと思ったのだった。

 

 

追伸

バレーもですけど,結局エースだのみというか,とんでもない回数ジャンプすることになるんですよ。その辺今の結果にこだわるか,未来を見据えるか。世の中全体の目が変わる必要があるかなぁとも思いましたね。今日も読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

 

習い事として0歳の乳児を公文に通わせてみる。

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うちの娘(1歳0ヶ月)なのだが,ちょっと前から公文に通わせているのである。

 

そういうと多くの方から,

 

「いや無駄無駄!」

 

「何にもわかんないじゃん!」

 

 

「そんな小さい頃から塾だなんて子どもがかわいそう」

 

 

などと散々な言葉を頂くことになるわけである。

 

しかし,私からすると

 

「うるせえ,黙っとけ」

 

の一言である。

 

 

というよりか,むしろ遅かったかもしれないとすら思っているくらいなのである。

 

なぜなら子どもの能力はとりかかる時期が早いほど伸びるのが早いのは間違いないからだ。

 

私自身中学校で子どもたちにバレーを教えているが,どれだけ練習を工夫してやっても小さい頃からやってきている子たちにはなかなか追いつけないのが現状なのである。

 

大人が今からピアノの練習をして、小さい頃からやって来た子と同じようになれるだろうか。

 

いいところまではいくかもしれないが、明らかに小さい頃からやっていた方が有利なのは間違いないだろう。

 

 

乳幼少期の一番伸びる時期を逃さないようにするというのは本当に子どもを育てる上で大切なのだと感じているわけである。

 

 

あの落合陽一氏も1週間毎日違う家庭教師をつけられて勉強や美術や音楽を学んでいたというではないか。(月15万くらいかかるらしい)

 

 

 

家計の都合上そこまではできないが,やはりこの時期の習い事は人生において重要な役割を果たすと考えているわけである。

 

 

費用はたしかにかかるが,学習する習慣ができていればあとは自分で勝手になんとかするようになっていくだろう。

 

だから

 

お金をかけるべきはしろ小さいうち

 

なんじゃないかと思っているわけである。

 

学力がある程度あって進路選択する余裕がある子に育てばこのくらいの投資はすぐに回収できるだろうと読んでいるわけである。

 

 

んじゃあ公文で0歳児が何をしてるんだ?

 

 

と多くの方が気になると思うのだが,

 

 

先生からひたすら絵本を読んでもらったりカードを読み上げたりしてもらっているらしい。

 

はっきり言ってその効果は全くわからない。

 

 

うちの娘はまだ喋りもしないし,計算ができるわけでもないのである。

 

 

なので,この話を出すと大体,

 

 

「いや無駄だろ,それ」

 

と言われてしまうので,

 

私もだんだん月謝の7000円が惜しく感じてきてしまったわけである。

 

そんな中,最近妻から,

 

「公文の発表会があるからあなたもきてほしい」

 

と言われたのである。

 

私としてはこのまま通い続けた結果どのような子どもに育っていくのか,他の子の姿が気になるところ。

 

さらにはなんと,

 

 

「うちの娘も発表する」

 

 

というではないか。


いやいやいや。

 

 

何を?

 

 

という感じである。うちの娘ができることと言ったら,笑う,泣く,食う,寝る,もらすくらいのものなのである。

 

まさかステージ上でもらす気か?

 

人生で初めての娘の晴れ舞台が,もしかしたらとんでもなくハレーションな舞台になってしまうかもしれない。

 

 

そんな不安に苛まれながらも私は初めての娘の学習発表会に行ったわけである。

 

 

追伸

続きます。公文に来ている方々の話を聴くと,世の中にはすごい教育熱心な方々がいっぱいいるんだなぁ…ということを感じる今日この頃です。その辺また続き書きますね。

 

 

弱いチームが強いチームに勝つ方法。

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(写真はレシーブが得意だった元バレーボール選手ゾンビ)

 

中学の部活でバレーを始めた私だが,だいたい競技歴は20年になる。

 

バレー選手として決定的に身長が足りなかった私は,

 

「どうしたら(小さい自分でも)点数が取れるのか」

 

「体格に劣る自分が勝つ方法は何かないのか」

 

を他の人以上に考えてきた自信がある。

 

 

結果として選手としては大した成果をだせなかったが,スリランカでは初心者たちを2チーム全国大会にまで連れて行くことができ,現在も指導者として一定の成果を出すことが出来ている。

 

そんな私が考える弱いチームが強いチームに勝つ方法を今回は述べてみたいーーーーーーーーーー。

 

 

先日中総体の決勝を見てきたのだが,下馬評では,ある学校がダントツの優勝候補だったのである。

 

 

力の差はあり,私の目から見てもこのチームの優勝は硬いんじゃないかなと思ったのである。

 

案の定,1セット目は大差でそのチームがセットを取った。

 

しかし,2セット目から戦況が変わる。

 

対戦校は徹底して1人の選手を狙い始めたのである。

 

その子は狙われているのがわかったのか少しずつプレーに焦りが出てきて,ミスを重ね始めていく。

 

そしてその焦りが周りにも伝染し,トスにも乱れが出始めてエースのスパイクが決まらなくなる。

 

たまらず優勝候補のチームはその狙われた子のレシーブの位置を変えるが,相手チームもそれに合わせてスパイクコースを変更し,またしてもその子を狙い続ける。

 

それもセンターから。

 

 

バレーは本来レフト(ネット左側)からの攻撃が多いのだが,あえて中央から打つことにこだわっていたのだ。

 

 

 

どこのチームもレフトからの攻撃に対しては守備をしっかり練習するのでなかなか決まらない。そこをこのチームはあえてセンターからの攻撃にこだわって,練習してきたようだった。

 

 

これを繰り返しているうちにいつのまにか離れていた点数は追いつき,そして逆転。なんと優勝候補が2セット目を落としてしまったのである。

 

なんというか風船みたいなものだなと思ったのだ。どこかに穴が開けば一瞬で戦況は変えることができる。

 

最初に空いた穴はわずかだったにも関わらず,そこからチームが崩れていくのが目に見えてわかった。

 

 

そして3セット目も同じ作戦で徹底して1人の子をセンターから狙い続ける。サーブもスパイクも全部その子の方に飛んでいく。(まあ確実に狙えるのが上手い証拠なんだけども。)

 

この一点集中攻撃によってリズムが崩れてしまい,優勝候補のチームは力の差はあるはずなのだがなかなか突き放せない。

 

結局終盤までかなりせったが,最後は狙われた子がなんとかレシーブを持ち直し,ギリギリ競り勝ち優勝を決めていたーーーーーーーーーーー。

 

 

この試合,負けはしたが,正直格下のチームの方が勝っていても全然おかしくないゲームだったと思う。

 

そしてこの試合からもわかるのだが,「弱いチームが強いチームに勝つ方法」というのは,

 

・一点突破すること。

 

・自分を尖らせること。

 

だと思うのである。

 

相手の弱さを徹底的につくこと。そして自分達の戦術をそれに合わせて極端に尖ったものにしていくことが必要なのではないか。(この試合の場合では同じ選手をセンターからひたすら狙っていたこと)

 

どこのチームも一生懸命スパイクの練習をしているが,普通にやっていたら身長が高くてスパイクを強く打てるチームには絶対に勝てないのである。

 

王道では勝てないからこそ,細かいところを徹底的に磨いて尖らせ,一点突破するしかない。

 

ちなみに私のチームでは基本的にまずセッターが2本目で相手コートに返してしまう練習を徹底してやっている。

 

過去にはこの作戦で1セット25点中10点近くとったこともある。それぐらいどこのチームも「バレーは3本で返ってくるもの」と思って練習しているのだ。

 

あまりにもこの攻撃が多いので相手は当然警戒してくる。でもそれでいいのである。

 

人は選択肢があると迷うからだ。

 

「2本で来るのかも…」と思わせたらそれだけで相手の判断が一歩遅れる。そうなってきたら力のないスパイクでも点数になったりするのである。(それに初心者のうちは下手にスパイクを打つよりずっとミスが少ない)

 

 

 

他にもチームの尖らせ方として,あえて

 

「当たり損ねを打つ」

 

練習をしているチームも見たことがある。

 

綺麗に回転のかかったボールはみんな慣れているから,変なボールの方が落ちたりするのである。

 

相手チームはレシーブしづらいようで力のないボールがポロポロコートに落ちて勝ち上がっていた。

 

他にも,

 

・サーブは全部ネットインを狙う。

 

・セッターの位置をあえて変なところに設定してみる。

 

なんていう尖らせ方も面白いんじゃないかと思っている。

 

 

実際にやるのはかなり勇気がいるが,そういうリスクを背負わない限り格上のチームには絶対勝てないだろう。

 

そんな尖ったチームをうまく作れた時が実力以上の成果を残す時なんじゃないかと思っているわけである。

 

さて,チームが負けてしまったので3年生はこれで引退。

 

次はどんなチームにしようか。毎年この時期はそれを考えているのである。

 

追伸

いやお前このブログももっと尖らせろよって話ですよね笑   ブログでも自分をどう尖らせていくか模索しております。今日も読んでくださりありがとうございました!