つい先日他の学校で卒業生を出したという3年生の主任の先生と話をしていたんですけど,こう言ってたんですね。
「思い入れはあったけど,どうしても泣けなかった」
ここではもちろんその先生が悪いとか,淡白だとかいいたいのではなくて。
どうしてもコロナの中で制限される時短卒業式では気持ちが込みあがってくるのが難しいんですよね。教員も生徒も。
大体やるのは卒業証書授与(場合によっては代表のみ),あとは校長式辞,生徒会長の答辞とかですから,堅苦しいまま式が終わってしまうわけです。
(まさかPTA会長のあいさつで泣けるってこともないでしょう)
じゃあ私だったら何をやるのかってことをちょっと考えてみたんですけど。
今年は「合唱の代わりにダンス」っていう感じで私のいる学校では年間取り組んできたんですけど,まさか卒業式でダンスってのもちょっと違うかなと。
だから、ここはやっぱり合唱ですね。
最近ジョブズ化してるH先輩が三年生を送る会のBGMとしてラッドウィンプスの「正解」を使ったそうで私も聞いてみたんですけど,これめっちゃいいなって思いましたね。
【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声
これ歌いたいですよね。まだ聞きなれてないし,歌詞もとてもいい。
検索しましたけど楽譜も出て来ましたから間違いなく出来るでしょう。
問題はコロナ禍でどうやって合唱すんのかって話なんですけど。
ここはもうリモート合唱を取っておいて,本番最後に流すって感じかなと。
リモート合唱動画の作り方《スマホだけで出来る!無料で出来る!》【MELOGAPPA】
各自歌わせておいてそれをスマホで合成。
卒業式で子ども達も自分たちが歌ったものを見れば、驚きもあるでしょう。多分合唱コンクールも厳しいでしょうから自分たちの歌声が合わさる瞬間を最後の最後に聞くことになるわけです。
ただ問題は、
めちゃくちゃ手間
ってことでしょうね。
学年だと100人とか,多い所だと200人とかいますからね,その子たちを撮るまではいいにしても編集するのはめちゃくちゃ大変そう。
でも例えばクラスごとに動画を完成→最後はその動画同士をミックスとかにすれば出来ない話ではないのかもしれません。
もちろん教員にその力量があれば、の話なんですけどね。(絶対嫌がる先生いますね)
何にせよ何にもしないと得るものも何もありませんからね。失敗しようがチャレンジした経験が教員にも子どもにも残りますから。
別に卒業生出すわけでも何でもないんですけど,思いついたので書いておきます。
本日も読んでいただき,ありがとうございました!