モレスキンのデイリーノートを愛用して2年になります。
1日1ページ、何でもいいから思いついたことを書き続ける習慣を続けてきましたが、この作業が今や手放せないほど大切なものになっています。
今回は、「1日1ページノートに書くこと」と「その効果」について紹介します。
1. やるべきことが明確になる
私はノートの1番上の余白に、その日にやるべき仕事を思いついた時に書き込んでいます。
朝、職場に着いたらパソコンをつける前にノートを開き、To Doリストを確認してから仕事を始める。
このルーティンのおかげで、仕事を思い出すのに時間がかからず、スムーズに取りかかれます。
仕事を始めるエネルギーがなかなか湧かないということもあるかもしれませんが、まずノートを開いて、その日のタスクを確認することをルーティンにしてしまうとすんなり仕事に入っていけるのでおすすめです。
またその仕事をやればそこまでで終了と決めているのでダラダラ仕事をすることもありません。働き方改革にもつながっていると感じています。
2. 忘れることができる
ノートには日々の感情も書いています。例えば、夫婦喧嘩をしたときの怒りや悔しさを書き残すことも。
ある日、職場で「最近、奥さんとどう?」と聞かれたとき、ちょっと前に大喧嘩をしたことをすっかり忘れていたんです。
「あんなに怒っていたのに、何についてだったか思い出せない…」
ノートを見返してやっと思い出しましたが、これはつまり「書くことで、頭の中のモヤモヤを手放せている」ということではないかなと。
脳の容量を圧迫していたストレスがノートに移されたことで、気持ちが軽くなっていたんですね。
(ちなみに大げんかの理由は私が貼ったおはじきのシールの貼り方が雑すぎることでした)
ストレスを抱えた頭では本来考えられるはずのことが十分に考えられません。なので、頭の中に容量を生み出すためにもノートに書いて消す作業が必要だと感じています。
3. 忘れないようにすることもできる
「忘れる効果」がある一方で、「忘れたくないこと」も書き留めています。
例えば、本や新聞を読んで学んだことや、人から聞いて「これは覚えておきたい」と思ったことは、ページを分けて丁寧に記録しています。
「ノートに書いた」という行為自体が記憶に定着しやすくなるので、何気なく読んだ本の内容も、より深く頭に残るようになったと感じています。
4. 思考が整理される
また書くスピードは、話したり、パソコンで打つスピードよりも遅いです。
その遅さが思考の整理につながっているように思います。書きながら新しいアイデアが浮かんだり、バラバラだった考えがつながったりすることがよくあります。
特に仕事の課題や読書の記録など、「漠然と考えているだけでは形にならないこと」を書くと、自分の考えがまとまりやすくなるんです。
課題と今後の展望
このように今のノート習慣には大きなメリットがありますが、最近は「書きすぎてこれでも容量が足りない」という悩みも出てきました。
そこで、メモを分類する工夫を考えています。
• 日々の思いつきやTo Doは、今のモレスキンに書く
• まとまったアイデアや深く考えたいことは、大きめのノートに書く
• 気になるワードやアイデアの断片は、小さいメモ帳に書き、あとで整理する
こうすることで、より効率的に記録と振り返りができるのではないかと考えています。まぁこれも実験ですね。
まとめ:1日1ページノートのススメ
この習慣を始めてから、仕事の効率が上がり、気持ちが整理されるようになりました。何より、ストレスを抱え込まずに済むのが大きなメリット。
もし、「頭の中がモヤモヤしている」「やるべきことをうまく整理できない」と感じている人がいたら、ぜひ試してみてください。ちなみに私は常に持ち歩いてメモしているので、同僚からは「デスノート」「メモ魔」と言われるようになりました。
ノートに書くことが、あなたの思考と感情をクリアにしてくれるかもしれません。
良かったら試してみてください。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!