さて最近読んだこちらの本の紹介です。
私も年齢的にそろそろ人を動かす立場になって来たわけなんですけど。
いかに人が動かないものかっていうのを痛感してるんですね。
というのもお願いしたことをやらないまま放置されるなんてのはザラにあったりで。
教員ですらそれですから、世の中なかなか大変ですよ。
(まぁよく考えたら逆の立場だった時は私もそんなもんだったかもしれないんですけど)
こちらの本の著者である田端さんは、livedoor LINE、などを経てリクルートでは R25の発刊に尽力した方。
まぁいわゆる日本のトップビジネスマンですね。
YouTubeなんかで話を聞いてると、ゴリゴリの体育会系な感じな訳で。あんまり胡散臭くないというか、聞いていてしっくりくる部分が多いです。
この本ではそんな田端さんのこれまでの経験を通じて見つけた、「部下に対して公平である方法」
「部下のモチベーションをあげるための秘策」なんかがが書かれている訳です。
この本にも書いてありますが、上の立場の人の役割っていうのは、「いかに下のひとを動かすか」であり、「全体としての成果を出すか」なんですよね。
そこには自分がプレイヤーだった頃とは違う能力が求められる訳で。
私もしょっちゅう「これ自分でやった方がはやいわ」って思ってやってしまう訳なんですが、それを突き詰めても自分一人でできることには限界がある訳です。
なので、いかに人を動かすのかっていうのは、プレイヤーの頃と違ってまた勉強していかなければならない分野なんでしょうね。
こちらの本は田端さんの経験からだけでなく、他の著名なビジネスマンや歴史上の人物からヒントを得た手法が載っており、勉強になる一冊となっています。
コロナという時代もあってなかなかチームの距離を縮めるのが難しい世の中にはなって来ている訳なんですけど。
どうしたらもっと生産性の高いチームを作れるのか、そのヒントになりそうな一冊になっています。
いつかまた必要な時が来たら読み返したい一冊ですね。そういう立場にある人にもお勧めの一冊です。
興味のある方是非どうぞ。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!