白眉最良

中学校教員が書くエッセーのようなもの。

我が子が不登校になった⑮

我が子が不登校になった。

 

 

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最近は特に起こし方に気をつけている。

 

下手に起こすと布団の段階から泣き続けることになり、そのまま学校に行けなくなってしまうからだ。

 

これまではカーテンを開け、起きたがらない娘を

無理やり起こしていた。

 

しかし、このやり方は悪手らしい。

 

これは自然の中で言うと起きた瞬間にすぐそばに危険(猛獣)がいる感覚なのだそうだ。(YouTubeより)

 

敏感な子どもはその時の不快感を一日中ひきづってしまうという。

 

なので本来は添い寝するようにしてオキシトシンを分泌させ、ゆっくりと起こしていくのが正解らしい。

 

その起こし方を実践し、更に子ども用にスタンプラリーを用意した。

 

子どもの頃ラジオ体操のハンコが集まるのが楽しみだった経験は誰にでもあるだろう。このように、朝起きる事に楽しみを作っているのである。 

 

朝起きてシールを貼る。少しずつゴールに向かって行くのが楽しいようである。

 

またベランダにはバジルを買った。朝起きて水やりを習慣にするためである。

 

毎日のように娘はバジルの成長を確認している。

 

そして、このような努力の結果、我が子はすんなり起きるようになったのである。

 

しかしどうか。

 

すんなりと起きたものの、

 

学校に行く直前になると泣くのである。

 

妻がしぶる娘をなんとか学校に連れて行く。

 

到着すると校舎の前で泣き喚く。最終的に先生と先輩の六年生がなんとかなだめて校舎に入っていく。

 

やれる事はやっているし、声がけもしている。

 

しかし、すでに1ヶ月以上この状態が続いているのである。一体いつまで続くのだろうか。

 

 

理解できないのは彼女が家でやる一番好きな遊びは「学校ごっこ」だということだ。

 

 

中に教科書を詰めたリュックを持ってきて、私を担任に見立てる。

 

そして。朝の会から授業、給食までごっこ遊びをやるのである。

 

 

 

 

 

いや、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校でやって来いよ。

 

というのが、私が正直に思っているところである。

 

学校に行きたくはないが、学校ごっこはしたい。なんともアンビリーバブルなヤツなのである。

 

 

娘との対話の中では7月の誕生日までには自力登校するという約束をしてきた。

 

しかし、このペースではどうやら叶いそうもない。

 

梅雨のない夏だが、我が家ではまだ雨が降り続いているのである。

 

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