我が子が不登校になった。

しかしながら、今は毎日学校に行っている。
ただ朝校門前で泣き出したり、授業に出られないなど、不安定な状況が続いている。
子どもを学校に連れて行くため妻は毎日送り迎えを繰り返している。
一体いつまでこの状況は続くのか。先の見えなさに家全体が疲弊している。
頭の中に子どもの不登校の事があるからだろうか。私はとにかく不登校関連のニュースに目が行く。
まずこの「不登校の子が出た家庭には10万円支給する保険ができた」というニュースが気になった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaa924c9ef5071ebfda6caf842320ba23f756f42
我が家はまさに支給対象になりかけている訳である。
そしてこの保険に、私は憤りを感じた。
子どもはなんとか辛い気持ちを抱えながらも学校に行っている。我々夫婦もそれを必死に支えている。
だから、「学校に行かない方が特になる」ような制度を作るべきではないと思うのだ。
不登校になるかどうかは非常に曖昧な線引きがある。それを踏みとどまらせる方に力をかけるべきではないのか。
例えば29日休んでいた子がいたとして。
この保険があれば、あと1日休めば10万円が手に入る。
子どもは背中を押せばなんとかいけるかもしれない。
しかし、行かなければ10万円が手に入るのである。
この状況で果たして親が迷いなく子どもの背中を押せるだろうか。
1日くらいで十万もらえるなら休んだ方が得とは思ってしまわないか。
そうやって迷うような制度を作るのが本当に親にとって支援になっているのか疑問なのである。
また少なからず保険というのは一種の賭け事に近いものがある。
「子どもが学校に行けない」というルーレットのマス目があり、そこにベットしていた場合にはお金が多くなって返ってくる。
自分の不幸と引き換えに金が返ってくるという仕組みはどう考えても積極的に金をかけたいものではない。少なからず私はそう思う。
またこの制度は個人ではなく、団体で加入するものだという。
つまり、個人の意思と関係なく、学校やPTAが加入すると決めたら、この保険に入る事になる。
もし、この制度で金を貰うことになったら、私は今以上に自分を責めてしまうかもしれない。
また他のニュースも気になった。
新聞を読んでいて見つけたものだ。
教頭だった人が、自分の息子が引きこもりになってしまった記事を見た。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6543181
中学から引きこもり、30年近くその状態が続いているという。父親は70を超え、引きこもりの息子は40になった。
教育者という立場から、誰にも打ち明ける事ができない。そのうち仕事もうまく行かなくなり、降格人事を願い出たという。
私はこれが他人事だとは思えなかった。
これは未来の自分かもしれない、とそう思ったのである。
人様の前で教育のプロとして話をする。
しかし、そんな自分は自分の子供の教育がうまくできていない。
この矛盾を抱え続けながら生きて行くのは辛いだろう。説得力がないのを自分自身が一番理解しているからだーーーーーー。
うちの子は一体これからどうなって行くのだろうか。
私が教員になってすでに10年以上の月日が過ぎた。
毎年とても楽しみだった夏休みが、今はとても恐ろしいものに感じている。
(続きはこちらから↓)