新しく眼鏡を買った。
小3から眼鏡と言う生粋の近視である私なのだが,自分で稼ぐようになってからというものの,眼鏡についてはちょっとこだわって選んでいる。
メガネは顔の印象そのものだ。
だから,服は安くても眼鏡はちょっとこだわってもいいんじゃないかと思っている。
誰も気にしてないだろうが,今回は私のメガネ遍歴について書いてみたいーーーーーーーーー。
まず途上国でのバレー指導に向けてコンタクトを調達できなくなることを想定し,自分の金で初めて買ったのがこちらの「シルエット」というブランドの眼鏡である。
「バレー教えるのに困らない眼鏡をください」
そうオーダーした結果、店員のおばちゃんからお勧めされたのがこちらだったのだ。
かけてみると分かるのだが,衝撃的な軽さである。
そして顔を振っても全くぶれない。その性能の高さからNASAにも採用されていたことがあるという。私はこれぞバレーにふさわしいと考え,即決。
店員のおばちゃんからは,
「(眼鏡をかけて)回転レシーブだけはやめてね」
「海外で頑張って来てね。でも,回転レシーブだけはやめてね」
と謎の回転レシーブ禁止令が出されたのが良い思い出である。
ちなみに私個人としてはとても気に入っていたのだが,友人からは「衝撃的に似合わないね」と酷評だった。
そんなこちらの眼鏡,ほとんど使わないままスリランカのバスで紛失。
結果的にではあるが,おばちゃんとの「回転レシーブはしない」という約束は守れたように思う。
メガネを紛失してしまったので次に選んだのが,こちらのレイバンのウェイファーラーである。
ネットで購入し,実家から船で送ってもらったのが,一番長くかけていたので思い出深い。今も見るとちょっと欲しくなる。
シンプルだが,この形をかけるだけで外人になったような気になれるのである。
ちなみに就職してからもしばらくかけていたが,かけすぎてフレームが白っぽくなってしまい,その役目を終える。
その間zoffや jinsなどのものを試したのだが,やっぱりちょっといいメガネが欲しくなり,買ったのがこちらのトムフォードである。
こちらは伊勢谷友介に憧れて購入。
てっきりこれをかければ伊勢谷友介になれると思っていたのだが,実際は鏡の前に宮川大輔が出来上がったパターンである。
こちら,フレームがデカすぎるのである。
今もたまにかけるのだが,妻からは「その鼻メガネ嫌い」とはっきり言われている。あざーす!
そして現在一番使用頻度が高いのがこちらのレイバンのクラブマスターである。
近年のレトロブームに乗って購入。おじさん風になれると思っていたのだが,そんなことするまでもなくすでにおじさん顔であることに気づかされる。
仕事で使っても変でないので,ここ数年はずっと重宝していた。ただあまりにバレーボールが何度も当たるので,すでにゆがみがひどい。
マイナンバーカード用の写真は,この眼鏡をかけて撮ったのだが,あまりにもゆがんでいたためか,目がフレームに隠れてしまいNGに。撮り直しという屈辱を受ける羽目となった。
これがきっかけとなり,今回新たに眼鏡にすることを決意したわけである。
めちゃくちゃ悩んだが,新しく買ったのは,こちらモスコットのレムトッシュという眼鏡。
顔に馴染むようにカラーはべっこうをチョイス。
仕事でも普段でもあまり主張しすぎず,かといって全く主張しないわけでもないデザインに心ひかれた。
川口春奈氏も使っているということなので,これをかけたら川口春奈みたいになってしまうかもしれない。街中で眼鏡の美人を見つけたら私だと思っていただいて間違いないだろう。
ちなみにこちらの眼鏡,これからレンズを入れるのだが,今は近視すぎて眼鏡をかけた自分がどんな顔になるか分らない。
本当に似合うのかは大いに不安である。
とりあえず,買ったばかりの眼鏡にボールが飛んでこないことを祈るのみである。