みなさんにはふとした時に思い出す人というのはいるだろうか。
仲の良い友人だったり、昔の恋人だったり。きっと誰にでもふとした瞬間に思い出す人というのはいると思う。
私の場合、その人というのは亡くなった祖母だったり、お世話になった恩師だったり。もしくはとても嫌な思いをさせられた人だったりする。
きっとふと思い出す人というのは良い意味でも悪い意味でも自分の人生に多大な影響を与えた人なんじゃないかと思うのである。
そんな私がふと思い出す人の中に、実は
「天津の木村さん」
がいる。
そう、あのエロ詩吟で一世を風靡したあの人である。
何個食べられるかなと思っていっぱい買いました。#結果5個#でもたぶん8個いける#マクドナルド#マクド#マック#クドルナ#家族で13個 pic.twitter.com/4KHElOHoBp
— 天津木村 (@kimutakut) April 4, 2019
このマクドナルド5個食べたなんていうしょうもないツイートをしている木村さんこそが、私がふとした時に思い出す人の一人なのである。
もちろん、私と木村さんの間には接点など全くない。申し訳ないがたいしてファンでもない。
ではなぜ思い出すのか。
思い出すのはこんな会話をしているシーンにおいてである。
同僚「うわっ今日休んでた子にプリントとっとくの忘れた!」
私「ないんですか?」
同僚「うっかりしてたわ。そっちのクラスで余ったプリントまだ教室にあるかな?」
私「あると思います」
こういう瞬間。狙っているわけではなくごく自然に出てしまう「あると思います。」こういう瞬間に私の頭に天津木村がよぎる。
何個食べられるかなと思っていっぱい買いました。#結果5個#でもたぶん8個いける#マクドナルド#マクド#マック#クドルナ#家族で13個 pic.twitter.com/4KHElOHoBp
— 天津木村 (@kimutakut) April 4, 2019
一度意識するようになってからはもう、この日常に潜む天津木村に無意識にも反応するようになってしまった。言った後には必ず木村さんの顔が頭の中に浮かび上がって来てしまう。
もっというと他の人が言う「あると思います」でも敏感に反応し、頭に思い浮かべてしまうのである。
私「ねぇまだあのプリント提出されてないんだけど。」
生徒「すいません」
私「すぐ出して欲しいんだけどさ。家にありそう?」
生徒「あると思います」
何個食べられるかなと思っていっぱい買いました。#結果5個#でもたぶん8個いける#マクドナルド#マクド#マック#クドルナ#家族で13個 pic.twitter.com/4KHElOHoBp
— 天津木村 (@kimutakut) April 4, 2019
やはり思い出さずにはいられない。一般に「一発屋」と言われる彼が私の頭には何発も浮かんでくるではないか。
もうこの文を書いてしまったら余計に加速してしまいそうだが、誰かとこの思いを共有したくて書いておくことにする。
きっとこの文章を読んだあなたも日常に潜む「あると思います」を聞いた瞬間に天津木村の顔が浮かぶはずだろう。
え?そんなことあるはずないだろうって?
本当にそうだろうか。きっと、あると思います。