教職者K

教育について考えるブログ。

教師の妻はツライよ。

色んな職業の旦那さんをもつ奥さんが世の中にはいるわけが、その中でも教師の妻というのはなかなか大変なんじゃないかと思うのである。

 

 

我が家がまさにそうなのだが、核家族なので、日中は奥さんがたった一人で子どもの面倒をすべて見ることになる。

 

 

うちの娘は現在つかまり立ちを始め、縦横無尽に移動するようになったので、片時も目を離すことが出来ない。

 

妻にとって自分の時間が全くないことが大きなストレスになっているようだ。

 

ちなみに私は6時過ぎには家を出て、帰るのは毎晩8時ごろ。その間は完全にワンオペ育児である。

 

 

そんな妻にとって土日は、

 

「唯一旦那がいて育児から少しだけ解放される日」

 

であり、この土日を楽しみにすることで、平日育児に追われてもなんとか頑張れているようである。

 

 

しかし、私の場合、ここにも

 

 

部活

 

 

が入ってきてしまうのである。

 

妻からすると唯一の休みが部活によって奪われることになる。他の子じゃなくて自分の子を見ろよ、と言いたくなる気持ちもよくわかる。

 

ちなみに部活動というのはあくまでボランティアなので、やってもやらなくてもそれは顧問次第で、全く問題ない。

 

しかし、実際に全くやらなかったとしたら、それはそれでクレームの対象になりやすいのである。(特に強いチームはね)

 

独身の頃は土日の両方を練習したりしていた私だが、最近は「部活は土日かどちらだけ。それに半日のみ」という最低限の量に絞って出来るだけ家にいるようにしている。

 

 

しかし、これもまた生徒達からすると物足りないらしい。

 

「なぜ大会前なのにもっと練習しないのか」

 

「練習量が少なすぎる」

 

という不満の声が聞こえてきているのである。

 

 

家の事情を説明して、納得はしてもらうのだが、このバランスを取るのがとても難しい。

 

 

他にも私はバレーの役員になってしまっているので、丸一日大会等の運営で家を空けざるをえなくなってしまうこともある。(これはチームを引率していない場合、部活でもないので完全にボランティア)

 

 

役員そのものを断りたいのだが、断ることの方が大変なくらい、人がいない。みんな専門競技でもないのに顧問をしているのである。そのような人達にこれ以上負担を求めることはできないだろう。

 

よって今年も断りたかったのだが、最終的に役員を引き受けてしまった。

 

(奥さんには言えなかったのだが、最終的に言ってみたところ、ブチギレられた)

 

私は子ども達にバレーを教えたくて教師になったところがある。今でも出来る限りやってやりたい気持ちはある。

 

しかし、そのことが今は家庭をうまく回せない要因になっているのである。(ちなみに部活に一生懸命な先生の離婚率ってめちゃくちゃ高いんですよ)

 

 

先日帰宅したところ、壁にはこんな絵本がかけてあった。

 

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私も読んだが、「子育ての時期は短い。だから辛くても目の前の子をしっかりと抱きしめてあげて」というメッセージの込められた非常に温かみのある良い絵本である。

 

妻はこれを壁にかける事によって自らの自戒にしようとしているのだろう。

 

妻がそうやって自分を納得させて育児に取り組もうとしている。

 

 

私には何が出来るのだろうかと考える毎日だ。

 

 

追伸

今日も読んでくださりありがとうございました。いやぁ両立させるように頑張らないとですね。