教職者K

教育について考えるブログ。

子どもに読みにくい名前をつけてはいけない。

ひろゆきさんが「子どもに変な名前を付ける親は馬鹿」ってことを結構はっきりおっしゃってるんですけど。

 


読めない名前や変な名前を子供に付ける親が馬鹿な理由【教えて!ひろゆき先生】


【ひろゆき】キラキラネームを子供につけちゃう親について語りました マホト

 

私もこれは同感で、自分の子の名前を付けるときに、

 

「読めない名前(漢字)だけはやめよう」

 

っていう風に考えてたんですね。実際に子どもはちょっと他にはいないけど,すぐ読める名前っていうところにこだわってつけました。

 

というのも教員やってる自分の経験からしても,たくさんの子ども達の名前を前にした時に,

 

「(この子の名前、読めないから指名するのやめとこう)」

 

っていう瞬間があったからなんですね。

 

だってもし間違えたらその子に失礼じゃないですか。(もちろん分かるようになってからは当てるんですけど。)他の子の目もあるから,名前の呼び間違えって結構信用問題につながったりしますしね。

 

わずかな話かもしれませんが,でも間違いなくそこで当てられなかった子というのはその一問で発言して伸びる機会を奪われているわけです。

 

名前が読みづらいっていうのはいろんな場面でこういうことが積み重なるんじゃないかなって思うんですよ。

 

そもそも人間て難しいものが嫌いですから。これはエネルギーの浪費を防ぐための本能なんですね。

 

だから難しい名前ってだけで嫌われる可能性があるわけです。

 

現に海外だと発音が難しい名前の人ほど嫌われるっていう研究もあってですね。

 

読みにくい名前を持つ者ほど非行に走りやすく、読みやすい名前の人は社会的に成功しやすいとの報告まで出ているんですよ。

 

そこまで分かっているのだとしたら,親の想いだけでそういった読みにくい変な名前を子どもに一生背負わせるというのは親のエゴであり,ひろゆきさんの言うように「頭が悪い」と言われても仕方がないと思うのです。

 

 「子どもは親を選べない。差別だ」

 

という意見もあるわけなんですけど,知ったうえでそういう嫌な思いをする人が減っていく方が大事なんじゃないかと思うので書いてみたわけです。

 

まぁ名前って難しいですよね。うちの子も読めるけど,これで良かったのかなぁ…ってずっと思い続けてますからね。

 

何にせよ、今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

 

本日も読んでいただき,ありがとうございました!

 

(ちなみに今回の参考文献はこちら。)