教職者K

教育について考えるブログ。

最近の休日の過ごし方。

(コチラの記事を読む前に、まだ読んでいない方は先に二つ前の「引っ越し奮闘記③」を読んでいただけたら幸いです。)

 

 

最近我が娘が毎週のように行きたがる場所がある。

 

それが、市の運営する生涯学習センターみたいなところなのである。

 

ここには工作室があって、牛乳パックや段ボールなど、工作に必要なあらゆる道具が揃っていて自由に使う事ができる。

 

そこに「タミヤさん」という、いかにもものづくりが好きそうな名前の女性がいつも鎮座していて、幼児が作れるものを提案してくれるのだ。

 

ここにすっかりハマってしまった娘は土日になるとここに行きたがり、私もその提案にすぐに乗る。

 

公園はまだ寒いし、何より金が掛からないのがいい。

 

そう、私は根本的にケチなのである。

 

 

この日の娘は、段ボールでガチャガチャのおもちゃを作りたいと言い出した。

 

しかし、当然ながら3歳児に作れるはずもない。

 

 

ネットで調べて9割がた私が作ってしまった訳だが、完成したにも関わらず、中に入れるガチャガチャのケースがないではないか。

 

ふと思いついた私は、工作室からの帰り道にイオンのガチャガチャ専門店に寄り、店員さんに聞いてみた。

 

「あの〜すいません、工作用にガチャガチャのケースが欲しいんですが」

 

我ながらケチである。

 

店員さんはこう言った。

 

「すいません、コロナの関係もあって。今お渡ししてないんですよ」

 

ちくしょー!コロナめー!

 

くれよー!ケースくれよー!それないと遊べないんだよー!めっちゃあんのにー!

 

そうこうしている間に娘はガチャガチャに目を輝かせ始めている。

 

私も流石に購入を検討し始めたわけなのだが、

 

最近のガチャガチャがまた

 

 

たっかい

 

のである。

 

500円とか普通にするのである。

 

ちくしょー、資本主義めー!ここまで金使わずに過ごしてきたのにー!

 

いっそ開封しているお客さんに「そのケース貰えませんか?」と声をかけることも考えたのだが、普通に考えてその絵がなかなか気持ち悪く、更に子どもを抱えて人からケースを貰うその状況はさながら物乞いのようである。

 

とうとう観念した私は娘に対してなんでも好きなものを一回引いて良いよ、と提案。

 

 

その娘が選んできたのがこれだったのである。

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娘よ…

 

 

これはつまり…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいから早く部屋の電気つけろよ」

 

っていう私へのメッセージかい?

 

世知辛い。あまりにもハードな娘からのメッセージ。パパだって頑張って働いてるのに…。

 

そうダメージをおったのだが、私のお手製の段ボールガチャガチャをいたく気に入った娘は何度もガチャガチャし、夜は枕元に、この赤ちゃんとガチャガチャを置いて寝ていた。

 

これが最近の休日の過ごし方である。

 

ちなみに我が家の電気はまだついていないが、

 

 

悪くない、悪くない過ごし方のはずである。

 

 

 

 

【オススメ】フィッシャーマン式 筋トレ以前の筋肉の常識

最近読んだコチラの本の紹介です。

私は筋トレが趣味なんで読んでみたんですけど、これはその中でもおススメです。

 

というのも今、世の中にはトレーニング系のメソッドが溢れてるんですけど、多くが個人の経験に基づくものなんですよ。

 

この本はそんな中にあって、科学的な論文を相当読み込んでいる事が伝わってくる一冊になっています。

 

私も飲んでいるサプリにBCAAとかEAAってやつがあって。

 

これらはボディーメイクをする上で必須だと言われてきたりするんですが。


筆者はBCAAもEA Aもプロテインの下位交換であり、不要だと。

 

そもそも初心者に色んなサプリは必要ないとバッサリです。

 

なんというか、とても初心者に優しい、入りやすい一冊になっていますし、私のようなある程度トレーニングしてきた人間にも勉強になる一冊になっている訳です。

 

モチベーション上がりますし、効率の良いトレーニングの仕方が分かります。

 

「筋トレは楽しむもの」

 

という筆者のスタンスは、きっとこれからトレーニングしてみようかなっていう人にとって心地よいものになるでしょう。

 

レーニングを始めようと思っている人には是非読んでみてもらいたい一冊ですし、私ももう一回読み返そうかなと思っています。

 

ちなみに、筋トレに関して私が言われた事で、今年一番嬉しかった言葉がありましてね。

 

私はチビな上に顔が超絶デカいんですね。

 

だから、奥さんと写真とっても、

 

「あなただけ3歩くらい前出てた?」

 

 

って言われるくらい顔でかいんですよ。

 

小さい上に顔だけやたらデカいですから、スタイルの悪さったらない訳ですね。

 

そんな私がトレーニングして、今年のハロウィンはフワちゃんの格好して一日中授業してたんですね。

 

(ビスケット=クルーガーにしようか迷ったんですけどフワちゃんにしました)

 

そしたらそれ見た生徒からですね、

 

 

 

 

 

 

 

「スタイル良いですね」

 

 

 

って言われたんですよ。

 

これが、もうめちゃくちゃ嬉しかったんですね。こんな事人生で一度も言われたことない訳ですから。

 

もちろん私の身長も顔のデカさも変わらない訳なんですけど、前より胸も腕もデカくなってる訳ですね。

 

顔は人様の3歩前行ってますけど、胸も2歩くらい前に出るようになってきてる訳で。

 

そのおかげで違和感がなくなってきたんですね。

 

この一言ってのが本当に嬉しいというか、小さい事なんですけど自己肯定感に繋がってるんですよね。

 

 

だから、体を変えるっていうのは多くの人にとって自信に繋がるんじゃないかなって思うんですよ。

 

体そのものがどうこうっていうよりもこの自分への自信っていうのが色んな場面でプラスに働くんじゃないかなって思います。

 

 

温かくもなってきてますし、ちょっと運動してみようかなって人にはこの本読んでから取り掛かるのも良いかもしれませんよ。

 

誰かの参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

 

引っ越し奮闘記③

さて引っ越して一ヶ月ほど経ちまして、ようやく荷解きは終わったんですけど、ここで新たな問題が起こりましてね。

 

 

それが、

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洗濯機の水漏れです。

 

排水がうまく出来ません。水を流すと泡が溢れてくるんですね。

 

早速設置業者に連絡したんですけど。

 

「これ付け方には問題ないです。排水管に問題があるのかもしれません」

 

そう言われましてね。

 

次は管理会社に言って配管会社に来てもらったんですけど。

 

「これ詰まってないです」

 

「古いから配管が狭いんです。今のドラム式だと水量が多いから溢れちゃうんですね」

 

っていう返事なわけですよ。

 

更には、

 

「これ治そうと思ったら、洗濯機を一旦よけて根本的に配管変えないといけないからちょっと…うちも人がいなくてですね…ちょっと…」

 

もうその表情からやりたくなさそうなの滲み出てる訳ですよ。

 

ということで、我が家の洗濯機は今も泡が溢れたままなんですよね。

 

(水漏れが板の上におさまってるので、今のところ良しとしているわけです←管理会社には報告済み)

 

さらに今度は急に電気がつかなくなりましてね。

 

電気を交換しようにも電気が昔ながらの紐出てるやつなんですよ。

 

(あの男子ならみんなボクシングの練習とかしたピローんと紐が伸びてるやつです) 

 

そもそも仕様が違いますから、シーリングライトに付け替えられないんですね。

 

これを機にローゼットの交換を管理会社には要求して、了承してもらったんですけど。

 

でも工事が入るまで時間がかかるんですよ。

 

だから最近は

 

 

夜は暗闇でスマホのライトつけて生活

 

 

 

してるんですね。

 

そんな毎日ですからとうとう娘(3歳)からショックな一言を言われてしまった訳です。

 

彼女は私にこう言ったんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、いつまでこのお家にすまなきゃいけないの?」

 

 

 

 

 

 

 

この一言に固まってしまった私に彼女はさらに畳み掛けるように言葉を重ねて来ます。

 

 

 

 

 

「このお家汚いからイヤ」

 

 

 

 

 

「早く前のおうち帰ろうよ」

 

 

 

 

お、俺はお前のために…

 

 

 

お前を幼稚園に入れるために…

 

 

 

何十万もかけて…

 

 

 

職場からめちゃくちゃ遠くなったけど、

 

 

引っ越しを…

 

 

 

引っ越しをしたのに…

 

 

 

 

 

それなのに…

 

 

 

 

 

それなのに…

 

 

「いつまで住まなきゃいけないの?」

 

 

だなんて…

 

 

そりゃあんた……

 

 

 

あんまりじゃありませんか…。

 

 

 

 

 

ということでね。

 

もうなんか最近は娘の寝顔を見ると涙が出そうになるんですよね…。

 

 

とりあえず娘はいまだに風呂が古いから入りたがりません。

 

 

まぁ頑張りますわ。

 

現場からは以上です。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

子供の主体性を伸ばすオススメの方法。

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「うちの子が全然勉強しない。ゲームばっかりしてる」

「部員のやる気がなくて困ってます…」

 

こうゆうのって本当によく聞きますよね。

 

要するに学習者の主体性をどう引き出すかっていう話だと思うんですけど。

 

時代が変わってネットを見ればいくらでも情報が溢れてますから、知識を蓄積することの価値が薄れて来てるのは明白なんですよね。

 

新しいテクノロジーとか、コロナや戦争に代表されるような次々起こる問題に対して、とりあえずやってみる(考えてみる)っていう主体的な姿勢こそ現代社会では知識以上に重要だと言えるわけです。

 

ではどうしたら子供のそんな主体性を引き出せるのかっていう話なんですけど。

 

私のおすすめは、

 

 

変容に気づかせる

 

 

ってことなんですね。

 

自分が変化してる事に気づく事。これが学習者の主体を引き出します。

 

私自身経験があるんですけど、バレーを始めた頃、練習試合の相手が強いところばっかりでほとんど勝てなかったんですよね。

 

もう本当に試合が嫌で。

 

毎日勝てないグチを家で吐きまくってたんどすけど。

 

でも、母親からふと、

 

「大丈夫。みんなすっごく上手くなってきてる」

 

って笑顔で言われたんですよ。

 

え?勝ててないのに?

 

って驚いたんですね。

 

そして、その事がいまだに記憶に残ってるし、嬉しかったんですよね。その言葉で頑張れたというか。

 

子供たちっていうのは、経験が少ないし、客観的にみることが出来ないから、自分達の成長に気付けないんですよね。

 

だから、そこを周りにいる人間が気づかせてやる。

 

それこそが学習者の主体性を引き出すと考えるわけです。

 

例えば幼児でいえば公園というのは最高の変容確認の場だと考えています。

 

というのも、小さいうちは使えない遊具がたくさんあるわけですね。ジャングルジムひとつとっても小さいうちは出来ません。

 

それが成長に従って少しずつ出来るようになる。お兄ちゃん達が遊んでいるのを見るだけだった自分が、てっぺんまで登れるようになった。非常に分かりやすい変容ですよね。

 

小さいうちっていうのはみんな何に対しても「やりたい!」って主体的だと思いますけど、それは小さいうちは成長スピードが速いから変容に気付きやすいからではないかと思うわけです。

 

しかし、成長とともにそれが鈍化していって、周りも変容を見つけてくれないからどんどんやる気を失ってしまう。

 

そういう子の多くがゲームにハマるのは、ゲームには変容に気づく仕掛けがいっぱいあるからでしょうね。

 

レベルとか図鑑を集めてコンプリートするとか、目に見える変容があるわけです。だから楽しい。

 

しかし、現実は厳しい訳ですよ。

 

なかなかすぐに出来るようにはならないし、成長がゆっくりな子はなかなかその変容に気づかないからやる気を失ってしまうんですね。

 

だから指導者(教師)としては、

 

そもそも子供の微妙な変容に気付けているか

 

子ども自身が変容に気づくような仕掛けをしているか

 

これが非常に重要になるわけです。

 

やり方は色々あるでしょう。

 

スポーツなら、始めたばかりの映像なんかを見れば自分が上達してることは明らかです。

 

学習で言えば、振り返りを書かせるなんてやり方もあるわけです。

 

(「今日は三角形の面積の求め方が分かった。」と子どもが書いていれば、子ども自身が変容に気づいている訳ですよね)

 

他にも書ききれないくらいそういう手法はありますし、どれくらいそれをもっているか、というのが教える側の力量であると考えます。

 

とりあえず子どもがやる気がないことを本人のせいとしているうちは指導者としては成長はありませんから。

 

変容に気付けるような手法を増やすことを目指しましょう。

 

 

(もちろん私もです)

 

そういう目で見るとまた子どもの見方が違うのではないかと思うので、書いておきますね。

 

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!

 

ノブレスオブリージュ。

久しぶりにちょっとキレてるんですよね。

 

こんなに怒りを感じるのはいつぶりでしょうかね。

 

え、何にかって?

 

 

そりゃもちろん、

 

 

 

 

 

プーチン

 

 

 

 

ですよ。あいつに超キレてんですよね。なんすか、あいつ。

 

久しぶりにニュース見て、

 

 

「このハゲー!!」

 

 

って豊田真由美ばりに叫びそうになりましたからね。

 

まぁもしそう叫んだ場合、

 

 

 

 

「お前もだろー!」

 

 

 

ってロシアから盛大にブーメラン返ってきそうなんでやめときましたけど。

 

とりあえず私の目標は前から言ってますけど世界平和なんですよね。

 

それが、今もうプーチンにめちゃくちゃにされちゃってんですよ、腹立ちますよね。

 

どんな理由があろうとトップの人間の思惑一つで何人もの罪のない国民が死んでるっていう状況は許されるものではありません。

 

私は今回のロシアの侵攻によっていろんな当たり前だと思っていたことがぐらついてしまったと思うんですよ。

 

それは、

 

アメリカがいざという時は助けてくれるってのは幻想だったよね」

 

とか

 

「核の廃絶はやっぱり安全のためにも見直した方がいいんじゃないか」

 

とか

 

「日本もちゃんと自国での安全保障を考えないといけない。」

 

とかそういうレベルの話しじゃなくて。

 

言うなれば「明日は来る」っていうレベルの当たり前のことが今脅かされてるわけですね。

 

こんなことってあっていいんですかね。天災でもなく、明らかな人災ですよ。

 

スポーツや経済の世界でもロシアの締め出しが起こってますから。

 

私も何かしようと思いましてね。

 

 

今個人的に

 

 

 

 

 

 

 

 

マトリョーシカ不買運動

 

 

 

を地道に続けているところです。

 

もう一生マトリョーシカ買わない覚悟ですからね。(みなさんもどうですか?)

 

ちなみにピロシキボルシチを食べないってのも考えたんですけど、ボルシチってウクライナのものなんですね。なのでそっちはやめときます。

 

そしてこのロシアによるウクライナ侵攻から私が思い出した言葉があって。

 

それが

 

 

「ノブレスオブリージュ」

 

 

っていうフランス語なんですよ。

 

「ノブレス」は「貴族」を意味し、「オブリージュ」は「責任」を意味します。

 

これはつまり、

 

「社会的に高い位にあるものは果たす責任もまた大きい」

 

っていう考え方で。

 

ヨーロッパではこういう考え方が深く根付いているんですね。

 

実際にイギリスのヘンリー王子がアフガニスタンに派遣されたりしているわけです。

 

これ日本で言えば皇太子が自衛隊として派遣されるようなものですから、これがいかに凄いことかイメージできるはずです。

 

今回のゼレンスキー大統領の行動っていうのはまさしく、このノブレスオブリージュを体現しようとしてるなと思ったんですよ。

 

真っ先に命を狙われ、アメリカからも国外退避を提案されても家族と共に残る姿。

 

それは「我々はロシアではなく、ヨーロッパと共にある」というトップとしての覚悟を自らが命をかけて、ヨーロッパの規範であるノブレスオブリージュを示してるんだろうなと思ったんです。

 

 

 

さて、世界的に見ればまだまだ先進国で恵まれた身分にいるのが我々日本人です。

 

果たして私達に果たすべきオブリージュとはなんなんでしょうか。

 

そんなことを考える毎日です。

 

1日も早い終結を願いますし、私は私に出来ることを考えます。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

最近Amazonで買ったもの2選。

最近買ったものの紹介です。

 

引っ越して以来通っていた公営ジムに行けなくなってしまいましてね。更にコロナのせいで部活も無くて完全に運動不足なんです。

 

そこでもう思い切ってトレーニング器具を買ってしまったわけですね。

 

まずはこちらのインクラインベンチ。

 

筋トレする時にベンチがあるとできる種目がすごく増えるんですよ。

 

筋トレのためにダンベル買う人はベンチも買った方がいいですね。

 

インクラインっていうのは背もたれが倒れるものです。これが出来るとまたちょっと種目が増えるんですね。

 

あとは場所取りたくないので折りたためるもの。更に色が入っているのが私の趣味ではなかったので真っ黒なものを選びました。

 

耐荷重150キロということでバーベルを本気で持ち上げるにはちょっと不安が残りますけど,家でダンベル使ってトレーニングする分には十分でしょう。

 

何よりこれ安いんですよ。

 

ベンチなんてそうそう差なんてないですからね。

 

条件満たすものの中で一番安いものにしましたけど,問題なさそうです。

あとついにこちらを買ってしまいました。可変式ダンベルのフレックスベル。

 

値段が値段なので,流石にちょっと悩んだんですけど。

 

一年以上私のアマゾンの「欲しいものリスト」にあり続けたので,もうこの機会に買ってしまおうと思った次第です。

 

重さには3種類あって,36キロタイプ・32キロタイプ・20キロタイプ。

 

あと重量設定にも4キロ刻み・2キロ刻みの2タイプがあります。(4キロ刻みの方が安いです)

 

20キロでは物足りないし,36キロまで行くと部屋内での取り扱いが不安ということで,32キロの2キロ刻みのタイプをチョイスしました。

 

買える店はいくつかあるんですけど,有名どころは2つあって。

 

「ライシン」と「モーションズフィット」です。

 

ライシンは安いけど、一年保証。

 

モーションズフィットはちょっと高くなるけど2年保証なんですね。

 

このダンベルは重量変更のために回転させたりするダンベルなので故障も考えられます。2年は最低でも使いたいのでモーションズフィットで購入しました。

 

motions-shop.jp

専用のスタンドも迷いましたけど、場所を取るため購入見送りです。

 

まぁ長く使える自己投資と考えようかなと。

 

奥さんにもやらせればもはや半額ですし。(←絶対やらない)

 

あとメルカリとかで見ててもダンベルって値段落ちないんですよ。

 

だから

 

ダンベルは貨幣

 

だと私は思ってるんですね。

 

だから全部で7万くらいしましたけど,そう考えたらむしろ安いものかなと。

 

(と言い聞かせてみる)

 

せっかく買ったので,これからしっかりトレーニングしてですね,

 

春からの新学級では

 

「背中が大きすぎて黒板が見えない」

「肩に黒板けし載せてる先生がいる」

「腹筋が口分田!」

「お尻がユーラシア大陸!!」

 

っていうクレームが飛んでくるよう頑張りたいと思います。

 

読んでいただき,ありがとうございました。

人生で一番楽しいこととは。

「人生で一番楽しいことは他人を楽しませることだ」

 

っていう名言をやなせたかし氏が残してるんですけど。

 

これ素晴らしい名言だなって思ってるんですよね。本当にその通りだなって。

 

うちの子もアンパンマンにはお世話になりまくってますから。

 

もはや, やなせたかしじゃなくて

 

やなせたか師

 

って私としては呼びたいくらいなんですね。

 

最近本当にこの言葉が身に染みることがあったので書いてみます。

 

前にも書いたんですけど,私は特別支援の教室ってあんまり得意じゃないんですね。

 

suno200002000.hatenablog.com

間違いなく一番難しいです。

 

専門で学んできたわけでもないけど,授業は任せられる。

 

さらに教科書通りに勧められないからゼロから何をやらせるか考えないといけない。やりたくなければ全くやらない子ども達。

 

これが通常学級にばかり慣れてる私にとってなかなか辛かったんですね。

 

そして私の担当する特別支援のA君という子は分からなくなるとすぐキレる子でしてね。

 

特に数学が大嫌いなんですよ。繰り上がりとか,分数になると紙ぐしゃぐしゃにしちゃうんですね。

 

でも私もこの一年でちょっと勉強しましてね。

 

タブレットで計算やらせればぐしゃぐしゃに出来ないだろ

 

って思ったんですよ。

 

(なんせタブレットって硬いですから。タブレットの良いところは硬いところですよね!!)

 

更に間違えるパターンを見てると,字がうまく書けないもんだから,どっかで繰り上がりのある計算の場合,字がズレちゃって計算間違えてるんですよ。

 

そこでMODMATHっていうアプリを使って計算させてみたんですね。

 

ModMath

ModMath

  • Mod Math I.P., LLC
  • 教育
  • 無料

 

apps.apple.com

 

これはもともと発達障害をもつ子の母親がつくったアプリみたいなんですけど。

 

数字をタップして打ち込むので機械的に縦列が揃うんですよ。しかも繰り上がり計算用に小さい数字でメモもしておけるんですね。

 

これを計算で使わせてみたんですね。

 

そしたらどうでしょう。これまで計算となったら5分もたないですぐ放棄してたその子が,

 

一時間数学やり続けたんですよ。

 

しかも笑顔で。

 

これ終わった時に私心の中でガッツポーズしてましたからね。

 

そして,絵も好きだから,その絵を動かしたらもっと喜ぶだろと思って,  書いた絵を動かせるプログラミングのソフトも試してみたんですね。

www.springin.org

これも大ハマりしましてね。

 

こういうのを探して次々繰り返してたらだんだん私のこと気に入ってくれたみたいでですね。

 

こりゃ今ならいけるかもと思って学年集会の時の会場準備頼んだらですね,

 

まぁ~めちゃくちゃ一生懸命準備したんですよ。他の先生たちも目を見張るぐらい。

 

これまでだったら「なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだ!!」ていってキレてパイプ椅子殴りつけてる子ですからね。その子が一生懸命荷物運んで準備をしているわけです。

 

私人生で初めてこの時

 

特別支援教育おもしれ~」

 

って思ったんですよね。

 

やなせたかしの言葉じゃないですけど,彼が喜んでくれてるのが私にとっても大きな喜びだったんですよ。

 

私は教育っていうもので人を楽しませる人生なんだなって。

 

そして教育を通して誰かを楽しませ続けている以上,自分の人生もずっと楽しいだろうなって。

 

まぁなのでね,常に人を楽しませる努力を今後も続けていかんなと思っております。

 

さて,来月はいよいよ卒業式です。

 

どうやって楽しませてやりましょうかね。

 

ま、頑張ります。

 

読んでいただき,ありがとうございました!

テストにおける記述問題の解き方パーフェクトガイドブック。

子供達が苦手なものの一つに【記述問題】てのがありましてね。

 

大体社会で言うと、【並び替え】とこの【記述問題】でガクッと点数落とすんですよ。記事問題には一切手をつけようとすらしない子もいるほどですからね。

 

社会だけでなく国語だと入試に作文とかある県もありますし、全国学テでは必ずこのタイプの記述問題がでます。

 

なのでこの記述問題をどう解くか、は非常に重要なので、そのことについて今回は書いてみたいと思います。

 

まずポイントですが、国語の場合は、「出題者の意図を汲み取れ」です。

 

例えばこういう問題が出たとしましょう。

 

「Aさんは職業体験でお世話になったパン屋のBさんにむけてお礼の手紙を書こうとしています。職場体験で特に勉強になった点や、今後に活かしたい点を考えて書きたいと思います。あなたがAさんならどんな文を書くか。枠に当てはまるように手紙を書きなさい」

 

これに対して、ある子はこう書きました。

 

「職場体験ではとてもお世話になりました。Aさんに丁寧に教えてもらったので、最初はうまく作れなかったけど、最後は綺麗なパンが作れるようになりました。とても楽しかったです。ありがとうございました。」

 

これにみなさんは、マルをつけますか?

 

残念ながら、これでは正解にはなりません。それが学テや入試における採点基準なのです。

 

もう一度問題を見ましょう。

 

「Aさんは職業体験でお世話になったパン屋のBさんにむけてお礼の手紙を書こうとしています。職場体験で特に勉強になった点や、今後に活かしたい点を考えて書きたいと思います。あなたがAさんならどんな文を書くか。枠に当てはまるように手紙を書きなさい」

 

そうなのです、この場合の正解は、

 

①お礼が書いてあること。

②特に勉強になった点が書いてあること

③今後に活かしたい点

 

が書いてあることが大事なのです。

 

そう考えると、先ほどのこの文章については、①のお礼はありますが、②と③が抜けています。

 

なので、

 

「職場体験では大変お世話になりました。特に勉強になったのはBさんのお客さんへの挨拶です。ただ美味しいパンを作るだけでなく、挨拶もお客さんに気持ちよく買ってもらうためには大事なのだと分かりました。今後は私も挨拶を大切にして生活していきたいと思います。」

 

と書いてきたら、①②③全てが入るのでマルが貰えるわけです。

 

このように記述問題というのは、「出題者が聞いてきたことにしっかり答えられているか」が非常に重要ですし、採点基準になっている訳ですね。

 

そんなこと子供たちは授業内では教わってないですから。だから取りこぼすんですよ。

 

次に社会なんですが、社会は資料を読み取った上で答える問題がほとんどです。

 

なので、これについては、「パーツを作って組み立てる」というところがポイントになります。

 

例えば。

 

「Cさんはなぜ日本で同性婚が認められないのかについて調べ、発表することにしました。資料Dと資料Eを参考にし、発表原稿を作りました。枠に当てはまるように原稿をつくりなさい」

 

資料D 憲法24条

「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」

 

資料E  

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(gqjapanより)

 

こういう時はまずパーツを作ります。

 

資料Dから分かるのは、

 

憲法上、結婚には両性の同意が必要であり、同性婚を認めるには日本の場合、憲法を変える必要性が出てくること」

 

また資料Eから分かるのは、

 

「先進国の多くで同性婚が認められてきていることです」

 

このパーツが2つ出来たので、あとは組み合わせれば良いわけですね。

 

なので、

 

「私は同性婚がなぜ日本で認められないのかを調べました。その結果、結婚は両性の同意が必要であると日本は憲法で定められていることが同性婚が認められない理由の一つだと分かりました。しかしながら、先進国では同性婚を認める国も多くなってきています。多様性の時代でもあるので、憲法の改正も踏まえて議論すべきだと思います」

 

こんな感じになればマルが貰えます。

 

ここで大事なのは、例えば賛成か反対かは大事ではないんですね。

 

ちゃんと出題者の意図を汲み取って、資料を全て使えたか。基本は国語と変わりません。

 

なので、そんなことをちょっと意識するだけで解答って変わるんじゃないかと思うので書いてみました。

 

誰かの参考になれば幸いです。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

ワークシートを使うのはもうやめなさい。

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授業でよくノートじゃなくてワークシートに書かせるっていうやつがあるんですけど。

 

でも私は基本的にワークシートって要らないと思ってるんですね。

 

しかしながら、かなりの先生がワークシート使って授業しているので、今日はボッコボコにその問題点を書いてやろうと思います。

 

①保管の難しさ

 

まずこれです。記録として残しづらい。

 

大体ワークシートって穴あけパンチで穴開けてファイルにストックしてく訳ですけど。

 

そもそも、面倒で閉じない子が出てくる訳です。これでは授業を見返せません。見返さない限り、ノートの価値はガクッと落ちてしまいます。

 

さらにファイリングしたものは見返したとしても、大体穴開けたところから裂けてきてプリントが落ちたりします。

 

また場所をとるから持って帰るのも嫌になる。ノートに比べてペラペラで傷みやすいからどんどんボロボロになる。

 

ノートに比べて記録の保管が難しい点が問題の一つとして挙げられます。

 

②流れの固定化

 

またワークシートの場合、あらかじめ教師側が用意していた答えを生徒が埋めていく形式が非常に多いんですね。

 

つまり、教師の想定以上の答えが出る余地がない。

 

これでは深い学びにはならないでしょう。

 

深い学びだったかどうか判断する際には、新しいものを生み出せたかどうか、が大事だと言われています。

 

なので、ワークシートというのは、その構造上深い学びを達成しづらいと私は考えている訳です。

 

 

働き方改革

 

あとご時世的にもはや、ワークシートを考えて打ち込んで印刷するっていうその過程がそもそも無駄が多くて働き方改革に反してると思うんですよ。

 

ワークシートに凝りすぎちゃってヒーヒー言ってる先生もいますからね。

 

だったら発問にもっとこだわった方が費用対効果が高いと思うんですよね。

 

先にも述べたようにワークシートではいくら頑張っても深い学びになりづらい訳ですから。

 

もちろん、数学で例えば「関数のグラフを正確に書く」などであればあらかじめマス目が入ったワークシートを準備しておく必要もあるでしょう。

 

また道徳のようにそんなに見返す教科でもなく、時数も少なくてノートがもったいないという教科もあるでしょう。

 

しかしながら、それ以外のほとんどの場面でワークシートは必要無いはずなのです。

 

にも関わらず多くの先生がワークシート使ってるので私には疑問でなりません。(いる?それ)

 

まぁ思ってたこと書けたのでスッキリしましたわ。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

【お勧め】部下を育ててはいけない。

さて最近読んだこちらの本の紹介です。

私も年齢的にそろそろ人を動かす立場になって来たわけなんですけど。

 

いかに人が動かないものかっていうのを痛感してるんですね。

 

というのもお願いしたことをやらないまま放置されるなんてのはザラにあったりで。

 

教員ですらそれですから、世の中なかなか大変ですよ。

 

(まぁよく考えたら逆の立場だった時は私もそんなもんだったかもしれないんですけど)

 

こちらの本の著者である田端さんは、livedoor LINE、などを経てリクルートでは R25の発刊に尽力した方。

 

まぁいわゆる日本のトップビジネスマンですね。

 

YouTubeなんかで話を聞いてると、ゴリゴリの体育会系な感じな訳で。あんまり胡散臭くないというか、聞いていてしっくりくる部分が多いです。

 

この本ではそんな田端さんのこれまでの経験を通じて見つけた、「部下に対して公平である方法」

「部下のモチベーションをあげるための秘策」なんかがが書かれている訳です。

 

この本にも書いてありますが、上の立場の人の役割っていうのは、「いかに下のひとを動かすか」であり、「全体としての成果を出すか」なんですよね。

 

そこには自分がプレイヤーだった頃とは違う能力が求められる訳で。

 

私もしょっちゅう「これ自分でやった方がはやいわ」って思ってやってしまう訳なんですが、それを突き詰めても自分一人でできることには限界がある訳です。

 

なので、いかに人を動かすのかっていうのは、プレイヤーの頃と違ってまた勉強していかなければならない分野なんでしょうね。

 

こちらの本は田端さんの経験からだけでなく、他の著名なビジネスマンや歴史上の人物からヒントを得た手法が載っており、勉強になる一冊となっています。

 

コロナという時代もあってなかなかチームの距離を縮めるのが難しい世の中にはなって来ている訳なんですけど。

 

どうしたらもっと生産性の高いチームを作れるのか、そのヒントになりそうな一冊になっています。

 

いつかまた必要な時が来たら読み返したい一冊ですね。そういう立場にある人にもお勧めの一冊です。

 

興味のある方是非どうぞ。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!