白眉最良

中学校教員が書くエッセーのようなもの。

我が子が不登校になった⑨

我が子が不登校になった。

 

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このような体験をして分かった事がある。

 

子どもが学校に来るという日常がいかにありがたい事かということだ。

 

私の頭の中は不安でいっぱいだ。しかし、学校で授業をしている間は忘れられた。

 

子ども達はいたって元気で、対応していると元気をもらえている。

 

仕事は順調で、今のところ大きなトラブルも出ていない。

 

年度が始まってからこれまで色々とやってきたが、その取り組みが狙い通りにハマっている感覚がある。

 

担任を交代して回す取り組みをしてみたり、先生達の得意分野を活かす授業を企画したりもした。

 

それらがプラスに働いているのを実感している。

 

またスタッフにも励まされている。

 

子どもの話をするのだが、

 

「ずっとこのままってことはないですよ」

 

「パパが元気ないとダメですからね」

 

「〇〇とかずっと来てなかったけど、今学校に来て、委員長とかやってんじゃん」

 

 

そう勇気づけられたりしている。

 

働いて人と繋がれることは幸せな事なのだと再認識する。

 

これが仕事もうまく行っていなかったら、多分精神的にやられていただろう。私が潰れたら、きっと子どもはもっと長期化する。

 

私には外の世界がある。その事が今私を励ましてくれているのだ。

 

そして他にも発見があった。

 

職場で生徒のノートをチェックしていた時のことだ。

 

 

「テスト頑張ってね!応援してるよ」という親御さんからのメッセージが貼ってあるのを見つけたのだ。

 

親が挟んだのか、その子が自分で挟んだのかは分からない。

 

ただそのメッセージは、

 

保護者の励ましがあって子供達は辛いことも乗り越えている

 

ということを再認識されてくれた。

 

テストや部活、友人関係など子供達がストレスを感じる場面は沢山ある。

 

子供達がそれを乗り越えられるのは、応援してくれる人の存在があるからだ。

 

親がありのままの自分を肯定してくれるから子どもは自信をもってチャレンジできるのだ。

 

毎日頑張る子供達がいて、それを支える保護者がいる。そうやってはじめて学校という場所は正常に回っているのだと思った。

 

 

同時にその保護者から子に宛てたメッセージは私にこれまでの自分の子育てを振り返らせた。

 

私は子どもに辛いことを乗り越えさせられるだけの愛情を与えられていなかったのではないか。

 

仕事の忙しさを理由にして、子どもを妻に任せきりにしてはいなかったか。

 

部屋の中で子どもを置き去りにしてスマホをいじってはいなかったか。

 

父親としてこれまであの子に何をしてやれたのか。

 

その結果が今なのではないかーーーーーー。

 

 

電車のホームで今日の娘はどうだったのかを考えながらこの文章を打っている。

 

梅雨入りはまだなのだろうか。

 

外は雨が降ったり止んだりしていて、何だか落ち着かないでいる。

 

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