最近この本を読んだのでレビューを書いてみようかと思うんですけど。
基本的にこういうお金に関する本は私も結構読みましたけど、書いてあることは大体全部一緒ですね。
①支出を減らす
②ニーサやイデコで長期投資する
③待つ
以上です。やってない人は損してるので今すぐ始めてください。
基本これなんですよね、リスクを出来るだけ低くして資産を増やすにはこれしかない。
ただジェイソンさんの特徴としては、これまで投資信託はS&P500が鉄板とされて来た訳なんですけど、VT I というアメリカの3800以上の企業に分散投資してるやつをお薦めしてる点です。
S&Pと違って中小企業も含まれるため、成長が期待できるからなんですね。なので、VT Iの一つである「楽天・全米株式インデックスファンド」を激推ししておりました。
あとジェイソンさん自身がマイホーム派でマイホームのためのローンは悪くないとしています。
その辺が「もはや賃貸一択」となっている最近の風潮とちょっと違うところですかね。
あとマネーツリーっていうアプリが紹介されていて、私も使い始めてるんですけど、家計管理の上でかなり便利なのでおススメです。
本を読んでいて私が一番共感したのは、
「家族の理解こそお金を増やす第一歩」
っていうところなんですよ。ここにものすごく共感しました。
というのも私は出来るだけコンビニで買い物したくないし、外食もしたくないんですね。
カロリーも高いし、お金もかかるし。
ただそれを妻にも求めるのはなかなか難しい訳です。
「外食やめよう」と伝えるということは、「え?私に作れってこと?」という別の怒りを買う可能性もある訳ですね。
それにパートナーの資産形成への理解がなければ、ニーサなどの非課税枠も使い切れないままになってしまい、もったいないことになります。
だからどうパートナーの理解を得ていくかっていうのが非常に重要になる訳ですね。
私が思うに重要なのは、「目標の共有」ではないかと。
何故お金を貯めるのかっていう目標が共有されていることです。
それが例えば夫婦なら
「君と生活する家を買う頭金にしたい」
「家族を連れて旅行に行きたい」
とか言って目標が共有出来ていたら、じゃあちょっと我慢しようかってなるじゃないですか。
我が家の場合妻の最大の関心ごとはなんといっても子どものことですから、「私立中学校に入れることも視野に入れて今から貯めておきたい」とか言えば、良いのかなって思っております。
ということで、本自体は既に知ってたこともかなり多いですが、非常に読みやすいですし、これからお金のこと始めようと思っている人にはお薦めできる一冊になっています。
興味のある方是非どうぞ。
読んでいただき、ありがとうございました!