昨日の続きです。
こちらの本のポイントを書いていきたいと思います。
釣竿表現
本の中では
「釣竿表現」
を覚えよ。と書いているわけです。
これはつまり,
「いろんな表現に応用の効く釣竿を手に入れることで多様な表現な表現を出来る様にしよう」
という意味ですね。
本書の中ではその例として
「May I 〜?」(してもいいですか?)
「would you 〜?」(してもらえませんか?)
などが挙げられています。
さらに,
これとジェスチャーをミックスするだけでOK
だというではありませんか。
例えば「would you ?」と言いながら窓をあける仕草をすれば,相手には「窓を開けて欲しいのかな?」と伝わるわけです。
動作だけでなく,中学校英語をプラスするだけでほぼ言いたいことは言えますから,これは是非とも覚えておきたいなと思いましたね。
オンライン英会話とスピーキングテスト
本の中では,話す体験が大事であるがゆえに,
オンラインによる英会話やスピーキングテストを受けるべき
とも書いてありました。
私自身もシンハラ語勉強してて一番身に付いたのはやっぱり現地で日本語が話せない環境に置かれた時なんですね。
そうやって日本語が使えない環境の中で「これなんていうんだろう?」って考えるのがものすごくトレーニングになりました。
(例えば「言い訳するな!」ってなんて言えばいいのか分からなかったんですよね。向こうの子ども達めちゃくちゃ言い訳しますからね)
今はオンラインの英会話なんかは安いですから,試して見る価値があるかもしれません。
動機が大事
このように自分の得意な表現を覚えて,さらにトレーニングを積んでいけば確実に話せるようになるんじゃないかと思います。
ただし,
人ってやはり怠けてしまうもの
ですからね。
続けるには動機が大事なわけです。
「授業で使う必要がある」
「モテたい」
「アテンドなしに旅行がしたい」
そういうはっきりとした動機があると何するにしても長続きしていいんでしょうね。
私自身も今後英語を勉強する際には「何のために英語をやるのか」っていうモチベーションを深掘りする必要があると感じました。
毎日ALTと会話すると決める
ここからは私の経験なんですが、英語の授業を持っていたときに,
「毎日ALTの先生と一言+αは会話をする」
と決めていました。
これがとても勉強になって,彼らはネイティブではなく,セカンドランゲージとして英語を学習してきた人たちだったりするので,文法等もセオリー通りで聞きやすいですし,日本人との会話にも慣れています。
なのでせっかく近くにいるのだからこの環境を利用しない手はないと思いますね。飲み会の席であえて隣に座って,飲み会の時間を英会話の練習にしてみたりもしました。(←他の先生とコミュニケーションとれ)
まぁ本人のやる気次第で環境はいくらでも作れるもんだと思うんですよ。
言語とはスポーツみたいなもの
私自身思うんですが,言語ってスポーツと一緒で
使わないと衰える
んですね。
正直今昔みたいにシンハラ語出てこないですからね。スポーツと一緒で頭のイメージに体(口)が追いつかないというか。
なので機会を自分で見つけて,定期的に口を動かしておく必要はあるなと思いました。
まとめ
本を読んで思ったんですが,こういう風に会話すること,違う文化を持った人とコミュニケーションを取ることに日本の英語教育がシフトしていけば
英語はもっと楽しいものに本来なるはず
だと思いましたね。ちょっと日本人がミスのない文法に囚われすぎていて,それが外国語の本来の楽しさを奪ってしまっているというか。
それに日本人て「自分の英語がバカにされるんじゃないか?」って気にしますけど,それ気にしてるの日本人同士だけの話ですからね。
外人さんがカタコトの日本語で話しかけてきても伝われば「上手だな」って思うじゃないですか。
だから,この日本人の「英語の呪い」みたいなものから解き放たれて早くコミュニケーションを楽しめる時代になったらいいなと思いました。
皆様の参考になれば幸いです。
読んでくださりありがとうございました!