これは私の反省として書いておくんですけど。
この前本当に久しぶりに練習試合をやったんですね。
子ども達も張り切っていたので、私はチームが発足した時に初めて練習試合をしたチームを相手として選んだわけです。
前は一回も勝てなかったけど、今回はどうか。
そんな成長を見る意味でも良いチョイスをしたかなと思ったんですけど。
実際やってみると、あと一点が取れないんですよ。
23-25,25-27 とかで、あとほんのちょっとのところでセットが取れないんですね。
勝てなくて落ち込んでしまうと、15点ぐらいで終わってしまったり…。
私なりにその原因を考えてみたんですが、経験が少ない子ども達はいざ勝負がかかった時に冷静でいられないんですね。
もう自分のプレーで勝敗が決まる、あと一点で勝てるかもと思うと気負ってしまって、辺な力が入ってしまう。
結果的にそれがパフォーマンスの低下に繋がっていました。
(入るはずのサーブもことごとくアウトですよ。)
私もあまりのビビりっぷりにちょっとキツイ言葉をかけたりして発破をかけたんですけど、そのことが更に子ども達の動きを悪くして、伸び代を縮めてしまったんじゃないかと大反省しているわけです。
そして、今思うとこの時の状況というのは、
「勝負のかかる場面で気持ちを落ちつけられない」
「得点が取れない時に弱気になってしまう」
という子ども達のメンタルコントロールのスキルの足らなさが原因と言えるわけで。
その解決策として、「叱る」を選んでしまった自分はプロでないなと思ったのです。
子ども達は今年ほとんど試合経験をしていませんから、こういう時にどうしていいか分からなくてなるのは当然なんですよね。
だから今思えば、
タイムをとって深呼吸を促したり。
緊張すると視界が狭くなりますから、遠くを見てからサーブを打つよう言ったり。
自分の良いプレーを思い出すように声がけしたりするほうが、はるかに合理的でかつ本番の試合の時にも使えるテクニックになったんじゃないかなって。
私が指導する上でそういう冷静なチョイスが出来てない訳ですから、子供達が冷静でいられる筈がありません。
何にせよ、メンタルを鍛える方法として厳しい声がけとかっていうのは、今の時代にも合いませんし、控えなきゃいけないなと反省しております。
自分の備忘録として書いておきますね。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!