オリンピック見てると、「世界ランキング一位」みたいな人が普通に負けたりしてますよね。
改めてスポーツ選手に差なんてほとんど無いんだなって思うんですよ。
むしろ「ほとんど無い差をうまくつけられる人」が勝てる人なんですよね。
桃田選手が世界ランキング38位の選手に連続失点して負けてしまった姿を見ても、絶対的に飛び抜けてる人なんてどの競技でもそうそういないんだなって感じましたね。
そしてそういう僅差の戦いを制する選手にするためには「気づく力」が大事なんじゃないかと私はよく思うんですよ。
相手の心理の変化、戦況の変化に「気づく」。
自分の成長、体調の変化に「気づく」。
そういう細かな変化を見逃さない能力を育てることが、ほとんど無い差をつけるためにも大事だと思ってるんですよ。
じゃあどうしたら気づけるようになるのかって事なんですけど。
私は教育活動の上では「掃除」がものすごく有効だと思うんですよね。
掃除って気づきの連続だと思うんですよ。
どこが汚れているのか「気づいて」動く。
他にも広いフロアを掃除するには人の助けが必要ですから、誰が協力を必要としているのか気づいたり。
何より自分たちが何も考えずに生活している場所が意外と汚れてるってことに気づいたりもするわけです。
例えば体育館なんかはちょっとモップをかけると大量の埃がとれるわけで。
「こんな所で寝転んだりしてるわけか」
「このまま滑ったら危ないよね」
っていう気づきにもつながります。そうなってくると事前の準備の意識もちょっと変わりますしね。
だから、掃除とかキチッとやるチームって好感持たれるし、気づく力も高められるし、悪いこと無いなって私は思うんですよね。
海外とかだと学校の掃除は業者がやったりするわけで、働き方改革の流れもあって掃除不要論が教育現場にも出てきてるんですけど。
それでも私は掃除って良い活動だと思いますけどね。
(瀬戸大也選手とか掃除してればもっと自分の足らなさに気づけたんじゃないかなって思いますもんね。)
とまぁ、偉そうに書いてますけど、奥さんからしたら「自分の部屋掃除しないやつが偉そうに書くんじゃ無いわ」って言われそうなので、この辺でやめときますわ。
夏休み中に部屋の掃除したいと思います。笑
本日も読んでいただき、ありがとうございました!