教職者K

教育について考えるブログ。

最近読んだ漫画の話。【追記あり】

さて,ここ最近読んだ漫画について備忘録代わりに書いておきますね。

まずこちら加熱する中学受験について,その子ども達と塾について書いた一冊。

 

まずそもそもなぜこれを読んだかっていうと,私の今いる職場がまさしく「2月の勝者になった子達が来る学校」だからなんですよね。

 

子供たちの抱えている背景を少しでも理解したいっていう想いで読んだんですけど。

 

色々繋がった感じがします。

 

中学受験は必要かっていうのはまた別の機会に私の考えを書いてみたいと思うんですけど。

 

でも,過熱しすぎて親も子も相当なストレスうけてるのは間違いないですね。

 

今後の自分の子供の進学方針を考える上でも参考になる一冊かなと思います。

 

さて,ここからはアメトークで紹介されてたやつで気になったものを順に読んでみたんですけど。

 

まずこの「ジャンボマックス」。

 

これめちゃくちゃ面白い。ここ最近読んだ中でイチオシです。

 

主人公はEDを抱えていて,これを改善する薬の開発に成功します。

 

そしてそれを利用しようとする悪い連中が集まって来て…というお話。

 

主人公のお人好しさと周りの人間の嫌らしさといい,全員腹に一物抱えてる感じがたまりません。

 

最近だとED薬をめぐる動向を中心に書かれているわけなんですが,今後主人公の夫婦関係(そしてお腹の赤ちゃん)はどうなっていくのかっていうところも気になるところです。

 

今後の展開に期待大ですね。これ超おススメです。

あとこれも面白かった。

 

ヤクザに家庭を壊された子が,ケンシロウみたいに「ツボで人を殺す」ことを目的にひたすらツボの勉強をして国家資格を取ってマッサージ師として活躍するっていうお話です。

 

ギャグありエロの要素ありで,読んでいてずっと面白い。

 

何より作中にちりばめられたツボの知識がもってて損無さそうだなって思うんですよね。ツボについてちょっと勉強してみようかなって思いましたもん。

 

というのも,私の自論に

 

「旦那が奥さんをマッサージしてる限り離婚しない」

 

っていうのがあるんですよ。

 

それぐらいスキンシップと関係を良好に保つためにも有効なのではないかなと。

 

そんなことを考えた一冊でしたね。

そしてこちら。物語は娘のDV彼氏を父親が殺してしまうところから始まります。

 

そしてミステリー好きの父親はこれまでの知識を生かして,いろんな修羅場を潜り抜けていくというストーリー。

 

まず主人公が普通に人バンバン殺してるってあたりが斬新です。

 

家族を守るっていう目的のために人を殺し,そして賢く逃げる。

 

この辺のハラハラ感がたまりませんね。

 

若干話が飛躍しすぎて「それは明らかにおかしいでしょ」って思う場面もあるわけなんですけど,なんとか回収してくるあたりも凄いなと。

 

妻がここまで協力できるの明らかにおかしいと思いながら読んでましたけど,後半のカルト教団の話になるとまた少し納得出来たり。

 

そんなミステリー好きには好きな一冊かと思います。

 

そして追記でこちら。

 

流行のキャンプをテーマにした作品。

 

とにかく飯の描写がリアルでやたらうまそうです。

 

更に男ならではの「そんなに料理に手間はかけたくない」という希望も満たしながら旨そうな料理を提案するあたりはなかなか興味をそそります。とにかく外で酒飲みたくなる一冊ですね。

 

主人公は34歳のソロキャンパーと,そんなおっさんに恋するキャンプ初心者の女の子(20歳)。

 

2人の関係性がなんともいじらしいんですよ。

 

ただちょっと設定が甘い所もあって。

 

そもそも20そこらの若い子と34のおっさんの恋愛という設定が若干きついんですよね。

 

あと,主人公の男性が「キャンプ以外興味ない」という設定の割に「元カノがいた」ってことが5巻ぐらいで分かるんですけど。

 

思わず「いや,お前彼女いたんかい!!」ってサウナの休憩室で読みながら叫びそうになってしまいましたからね。

 

でもまぁその辺の設定もまた夢があるというか。

 

そもそもキャンプが面白そうですよね。興味は私もあるんですけど。

 

しかしながらね,作中でも書かれているんですけど,キャンプって2日がかりの遊びなんですよね。ここら辺が趣味としてはかなり贅沢というか。

 

更に家族で行くとなると自分一人で行くよりもはるかに色んな事気にしなくちゃいけないから,なかなか手を出せずにはいますね。(しかしながら,今後の趣味の候補にはしておきたいですね)

 

ということで夏休みの読書の一助になれば幸いです。

 

読んでいただき,ありがとうございました!