教職者K

教育について考えるブログ。

新しい部のアイディア。

 

 

ドラゴン桜2読んでたんですけど。

 

これ公立の中学校でやったら面白いかもなって思ったんですよ。

 

というのも、教育における成果ってすごく曖昧なもんなんだなって日頃現場で研究していて思う訳ですね。

 

例えば、「歴史が好き」って回答してる子がいたとして。

 

それが授業の成果なのか本人の気質なのか、はたまた家庭のサポートに起因するものなのかは曖昧じゃないですか。

 

実際アンケートなんてなんとでもなりますから。それでも許されてしまうところもあるわけですね。

 

でもどうでしょう、合格者数は誤魔化し効かない。

 

私のいる田舎の学校だと県内の公立のトップ校に入るのは学年に一人いるかどうか、っていう世界なんですけど。

 

これをいきなり10人合格させる。

 

この人数いきなり合格者を出すのは、うちの学校そして地域の教育力からみてもありえないことですから。これはもうれっきとした教育の力ですよね。

 

普通に考えたらありえない話ですけど、部活の枠使って、土日とかも勉強すれば出来なくもないんじゃないかなって。

 

というのも、田舎の子って本当に勉強してないだけなんですよ。そういう環境にいないというか。

 

「え、塾行ってるの?!」

 

みたいなレベルだったりしますからね。

 

だからやれば必ず伸びるわけで。

 

昔から思ってましたけど、部活やるくらいの気で勉強したら誰でも伸びると思うんですよ。

 

だからガッツリ勉強して合格目指す集団を育てるのも良いんじゃないかなって思うんですよね。

 

ちなみにそういうノウハウが公立の教員にあるかっていうと、ハッキリ言って無いです、というかそこをあんまり目標にして学校の先生は授業してなかったりしますからね。

 

(私もテストでいい点が取れることと、学力はまた別物だと思ってます)

 

だから、塾と提携して授業して貰ったりする。そうしたらその辺の点数の取らせ方みたいなのこっちも勉強になるじゃないですか。

 

あと、塾側からしても生徒獲得に繋がるかもしれないから、win-winになりそうですし。

 

そうやって偏差値50くらいの子が偏差値65ぐらいの学校行ったらもうそれは涙出るでしょうね。

 

まぁ現実的には難しいのかもしれないですけど、面白そうなんで書いてみました。

 

権力者になったらやろうかと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました!