教職者K

30代教員の日々の徒然。

【レビュー】MISSION DRIVENを読んでみた。

 

先日こちらの本を読みましたのでレビューを書いてみたいと思います。

作者は坂本良晶先生。京都で小学校の先生されている方ですね。

 

以前にもこれを書きましたが、

 

 

suno200002000.hatenablog.com

 

 

 

Twitter上で話題になって出版にまでいたった先生の書かれている本です。

 

この本の中では、寿司屋時代から現在に至るまでの先生の経験が中心に書かれています。

 

これある意味ですごく斬新だなと思いました。

 

というのもこれまでの教員の出す教育書というのは、

 

教育ノウハウだったり、

 

実践の課程を書くものがほとんどだったからです。

 

 

それが、この本では坂本先生個人の物語が本のほとんどを占めているわけなんですね。その点すごく斬新だなぁと。

 

私も結構ビジネス書読んでるんですけど、もはやノウハウは一瞬で伝達されてしまう時代なわけですね。だからもうアイデアには価値がないとよく言われるわけです。

 

だからこそ、

 

「どういう物語がある人なのか」

 

「この人はどんな物語を見せてくれるのか」

 

がフォロワーを獲得していく上でも大事だと言われているわけです。

 

そんなビジネスのマインドを取り入れて教育書と言う形で出しているあたりも、すごいなぁと思いました。

 

また本の中にある一番のメッセージは、

 

「教師としてのあなたのミッション(使命)は何ですか?」

 

というもの。

 

坂本先生は、「教育の生産性向上」と「教員の再魅力化」を自らのミッションとしているようです。

 

これ私もすごく大切だと考えていて。

 

というのも、

 

「教師になることがゴールになりがち」

 

なんですよね。

 

ほら給料安定してますし、頑張っても給料変わらないし、何年も同じこと繰り返しますし。

 

最初のうちはやる気に溢れていてもどんどんそのモチベーションが下がっていくのを私自身も感じているんですよね。

 

だからこそ、

 

「自分の使命はなんなのか?」

 

さらには、

 

「結局自分は何がしたいのか?」

 

というのを考えることが非常に大事なわけです。

 

そして自分がやりたいことを見つけるというのは、これが本当にめちゃくちゃ難しい話なわけなんですね。

 

 

では、私の使命ってなんなのかと改めて考えてましたら、以前

 

 

「世界平和目指す」

 

 

って書いたの思い出しましてね。

 

その記事はこちら。

 

 

 

suno200002000.hatenablog.com

 

 

これ私、生徒にも言ってますからね。私は教育を通して世の中から貧困とか無くしたいんですよね。わりと真剣に。

 

まぁ正直言うと、

 

最近そう書いたこと忘れてたんですけどね。

 

 

なので、改めて「お前何がしたいん?」っていうことを考えることの大事さを思い出させてもらった本でした。

 

興味のある方是非どうぞ!