教職者K

教育について考えるブログ。

まだやってないの?教員こそがSNSをすべき6つめの理由。

 

suno200002000.hatenablog.com

 

 

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以前こんな記事を書きましてね。私は教員こそ積極的にSNSをやって,発信したり情報収集をすべきだと考えているわけです。

 

今子ども達との関係でうまくいってない先生の多くが,情報収集っていう点で子ども達に負けちゃってるからじゃないかとすら思っているんですよ。

 

 そんな感じでこれまで5つのSNSをやるべき理由を紹介してきたんですが,最近そこに付け加えて6つめの理由を思いつきまして。

 

これも大事だなって思うことがあったので、ご紹介させていただきます。

 

 

⑥ノイズを入れる。

 

 

これです。

 

意味がよく分からないと思うんですけど,私は自分の中で自分への批判的な意見とか,生活の中でストレスに感じていることをノイズ(騒音)って呼んでるんですね。

 

例えば私は二年前,英語の授業をもちました。

 

英語の授業は一応免許はもっているのですが,専門が社会なので教育実習もしたことがないし,ど素人もいいところなんですよ。

 

さらに英語では授業にALTが入ったりするので,私は英語ができもしないのに外国の先生ともコミュニケーションをとらないといけないわけです。

 

 

詰んでますよね。

 

 

王の周りを飛車と角と金で固められたみたいな状況ですよ、これは。

 

 

なので毎日毎日教科書を睨んでは頭を抱えていたわけです。

 

 ただ,こうやって都合の悪いものが入ってくるとものすごく頭を使い始めるわけです。

 

「英語って感覚的にスポーツ指導に近いとこあるのかもな」

「社会の授業にも英語の要素取り込めないかな」

「自分の少ない語彙でALTの先生といかにコミュニケーションをとろうかな?」

 

こうやって考えていくうちに自分の幅が広がるというか。自分の専門を伸ばす上でも新しい発見があるんじゃないかなって思うんですよ。

 

どうしたって得意なことだけやってると天狗になっちゃいますからね。謙虚になる上でもこういう体験て必要なんじゃないかって。

 

ま、

 

今英語やれっていわれたらやりたくないんですけど(笑)

 

でもあの経験は無駄じゃなかったなってやっぱり思いますよね。思い上がらないためにもやってよかったなっていうか。

 

こういうのって教員みたいに王様になりやすい仕事には必要じゃないかなって。

 

 

私以前先輩から,

 

『教師の仕事って「そんなの子供だましじゃないか」ってことやっても通じちゃう時があるんだよね,相手が子どもだから』

 

っていうこと言われましてね。

 

 

これ本当にその通りなんじゃないかと。相手が子どもだからどうしても独善的になってしまう時があるんですね。

 

SNSっていうのはそういう意味でもすごく有効だと思います。

 

私はやっぱり部活というものがまだ好きで。

 

「今の無法地帯の部活のあり方はおかしいけど,なんとかいい方法でやっていけないか」

 

「別の方法で子どもらにバレーを教える道はないか」

 

って考えているわけです。

 

でもツイッター見るとですね,

 

「部活なんて不要」

「勉強する時間なくなる。」

「部活ばっかりやってる教員は脳みそ筋肉のバカ」

「部活顧問拒否してやりました!」

「授業こそ教師の本分。部活好きは教師失格」

 

的な人が結構いるんですね。

 

私からするとノイズですね。笑

 

でもそういう意見をあえて自分の中に取り入れることで私もまた多面的な目で見て部活動に取り組めるわけです。

 

最近ですね,

 

「GW中は1日しか部活休みにしなかった」

 

って笑いながら話してる指導者がいたんですけど。

 

こういう人もそういうノイズを取り込んだらもっと柔軟な時代に合わせた指導ができるんじゃないかなって思うんですよね。

 

まぁそういった意味でもSNSやることは教員にとって無価値では無いと思っています。

 

 

追伸

最近部活するたびに心が痛いですね。ツイッターで部活批判している人たちに私はどう思われてるんだろうって笑

 

でもそうやって時代に合わせたベストを探っていくのが大事なんじゃ無いかなって思うんですよ。今日も読んでくださりありがとうございました!