教職者K

教育について考えるブログ。

ジャイアントキリングの予感

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全国の部活反対派の先生に怒られそうなんですけど,最近なんだか部活が楽しいんですよね。(←おいお前,裏切ったな!)

 

大会は軒並み中止になってますが,そのおかげで過剰な練習にもならないですし,勝ち負けに一喜一憂することもない。

 

単純に子ども達の成長だけが楽しみでやってるんですけど,これが私には今結構楽しいわけです。

 

ちなみに3年生が抜けてしまって残った子達は初心者ばかりなんで,強いか弱いかで言ったら弱いんですけどね。他のチームにはエースだった子達が残っていたりしていて,すごいスパイクをばんばん打って来るので普通に考えたら絶対に勝てないんですよ。

 

じゃあ全く勝負にならないかって言ったらそうでもないところが子ども達のバレーの面白いところ。

 

今日はそのあたりについて書いてみたいと思いますーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

例えば相手にどんなにすごいスパイㇰを打つ選手がいても,

 

打たせなきゃいい

 

わけですから。

 

簡単に言うと,サーブで相手のレシーブを崩してしまってエースまでトスが運べない状況にしてしまえば,どんなに強いスパイクを打つ選手がいようが関係ないわけです。

 

(極端な話サーブで25点取れればいいわけですね)

 

現実的にサーブで全部点数取るのはかなり難しいわけなんですけど,それでもコートの左の角を狙ってサーブを打っていけば,相手チームのセッターは背中側から入ってくるボールをトスしないといけなくなるので,それだけでもトスを上げづらくなります。

 

そうなってくるとどうしてもトスが乱れるわけで。

 

そしてエースは気持ちよくスパイクを打ちたいのにトスが上がってこないですから,イライラしてくるわけです。

 

本来は決まるはずのスパイクがトスが悪くて決まらないわけですから,試合中に周りに不満をぶつけ始めたりする。

 

(大概中学校ってワンマンエースで自分に絶対的な自信持ってる奴が多いですからね。そういう展開に慣れてないわけです)

 

エースがキレ始めると周りのメンバーが委縮して動けなくなっていきますから,少しずつ少しずつミスがかさみ,力で負けていても最終的にはいい勝負に持ち込むことが出来たりするわけです。

 

このように,バレーっていうのは単純にパワーとか高さじゃなくてサーブの戦術とか駆け引きだけでもかなり相手のペース崩すことが出来るから面白いんですよね。

 

まぁうちの子達に関していうと,

 

まだサーブも入らないんですけどね

 

戦略っていうレベルじゃないんですけど,それでもそういうこと考えるのが私は楽しいんですよね。最初から分かってる実力差をどうひっくり返すか考えるのが。

 

新人戦まで2か月ないですし,コロナの影響もあってほとんど練習できないんですけど,他のチームが普通に練習している時にうちはサーブだけに特化したら逆に面白い展開になるんじゃないかなと思っているわけです。

 

そんな超大事なサーブなんですけど,他のチーム見ているとちょっと工夫がないというか,ただボールコートに転がして拾って打っているだけのところが凄く多いんですよね。

 

やっぱり意図してやらないといいサーブって打てないですから。

 

もう少しサーブにこだわるだけでも強くなるチームっていっぱいあるんですよ。

 

じゃあサーブってどうしたらいいのか。

 

明日はそんな私の考えるサーブのポイントについて書いてみたいと思います。(完全に趣味みたいな話ですいません笑)

 

本日も読んでいただき,ありがとうございました!