教職者K

教育について考えるブログ。

俺の苦手なことを聞いてくれ。

f:id:suno200002000:20240116182015j:image

 

誰しも苦手な事があると思う。歌が苦手、絵が下手。そんな苦手分野というのは誰にでもあるだろう。

 

今回は私の苦手な事について論じたい。

 

私が苦手としている事。

 

 

 

 

 

 

 

 

それが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振休を取る事

 

 

なのである。

 

仕事柄土日に部活動等で大会が自分だけある場合は、その分平日に振休を取らなければいけないのだが、何かと気にしてしまう性格である上に、計画する事が大の苦手な私はこの振休をうまく設定する事ができない。

 

まず自分が休むということは、周りの人がその分を被るということである。自分がいない事で止まる仕事や出来ない相談もある。人員不足もあってはっきり言って休みにくいのだ。

 

さらに最近は妻からも「子供が幼稚園行ってる日に振休なんてもったいないから取らないで」と言われたりする。職場に迷惑もかけたくないし、そんな妻から小言も言われたくない。

 

職場と家庭の双方の顔色を伺うのが非常に面倒なのである。そうなってくるともう振休を取る事自体が嫌になってくる。

 

なのでつい最近も「帳簿上で振休とった事にして普通に仕事に行く」という愚行を選択してしまったのである。あぁ、なんて気の小さい男なんだ私ったら…。

 

休日のない連勤で体は辛いが、「まぁ俺みたいな凡人が天才に勝つには倍働くしかないからな!」「ほら、ボランティア好きだし、俺」と自分で自分を慰めている訳である。

 

1日ならまだしも土日連勤になり、振休を2日間取らないといけないとなるとなかなか難しい。しかしながら、働き方改革が言われている中で振休をとって働いている姿は後輩達に見せてはいけなかったと思う。何が正解だったのかと今でもとても後悔している。

 

ちなみに振休を取るタイミングの正解をずっと考えていたのだが、まず1日目は、「土日出勤あけの月曜日」が良いのだと思った。

 

これは周りも土日に出張があったことを知っていたりするからである。その場合、「昨日行ってもらったからなぁ」と心理的に許容しやすい。

 

じゃあそのまま火曜日も…となると注意が必要だ。月曜日にクラスで何かあった場合、対応が遅れる。

 

また月曜日に取った場合、その次の週の月曜日も教員の場合は避けたほうが良いだろう。同じクラスの授業が潰れる事になるので時数のバランスが悪くなりがちだ。

 

なので、土日連勤明けの月曜日、もう1日は忙しくないちょっと時期をずらした金曜日というのが、振休の取り方としてはベストなのではないかと思った。金曜日にしておけば三連休になる。

 

いや、違う。

 

金曜日は土日に練習試合等があった場合に子どもに指示を出すラストチャンスなのである。変更があった場合や荷物の移動があった際に金曜日に顧問が居なければ困る事になる。

 

そうなるとここはやはり木曜日休みにしておいて、あと1日頑張れば休みという心理的負担の軽減をとるべきか…。

 

そうこう考えるのがもう面倒だからいっそ働いた方がいいのではないか…。

 

そうこう考えてしまうから、振休を設定する事ができない。休むのは労働者の権利のはずなのに、権利を行使するまでの精神的な負担が大きくて嫌になる。

 

やはり私は振休の取り方が下手なのである。