あのですね、本当はよくあるYOUTUBEみたいに昨年自分の買ったもので良かったものを振り返ろうと思ったんですけど。
ほぼものを買ってないな
ってことに気づいたんですね。
なんというか、所有してしまうってむしろ結構なリスクになることに気づいたんですよね。
そもそも私みたいにコロコロ引っ越そうとする奴はあんまりモノをもたないに越したことないわけです。引っ越す時に邪魔だから。
(だからもう本とかも,図書館が最強じゃんってなってるわけですよ。金かからないし,場所とらないし,家で読めるし。今後は自分の荷物とかも常にスーツケース一個に収まるようにしてこうかなと思ってます)
あと最近東野君に勧められて読んだドリアン助川の「悩む前のどんぶり君」って本があるんですけど。
ここにも「所有するとかえって自由を失う」みたいなことが書いてありましてね。
ようは,家買っちゃうと家選ぶ自由だったり,それ以外の家に住む選択肢を失うことになるわけですよね。家を買うと住む家は一つですけど,買わなければ無限に選択肢があるわけで。これはかえって所有することが不自由な状態を生み出すんじゃないかって話なんですよ。
でもまぁこの本の中には「所有しないという絶対的な考えもまた所有しない」みたいな深いこと書いてあるんですけど,私はそこまでに至ってないので,とりあえず今のところは「あんまりモノ買わない」っていう安易なところに落ち着いているわけです。
ただ,それだと面白くないので,私自身は買ってないんですけど,”学校で買ってよかったもの”なら書けると思ったのでそれについて書いてみます。
というのもうちのボスはそういうのにもこだわりが強くて自分が良いと思ってるものを次々と予算取って来て買うんですよ。
実際に使って見て,私がめちゃくちゃ良かったと思うものを今回は2つご紹介します。
まず第二位なんですが…
それが、
トランシーバー
です。
これめちゃくちゃ使います。各学校に6台から8台はあっていいですね。
というのも,まずコロナの影響で校内でネットをつなぐ機会がめちゃくちゃ増えたんですけど,ネット環境のトラブルとかにトランシーバーがあればすぐ対応できる。ネットがつながってないところの確認なんかもこれで一発です。
連絡を取るのにはスマホっていうのもあるんですけど,機動性に欠けますし,そもそも教員同士が連絡先知らないなんてザラにあります。
また修学旅行なんかでは,限られた範囲の中で大人数の生徒の掌握をしながら移動するので,これがあるとないとでは安心感がまるで違います。教員のよくある仕事に「校庭の交通整備」ってのがあるんですけど。これも中の状況把握しながら車流したり,誘導したりするのにも超便利です。
ということで第二位はトランシーバーです。
そして栄えある第一位なんですが…
それが…
製氷機
です。
正直これがない夏場の部活はもう考えられないですし,これがない学校には転勤したくないなとすら思います。(高校ではあるところが多いですが,中学ではない所の方が多い気がします)
それぐらいこれがあるのとないのとでは,夏の教育活動の効率が違うんです。
私の場合はクーラーボックスに大量の氷を製氷機から突っ込んでおいて,体育館の中においておきます。
生徒達はその中に各自のドリンクを入れておいて,休憩中に飲むわけなんですけど。まず冷たい飲み物が暑い中で飲めるっていうだけで爽快感が全然違います。
さらに氷嚢を各自持ってこさせて,氷を随時入れながら頭と首筋を冷やすために使います。
これで全っ然効率が違うんですよ。今冬だから想像しづらいと思うんですけど,本当に全然違います。
正直これまでは夏場は何人か生徒が熱中症気味でダウンして練習が止まってましたけど,これによって今年は熱中症者ゼロ。
もう夏場には絶対に欠かせないアイテムだなって思いましたね。
ということで,2021年学校で買ってよかったもの2選を紹介してみました。
まだ学校にない!というところは来年度の購入を検討してみても良いかも知れません。
誰かの参考になれば幸いです。読んでいただき,ありがとうございました!