(順番前後してすいません。)
話の流れがわからない方は先にこちらをご覧ください↓
娘の公文の学習発表会に行って見たわけです。
会場は,近所の公民館みたいな場所。
ここにて日頃の取り組みを発表するわけです。
例えば演題であったのが,
幼稚園の年中さん(5歳)が繰り上がりの2桁の数字の足し算を繰り上がりを書かないで解くパフォーマンス。
手元がスクリーンで映し出されます。
黙々と解いて、最後に先生がその場で丸付けをして終了。
中学生でもできない子はできないですからね。たしかにすごいなぁと。
他にも
「絵本2万冊読みました」
っていう3歳児とかもいましたね。
(いや2万冊読む親がすげえよ)
他にも
小5 がトーマスマンの「神童」音読したり。
(俺も読んだことねぇよ)
一番可愛かったのは2歳の子ですね。
先生がことわざを読むと下の言葉を答えるという発表内容です。
先「猿も木から?」
子「おひる」
先「石の上にも?」
子「しゃんねぇん」
先「立つ鳥?」
子「あおをにおさす」
みたいな感じです。
舌足らずで言いきれてない辺りがたまらないですよね。
まぁいろんな子の発表見てて思ったのは、
正直なところ…
「別に天才ではないんだな」
っていうことなんですよ。
失礼かもしれませんが,正直びっくりするほどの天才児だとは思いませんでした。
でもみんな親が教育熱心でトレーニングを積み重ねたことで本来の年齢の二、三歳上回ったことやることが出来ているっていう印象でした。
親の教育ってやっぱり子どもに影響するんだなぁと改めて思いましたね。
そして教員として思ったのは,
「こういう子に学校の授業で満足を与えるのって難しいよな…」
ということなんです。
だって繰り上がり書かずに計算できる子からしたら最初にやる「1足す3は?」みたいな授業なんて馬鹿らしいじゃないですか。「いやそれに1時間かける?」「え?みんなこれわからんの?」とか思っちゃいそうですよね。
だからそういう子(吹きこぼれの子)も満足する授業づくりって難しいし,プロとしてそこをクリアしていかないといけないなと改めて思いましたね。
そしてですね,
そうこうしているうちに
うちの娘の出番が。
もうはじめての娘の晴れ舞台なんで私もちょっと緊張しちゃいましてね。
喋れない,計算できない,動けない,そんな逆の方向に三拍子揃ってる我が娘は一体何をみせてくれるのか。
うちの娘の演目,
それが…
「いないいいないばぁ。」
でした。
なんということでしょう。
「先生がうちの娘にいないいないばぁをする」
↓
「笑う」
のコンビネーションをひたすら観客に見せつけていきます。
私は思いましたね。
「我々は何を見せられているんだろうか…」
って。
まぁみんな優しくて和やかな笑いが起こったんですけども。
結局娘はだんだんと,いないいないばあにも飽きて客席の方をみて奇声をあげ始めるというね。
まぁいい経験といったところでしょうか。
ちなみに公文は行かせてますけど、私の教育方針としては正直いい大学行って欲しいとか,そんなこと少しも思ってなくてですね。(バレーも別にやらせたいとも思ってないです。本人がやりたくないこと押し付けても仕方ないので。)
ただ,生きていく上で困らないぐらいの力をつけてあげたいなとは思ってるわけです。
夏休みぐらいは父親らしいことしてやらんとなと思う最近です。
追伸
いやぁいい経験しましたね。まっいつかこのいないいないばあにも意味があったと思える日が来ることを祈っております笑 今日も読んでくださりありがとうございました。