教職者K

教育について考えるブログ。

監視カメラ

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道徳の授業で監視カメラについて考える授業をやったのである。

 

内容としては監視カメラが世の中に増え続けているが,それによって何も悪いことをしていないにも関わらず,プライバシーの侵害をされたり,窮屈な思いをしている人がいる。

 

そんな本来無くても良いもの(監視カメラ)が世の中に増え続けている現状は悲しくないだろうか?

 

そんなことを子ども達に問いかける教材だった。

 

そして私は今日まさにその問いと直面することになったのである。

 

私の体験について書いてみたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

 

suno200002000.hatenablog.com

 

前にこの記事で「家の前にゴミを捨てられた」と書いたのだが,実は書かなかったがこれを書いた一週間後にも同じようにゴミを捨てられていたのである。

 

これもまた前回と同じようにお菓子のゴミ。

 

さらには雑誌や化粧品?まで置いていくという始末の悪さである。

 

私はそれに対して多少腹が立つぐらいだったのだが,問題は妻である。

 

子どもを抱えて誰かに悪意を向けられているかもしれない状況に大きなストレスを感じたようだ。

 

日中は子どもと二人であるために,不安で仕方ないらしい。

 

「すぐにでも引っ越しをしたい」

 

「もうここには住めない」

 

「子どもに何かあったら…」

 

そう怖がる妻をなんとかなだめ,私は不動産屋と警察に連絡し,更には室内から撮れる監視カメラを設置して様子を見ることにしたのである。

 

(給付金の使い道がこんなことになるとは…)

 

そして今日、家に帰ると私は日課となっているゴミのチェックをした。

 

すると、そこに

 

 

またしてもゴミが捨てられていたのである。(3回目)

 

前回と同じようにお菓子。じゃがりこなんかは開いたものが4つほど散乱して落ちている。更には前回と同様に化粧品?も落ちていた。

 

またしても状況は前回と同じだが,今回については明らかな違いがある。

 

それが監視カメラである。

 

これがあるということは間違いなく犯人が映っているということだろう。早速その効果を発揮する時が来たのだ。

 

私は急いで防犯カメラをチェックした。

 

すると…

 

 

 

 

 

 

 

写っていたのである。

 

 

女が。

 

傘をし,マスク姿の女がすたすたと我が家の裏側に周り,ごそごそとバックを開けたかと思うと,ひっくり返して家の前にゴミをばらまいていく。

 

その様子は明らかに投棄であり,犯罪のそれであった。

 

私はちょっと近所の子達が家の裏でいたずらしてお菓子食べてそのままにしていると思っていたのでその様子には不気味さを感じずにはいられなかった。

 

妻からは「家の近くにいるかもしれないから見てきて」と言われ,そのままパトロール

 

更には警察にも連絡し,画像を見てもらった。(今後巡回してもらえるそうな)

 

警察からは「何か恨まれるようなことしてませんか?」と何度も聞かれたが,職業柄あるといえばめっちゃあるから困るのである。(でも多分無いと思う)

 

事件は何も解決していないし,妻の不安がより高まったところはあるのだが,今回の件で監視カメラの実力を実感せずにはいられなかった。

 

監視カメラが無かったら,ここまで実態は分からなかっただろう。

 

顔は見えなかったが,映像を何度も見たので,特徴的な靴やバッグ,そしてトップスについては私の頭の中に入っている。

 

今後日常生活の中で出会った瞬間にすぐ話をつけにいくつもりだ。

 

監視カメラが世の中にあって本当によかったと,悲しいが今の私は思っているのである。

 

さて,今後どうなるか。進展があったらまた報告させていただきたい。