さてこれまで色々と書いてきたんですけど、今回は産休育休についてですね。
公務員は産休が一般企業よりも長く、3年まで取得可能なんですね。(給料は1年目まで2年は無給)
また管理職にしめる女性の人数は、2022年4月1日現在の段階で、1万5103人だったことが、文部科学省の人事行政状況調査でわかっています。全体に占める女性の割合は22.3%と過去最高。
管理的職業従事者に占める女性の割合は、一般企業において日本は令和3で13.2%となっており、かなり低い水準となっているわけです。
つまりまだまだ少ないとはいいつつも、教員は女性でも他の職種に比べたらまだ管理職になりやすい職種なんです。
これは教員の場合、出産後にも復帰しやすい環境になっていることがその要因と言えるでしょう。他の職種と比べて出産がきっかけでキャリアが断絶しにくいんですよね。
実際に現場でもどんどん女性の方々が昇進していきますし、管理職として赴任してくる方も多いです。
これはよくないですね。
管理職なんで誰がなりたいんだって話ですからね。これだけ多様性と言われる時代に個性豊かな教員をまとめる管理職というというのは相当重要なポジションであるといえます。能力があるという理由で管理職にされたら、大変になるのは目に見えています。
子どもだけでなく、職員のコントロールまでもとめられるなんてたまったものではありません。管理職になれば様々な面で自分の色に学校を染めることができてしまいます。自分の理想の学校作りを自分の教室だけでなく学校全体に広げることが出来てしまう。
そんな責任の重いことを誰がやりたがるというんでしょうか。
人間誰しも日中はだらだらと働き、夜は酒を飲みながら牛丼を食べ、ギャンブルをしながら能汁を垂れ流しながら生活したいと思っているはずです。教員になったらそんな生活はもはや夢となり、規律ある生活を求められてしまいます。
ということでこれまた教員を目指してはいけない理由の1つと言えるでしょう。
これまで見た来たように教員てのは賃金の男女格差も小さいし、働き方改革も進んでいるし、女性の管理職も増えてきているしで全く若者には勧められない仕事になっています。
(過去記事はこちらをご覧ください)
なんといっても恐ろしいのはその倍率です。去年についてはその倍率が3.2倍ととんでもなく低い水準になっています。小学校に至っては2.2倍と危機的状況です。
一般企業の中では倍率100倍・200倍のところもある中でこの数字は異常であると言わざるを得ません。
何か落とし穴があるにきまっています。現場で働く者の一人として、一人でも未来ある若者が間違った道を選ばないことを願ってやみません。
私の文章が未来ある若者を一人でも救うことを期待し、今回の文章を書かせていただきました。
もし皆様の周りに教員を目指している若者がいる場合、是非このブログの存在を教えていただき、「考え直した方が良いよ」とお伝えいただければ幸いです。
若者の未来に幸福があらんことを。
読んでいただき、ありがとうございました。