どうも大仏です。
(大仏先生@ほぼ毎日ブログを書く教師。 (@sunostrism) on Twitter)
いや暑いですね。溶けそうですよ本当に。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そういえば最近このブログを見るようになって私のことをあんまり知らないけど見てるという方もいらっしゃることかと思いますので,
自己紹介がてら私の教員採用試験の思い出を振り返ろうかと。
さらには教員採用試験の受かり方についての考察を今回は書いてみようかと思います。
これから教採を受けるという方,大学生の方々に参考にしていただければ幸いです。
思い出すのは10年前の夏ーーーーーーーー。
当時私大学四年生だったんですけど,
この夏の時期に地元の教員採用試験受けまして。
っていうかもう
「俺は受かるだろ」
「俺採らなくて誰とんの?」
っていうぐらい受かる気満々だったんですよ。
「なんでそんなに自信あんの?」
ってみなさん思うと思うんですけど。
そんなに自信があったのにもちゃんと理由がありまして。
というのも直前に受けた教員採用試験の模試みたいなやつで,私,
「全国2位」
だったんですよね。
周りと比べてもぶっちぎりの点数だったわけですよ。
「なんだよ楽勝じゃん」
みたいな。完全に天狗になったわけです。
というのも死ぬほど勉強してましたからね。毎日図書館でずっと勉強してましたから。
大学3年の冬から一切浮かれることなく採用試験に向けて勉強ばっかしてたわけですよ。
もう教師になることが中学の頃からの夢だったわけでして。脇目も振らずに勉強してたわけですよ。
それに勉強だけじゃなくて面接で想定される質問のパターンをノート一冊まるまる全部書いて,自分なりの120点の答え書きまくって丸暗記したりもしたんですよ。
それを毎日鏡に向かって1時間くらいずーっと面接喋る練習して。
弟つかまえて「ちょっと面接の練習してくんない?」って言って想定練習して。
んでそこまでやりましたから,私としてはもう最強装備のつもりだったんですね。
なんかもう,教採なんて楽勝だろうと。俺くらいやってるやつ他にいんのかって。
ミューツー捕まえてなおマサラタウンで戦ってるプレイヤーみたいな気でいたわけですよ。
面接官なんぞポッポとかキャタピー,いってもトランセルぐらいのもんだろうと。
トランセルなんぞ「かたくなる」ぐらいしかできないだろうと。
だからもう余裕で通るだろうって思った教員採用試験だったんですけどね。
いざ本番になると緊張してガチガチで私の方が「かたくなる」っていうトランセル状態だったんですけど。
まぁペーパーもかけたし,面接も喋れたし多分大丈夫だろうと。
後日家に通知が送られてきまして。
結果,
一次試験で落ちたんですよ。
びっくりしましたよね。
え?うそ?一次で?
って思いましたもん。
いやペーパーテストも簡単だったし,面接も喋れたんですよ。
でも結果見てみると,
なんとですね
面接が最低評価
だったんですね。
(わかんないですけど,生意気に映ったのかな?こいつなんかやたらぐいぐい来てヤバそうだなと思われたのかも笑)
結果のプリント見たとき,呆然としたし,涙止まんなかったですね。
こんなに勉強したのにって思いましたよ。
あと努力してもダメなこともあんだなって。
中学校から教師になりたくてそれだけ考えて勉強してきましたから,目の前の橋が外されちゃった絶望感に苛まれましたよね。
周りの受かってる友達がもう羨ましくて羨ましくて。
自分だけが社会から取り残されてくみたいな感覚があって。
んで私はその自分に足りない人間性みたいなものを高めようと青年海外協力隊として発展途上国にいこうと思ったわけですね。
そしてそこでも寺に住みながら修行してですね。
子ども達にバレー教えて他の人にできない経験をしまくってきたわけです。
そして帰国してからは「無職」っていう肩書きになって,不安でもう毎晩吐きそうになりながら勉強しまくって。
協力隊の経験をまとめて万全の体制で教員採用試験受けたんですよ。
その結果,
また落ちましてね。
(2回目)
いやまじかと。海外行ってこんだけ勉強してまた落ちんのかいと。もうどうしていいかわからないですよね。
でもその時同時に受けていた県になんとか受かって今はお世話になっているわけです。(ホントありがたや)
ただですね,私一応長男なんですね。
なんかこう実家のことどうすんだっていうこともありまして。実はさらに受けたんですよ,地元を。
担任も他県で3年やって落ち着いてきて卒業生も出したタイミングで。
これまでの反省を生かしてあんまり目立ちすぎないようにしました。さらに忙しい合間をぬって勉強も夜の隙間の時間にやって。
さらにすでに担任としても顧問としても経験積めていましたから,さすがにもうなんとかなるだろうと思ったわけです。
そして,3回目の正直で受けた地元の採用試験だったんですけどね,
落ちたんですよ。
(3回目)。
またしても面接でアウトです。さすがに私ももう打つ手がないですよね。(←よく教師やってるな)
「三度目の正直」じゃなくて「二度あることは三度ある」の方だったかってもう凹んで凹んで。
もう二度と受けないぞ
と固く心に誓っているわけです。
ということで今回の結論です。
「どうしたら教員採用試験に受かるのか?」
その問いに対する答えなんですが…
俺
に
聞
く
な。
俺
が
聞
き
た
い
わ。
って感じですかね。
現場からは以上です。
今日も読んでくださりありがとうございました!
追伸
まぁ倍率が下がり続けてるのでいつか応募者全員合格みたいな日が来るかも知んないですけどね。まぁ多分こういう好きなこと好きに書くやつは面倒だし嫌なんじゃないかな?と想像しております。みなさんの参考になれば幸いです。(←なるか。)