教職者K

教育について考えるブログ。

生徒会選挙におけるアイディア。

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まもなく学校が始まりますね。

 

すぐに生徒会選挙が行われるんですけど、その選挙についてアイディアが思いついたので書いておきます。

 

まず生徒会選挙って公正とか平等を考えたり、民主主義を考える上でも非常に重要な機会だと思うんですけど。

 

大抵どこの学校でも

 

立会演説会と投票がセット

 

なんですね。

 

つまり、立候補者が演説したのを聞いてから、すぐに投票するっていう流れなんですよ。

 

もしかしたら、ここに工夫の余地があるんじゃないかなって。

 

つまり現行の方法だと、大抵どこの学校でも投票率が100%になってしまうんですね。(欠席者を除いた全生徒が管理下で投票する)

 

これをあえて分けてみたらどうでしょう。

 

ようは立会演説会と別日に投票を行うことであえて投票率を下げさせる訳です。

 

そして全体には投票率がどれくらいになったのかを公表します。

 

更にそこに行きつくまでの段階で投票率はどうしたら上がるのかを選挙管理委員会に考えさせるっていうアイディアですね。

 

もちろん、当日の欠席者が考えられることから「期日前に投票するシステムが必要じゃないか」「投票日に休んでしまった人も投票できるようにすべき」なんていう意見が出てくるかもしれません。

 

現実の選挙では今投票率の低さが問題になってるわけなんですけど。

 

選挙の大事さを教えることももちろん、投票を呼びかける立場になることが投票率アップのためには効果的なんじゃないかっていう仮説を私は立ててる訳ですね。

 

他にもタブレットによるネット投票も考えられますが、絶対的な公正が求められる選挙において、タブレットが本当に公正さを保てるのかは疑問なところです。

 

(現実の選挙もここはまだ難しそうですしね)

 

何にせよ、Twitterで書いてる人がいましたが、

 

投票率が4割ということは、30人クラスのうちの12人しか投票に行かないということです。

 

その過半数の意見が全体の意思として施行される訳ですから、クラスの6人グループの意見が全体の意見になるのと同義なわけですね。

 

 

そうなったら投票に行かないことがいかに危険なことかが、子供たちにも理解出来るはずです。

 

ちなみにうちのクラスの6人組といえばかなりパリピな女子達になるんですけど。

 

その人達だけの決定で修学旅行先が決まったらどうでしょう…

 

他にも合唱コンクールの曲が決められることになったら…

 

 

そうやって他の生徒達はリアルに考えて選挙の大事さを知ると思うんですよね、

 

ということでいづれやってみようかなと思うのでアイディアだけ書いておきますね。

 

読んでいただき、ありがとうございました!