大会に行ってきたんですよ。
今年のチームプランは以前書いたとおり。
最短の練習で最大の成果を出すことを目標にこれまでやってきたわけです。
ノーシードのうちは1日目の予選でいきなり優勝候補と当たることになりまして。
序盤から練習通りサーブで崩してブロックで抑える展開にもちこみます。練習してきたこのパターンがうまくはまりました。
ブロックを嫌がった相手はスパイクミスをするように。
ワンタッチで上がったボールは確実にエースに集めてエースが打ち切って得点につなげます。
終盤まで競り合うゲームでしたが,エースがレシーブされ始めたところで練習してきたセッターの2アタック。
意表をついたこのボールがコートに落ちてですね、
2−0で勝った
んですよ。
私正直,
「これ優勝いけるな…」
と思いました。完全に思い描いてた通りでしたから。
短い練習でも勝てんじゃんて思いましたよ。
結局初日は3試合を全てストレート勝ち。自信満々で2日目の決勝トーナメントへ向かったわけです…。
ここでアクシデントですわ。
裏エースの子が朝から肩の痛みを訴えまして。スパイクが打てないという状況になったわけです。
かなり痛みがひどいようなのですが、チームにはスパイクを打てる選手が2人しかいません。
なので,もう一人のエースが全部アタックを打つという作戦を立てて試合に臨んだわけです。
苦しい展開でしたが,1試合目はそれでもフルセットの末に勝利。
2試合目。
勝てば代表決定の試合なんですが,明らかに選手の足が止まってるんです。
これ思ったんですが,これまでこの子達こんなに動いた経験がないんですよ。やっても4時間とかで練習してきてますから。
それがこの日は2日間連続。更には朝から練習してフルセットで緊張しているゲームが続きます。
気持ちはあっても試合に体がついていかないんですよね。長時間やった経験がないから。
結局ストレートで負け。
敗者復活戦に回り,これに勝てればかろうじて次の大会に進めるという試合でしたが…
なんとか気力でもたせて3セット目にもつれこむ展開。
始まった3セット目は最後まで競りましたが、最後はもう足が出ず…
負けました…。
結局今大会も負けてしまったわけです。
優勝したのは以前も書いたレイリーのチーム。
うちと比べても実力に差はないと思いましたが,最後までバテない姿に相当な練習量を感じましたね。
というか全体的に練習量が多いチームが勝ち上がっている印象でした。
なので今回の大会で分かったんですけど,
大会のあり方がガイドラインにあってない
んだなって。
日頃は一日3時間の練習なのに,大会は朝7時開場して夜18時過ぎまでかかるような試合数の多さなんですよね。選手がもうヘロヘロです。
なので部活をもう少し現代にあったものにするためには大会のあり方をまず見直す必要があるのかなとそんなことを強く思いました。
結局現状の大会だと、長時間やって体力つけてないチームは勝ち上がれないんですよね。
さて,私自身はこれからどうしようかなと。
ガイドライン破ってでもガツガツ練習して勝つことが子ども達のためになるのか。
それとも、もうそういう時代じゃないからこのまま負けて終わることを受け入れるか。
迷っているところなのです…。