教職者K

教育について考えるブログ。

塩の辛さは舐めてみないと分からない。

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続いていた断水なんですけど。

 

四日目にして解消しました。

 

学校は午前授業にしたり、簡易給食にしたりして対応。

 

それでも子ども達は水がでなくて洗濯もままならないですから、私服で登校したり。風呂に入れないので隣町まで銭湯に行ったりしながら凌いだわけです。

 

水がないって本当に大変だなって改めて思ったんですけど、それでも私は今回得たものもあると思っていて。

 

それが

 

 

 

10年前の教訓が見えたこと

 

 

なんですよ。

 

今回市の給水設備が大いに役立ったわけなんですが、これは震災を機に購入が検討されて震災後に整備されたものなんですね。

 

これがあったおかげでほとんどストレスなく、住民に生活用水を供給することが出来ました。

 

10年前はこれがなかったために給水車が来るまで待たなければならず、長蛇の列になって奪い合いになっていたようですから。

 

他にも外での作業者用にストーブ出したりしたんですが、こういうのも震災を機に整えられていたようです。

 

(こういう時ダルマストーブって360度暖まれますから、便利ってことも分かりました)

 

何にせよ、これはある意味で10年前の出来事が残してくれた遺産みたいなものなのかなって思うんです。

 

今回のことでまた各家にポリタンクや非常水が整ったところもあるでしょうから、経験は無駄にならないはずです。

 

また断水に伴ってマスコミの対応があったのですが、ボスはこの辺のところ百戦錬磨ですから。

 

ちょっと市政が叩かれてもおかしくない案件なので、情報のコントロールが重要になるわけですが、ボスはかなり徹底して指示を出して、冷静に完璧に対応していました。

 

こういう対応っていうのは当たり前ですが大学とか本で学べるレベルの話ではないので。

 

実際に今回ボスの姿から学んだことはとても大きかったですね。

 

また私は忙しくて自分の子どもになかなか会えなかったんですけど。

 

日に日に子どもがちょっと情緒不安定になってたんですよね。

 

久しぶりにあったらもうボロボロ泣いていて。

 

必要とされてるんだなって改めてちょっと思いました。

 

言っても子どもって母親との時間が長くて父親って居なくても何とかなりそうじゃないですか。だけど、そうじゃないんだなって。

 

ということで大変な期間ではありましたが、多くの発見をした1週間でもありました。

 

この前の地震から1週間ほど経ちますが、このまま何もない事を祈るばかりです。

 

本日も読んでいただき、ありがとうございました!