最近進路決まった子達が部活に顔出してくれるんですけど。
これがまぁすごく良いんですよ。
そもそも今練習試合も出来ないので、刺激が欲しかったんですけど、そういう意味でも刺激になっている。
私が何も言わなくても、選手達がどんどん伸びるんですね。
モチベーション上がってるので、スパイクのスイングとか確実にいつもより速くなってますね。
これ何が違うのかな、どうしてこんなに効果高いのかなって私なりに考えたんですけど。
それは多分
年上の子っていうのが選手にとって疑問をくれる存在だから
だと思うんですね。
「どうしたらあんなサーブが打てるのか」
「レシーブはどうやってるのか」
「どう踏み込んでるのか」
そうやって先輩の姿を見て選手が自分自身で考え始めるんですよ。
これが私から何か言われるより遥かに効果があるんですね。
私の好きな言葉に
「人が一番伸びるのは、答えではなく疑問をもらった時」
ってのがあるんですけど。
先輩っていうのが子ども達にとってまさしくこの疑問をくれる存在なんだろうなと思ったわけです。
同時に反省しないといけないのは、
指導者は割と答えを与えがちだし、自分の力で全部やろうとしがち
なんですよね。(特に熱心な人ほどそう)
私も顧問なりたての頃とか丁寧な指導者がいい指導者だと思ってたので、一日中つきっきりで子ども達に教えてましたからね。
今思えばものすごく効率の悪いやり方だったし、選手の可能性を潰すようなやり方だったなってすごく反省しています。
(まぁ当時はそれが良いと思ってたんですよ…)
なので、何やるにしても年上の子の存在はモデルという意味でもとても重要です。
指導者としてはそういう外部の力を借りられるかどうかも力量の一つと言えるでしょう。
あと、私自身、最近では子どもの習い事を選ぶ際に、「年上の子がクラスにいるか」を一つの選ぶ基準にしています。
何やるにしても同い年の子だけじゃない方が伸びると思うんですよ。子どもが上の子モデルにして真似しだすから。
特に発達著しい小さいうちは年上の子と過ごす時間はかなり有意義で教育効果が高いと思っております。
ということで最近思っていたことについて書いてみました。
本日の記事が皆様の参考になれば幸いです。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。