教職者K

教育について考えるブログ。

教員ほど違う世界をもつべき。

なんかこの仕事に限った話じゃ無いですけど、教員やってるとついつい仕事だけで、毎日が終わっちゃうんですよね。

 

朝から晩まで教育活動して、土日も部活。

 

早く仕事終わっても逆にやる事なくて不安になるみたいな人結構いるんじゃないかと思います。

 

私もついついそうなりがちなので、出来るだけ幅を広げるために関係ないことやろうと思って色々やるんですけど。

 

そういうのって本当に大事だよなって思ったので書いておきますね。

 

最近学校で七夕なる企画があって。

 

竹とってきてみんなで願い事を書いて吊るしてたんですけど。

 

みんなして、

 

「彼氏をください」

 

「美人になって卒業までに彼氏が欲しい」

 

みたいなこと書いててですね。

 

(まぁ中学生とかそんなことばっかり考えてるんですよね。)

 

だから、私から帰りの会でこんな話をしたんですよ。

 

「みなさん、七夕飾りを見るに、彼氏が欲しいとか、私はモテないとか思ってる人がいるようなので、私からこの場でハッキリ申し上げます。

 

彼氏彼女が出来る確率は誰でもほぼ同じです。

 

だから大丈夫ですよ、

 

納得してないですね?説明しましょう。

 

まずめちゃくちゃモテる人がいたとしましょう。

 

めちゃくちゃルックスが良くて、7人に一人がその人を好きになるようなモテ男がいたとしましょう。

 

つまり、好きになってもらえる確率が7分の1ですね。

 

しかし、常にモテているこの人は相手に求めるハードルも高い。

 

言い寄られた相手の中で、5人に1人を好きになるとしましょう。

 

つまり、この人に彼氏彼女が出来る確率は、1/7✖️1/5で、35分の1です。

 

一方あまりモテない人。

 

好意を持ってもらえる確率を先程よりずっと下げて30分の1としましょう。

 

しかしどうでしょう、日頃好意を寄せられ慣れていないこの人は相手に求めるハードルもけして高くない。

 

普段ない相手からのアプローチに大きな喜びを感じることが出来ます。

 

この人は6/7の確率で相手のことを好きになるとする。

 

するとどうでしょう。

 

1/30✖️6/7=1/35

 

どうでしょう、先程のモテ男と確率はほぼ変わらないではありませんか。

 

みなさん、これが真実ですよ。

 

どうか希望を捨てずにこれからの生活を送ってください。

 

それでは明日も元気にお会いしましょう」

 

みたいなこと帰りの会で言ったらですね、死ぬほどウケたんですよね。

 

(もう言ったらちょっと他のクラスの生徒も立ち見してたくらいですからね。)

 

そしてこの話って、

 

アフロ田中に載ってた話まんま持って来た

 

んですよね笑

 

 

まぁそれでも子どもって結局そういう関係ない話してくれるとか、一緒にふざけてくれるのが嬉しかったりするじゃないですか。

 

そしてそれは教員が授業のために教科書眺め続けてても出来ることじゃないわけで。

 

なんというかそんな人間の幅って大事やなと思いますし、これからも色んな体験せないかんなと改めて思わされましたね。

 

さて夏休みは何をしましょうかね。

 

ということで、誰かの参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!