教職者K

教育について考えるブログ。

お宅訪問(一軒目)

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さて家について考えていく前にうちの家族構成について整理しておきますか。

 

我が家は3人家族なんですけどね。

 

こんなメンバーです。

 

私…教員。A型の薄毛。コロナにかかったら重症化すること間違い無し。基本的にずぼらであるので、マスクをすることもすぐに忘れる。ちなみに靴下の数え方が分からない。自分の子の担任だったら不安を覚えるタイプ。

 

妻…超神経質。よって今はコロナが恐怖。外部から菌を運ぶ旦那が最大の敵。帰ったら即シャワーを浴びて欲しいし、出来ることなら消毒液を被って欲しい。絵にかいたような潔癖。よくこの旦那と結婚したと思う。

 

娘…2歳。最近かくれんぼを覚えた。パパが隠れるが、家に三箇所ぐらいしか隠れる場所が無いため全く面白くない。最近は両親が金の話ばかりするからか「オカネ!オカネ!」とお金を配るジェスチャーをするようになった。我が家の前澤友作的存在。ありがたや。

 

この3人で、物件探しを始めたわけですね。

 

最初に行ったのは最近売り始めた近隣の新興住宅地です。

 

ここは職場が近いし、駅も近い。おまけに最近では近くに大型商業施設まで出来てどんどん発展している地域なわけです。

 

この一帯は〇水ハウスが全て買い占めているとの事で,仮設の説明会場で話を聞いてきました。

 

「うちは太陽光パネル標準装備です」

 

「震災時も倒壊が無いです。メーカー独自の耐震構造には自信があります」

 

「この辺は通勤にも便利ですし、大変今人気のエリアとなっております。」

 

担当者からそう説明された私。うむ、条件はいい。めっちゃいい。欲しいかも。

 

しかし、気になるのはお値段ですよ。

 

私「ちなみに……おいくらからなんですか?」

 

私「さぞかし、お高いんでしょう〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

担「5300万からです」

 

いや、

  

 

高いわそれは。

 

こちとら三千万でもひいひい言ってんのに。

 

そのあまりの平均単価の高さに驚いてしまった私。

 

私「え…、あの…失礼ですが本当にこの値段で普通に売れるんですか?」

 

担「はい。お陰様で順調に売れております」

 

私「マジっすか……」

 

担「例えばご夫婦で学校の先生とかだと、この辺は通勤にも便利みたいで。20代で買われる方もいます」

 

私「そうですか…(俺も教員なんだけど……、言うのやめとこ…)」

 

まぁまずその値段に圧倒されてしまったわけです。年収を聞かれると更に悲しくなりましてね。

 

担「ちなみに初対面で大変失礼ですがご主人のご年収は?」

 

私「〇〇万円ぐらいです(この年収で買えないだろ…)」

 

担「なるほど。奥様は?」

 

妻「専業主婦です(無理ね…)」

 

担「なるほど、そうなると、現実的に考えてちょっとローンが厳しいかもしれませんね」

 

娘「(でしょうね………)」

 

多分あの場にいる全員が、

 

お前には買えない

 

って頭に表示されていたと思うんですけど。

 

でもここからの対応が素晴らしいなって思いましたね。

 

というのも絶対買わないであろう我々にも懇切丁寧に4件も回りながら説明してくれるわけです。さすが大手ハウスメーカー

 

そして見学したこちらの建物がどれもまぁ素敵なんですわ。

 

坪数は大きくないにも関わらず,庭と一体となって見えるような大きい窓。

 

キッチンの横にダイニングテーブルを横付けしてリビングは広めに。更に家具付きで雰囲気を統一。

 

殺風景にならないように駐車場にもこだわりが。

 

家事に困らないよう計算された収納設計… etc

 

見れば見るほどこりゃ五千万の物件だわと思いましたね。娘もはしゃいでかくれんぼし放題だったのでマイホームへの憧れは膨らむばかりです。

 

ちなみにこちらの物件買うか買わないかっていうと…

 

 

 

 

 

買いま…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

せん。

 

というか買えません。

 

幸せになるために家を買いたいのであって,家を買うことが目的になっちゃいけないんでね。

 

予算オーバーして無理しても不幸になるだけですから。

 

まぁ一番この家を見て私が思ったのは,

 

共働きが前提の世の中

 

ってことなんですよ。

 

うちは今のところ専業主婦ですし,この家はとてもじゃないですけど,二馬力じゃないと買えないでしょう。

 

子どもを抱えて仕事をしている世の中の女性って本当にすごいなぁとは思いますし、世帯収入が多い家が正直羨ましくもあるんですけどね。

 

でもだからといって小さいうちは子どもと出来るだけ一緒に過ごす時間を作りたいっていううちの妻の気持ちも否定したくないし,それはそれで考え方としてあっていいじゃないですか。

 

だから,まぁ自分たちにあった範囲の家を選びたいなと改めて思いましたね。

 

とりあえず,全く購入の余地はなかったですが,最近のお宅を見れたのが勉強になりました。

 

かくして私は一軒目を早々に諦めて,二軒目に向かったのです。

 

続きはまた今度に。

 

本日も読んでいただいて,ありがとうございました!!