教職者K

教育について考えるブログ。

最近読んだ本6冊。

最近読んだ本についてざっくりまとめます。

まずこちら。いわゆるセンスの正体って知識だよねって事を理論的に書いた一冊。

 

確かに「あの人服のセンスいいよね」っていう人でトレンド(知識)知らない人いないですからね。

 

ベーシックを知り、流行を知り、自分を知る。

 

その上でベストなものをチョイスするってのがセンスのある人なんでしょう。

 

特に「自分を知る」って所が参考になった気がします。

学級経営にしてもバレーやる上でも戦略ってめちゃくちゃ大事なので読んだのがこちら。

 

あらゆる事例を出しながら、「良い戦略とは何か」について書いています。

 

簡単にいうと、戦略っていうのは、他がやってない事で、かつ真似できないこと。そして自分の強みを相手の弱みにぶつけること。

 

例えばIKEA は生産ラインから販売までが自社で鎖状に繋がっているから他の企業がエッセンスだけ真似しようとしてもできないものになっている。

 

思えばバレーにしてもそうで、強いところほど強いチームとのパイプがあったりする事で、どんどんいい選手が入ってくる。他のチームがマネしたくても出来ないわけです。

 

良い戦略ってのはそんな風に巧妙に出来てる事を考えさせてくれる一冊でした。

そしてこちらはオススメの本。

 

生きる上で自然がいかに大切かが書かれてます。

 

脳の状態を整えて、ストレスレベルを下げる。自然と触れ合うことはいい事だらけです。

 

これ読んでとにかく子どもは外に出来るだけ出そうと思いましたね。プラスの影響が計り知れない。

 

自分自身も思い出してみるとスリランカにいた頃気分よく過ごせていたのは、自然に囲まれた環境だったからなのかもしれません。

 

普段意識しないとどうしても現代社会は自然から離れる生活になってしまいますから、自然ともっと触れ合わないといけないなって思わせてくれる一冊です。

 

今年はもっと子供連れてキャンプとか登山に行きたいですね。

 

続いてこちら。

 

筆者の菊池さんをYouTubeで見かけたのですが、子育てについて語る話にすごく納得したし、ストンと自分の中に落ちたんですよ。

 

塾を経営しているという事で、本も気になって読んでみました。

 

世の中のほとんどの子が勉強に前向きじゃないでしょうから、親や教員としてはどんな支援ができるのか。

 

そのヒントになった気がします。

 

 

そして次がこちら。

 

生徒指導上の記録の取り方について書いた本。

 

というのも今生徒指導で揉めまくってましてね。こちらとしては誠意ある対応をしてきたのですが、とにかく納得してもらえない。

 

このままだと最悪裁判になりそうなんですね。

 

すでにこれまでのやり取りを記録したプリントは数十枚にのぼります。

 

最悪の場合文章公開を求められますから、その上でも参考にしたくて読んだ一冊です。

 

ほとんど知ってる事ばかりでしたが、初任層には必要な知識も多いと思います。

 

なので、そもそも記録ってどうとれば良いのかなって方は是非どうぞ。

ラストにこちら。YouTubeで人気のアトム法律事務所の岡野さんが書いた本。

 

「ゾンビを殺すのは犯罪か?」などあり得ない設定にも法に基づいて的確に答えていきます。

 

特に私としては「学校」の項目が参考になりました。

 

というのも、今学校現場でも法律の知識が求められる訳です。

 

「トイレを覗いたら犯罪?」

 

「髪の毛を染めちゃいけない校則は法律違反では?」

 

「部活の強制入部っておかしいですよね?」

 

こういう質問への弁護士の立場からの回答は勉強になったと思います。

 

我々教員も勉強しないとつっこまれた時に勝てないですからね。

 

法律に関する事に極めてライトに触れる一冊になってます。堅苦しくなく、面白く読めますね。

 

という事で今回は最近読んだ6冊についてまとめました。

 

今読みたい本があんまりなくて飢えてるんですよね。

 

私におすすめあれば教えてくださいー。

 

読んでいただき、ありがとうございました。