今回はこちらの映画を見ましたのでレビューを書いてみたいと思います。
見てみたのはこちらの動画を見たから。
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3位の「ウルフオブウォールストリート」は見たことがあって。1位のアベンジャーズはちょっと私好みでは無いので,今回は2位のこちらの作品を見てみた次第です。
ではあらすじとその魅力、感想を書いてみます。
あらすじ
舞台は近未来の世界。
代筆業を営むセオドアは,開発された新OS(AI)と出会います。
そのAIはもはや人間のレベルで対話が出来る超高性能AI。
AIは対話を通して,主人公のことを理解し,セオドアの心を癒していきます。
そこから少しずつ距離が縮まっていき,人間とAIの恋が始まります。
そんな近未来の世界のラブストーリーを描いた作品でした。
葛藤
何よりも作品の一番の醍醐味はその葛藤だなと思いました。
「肉体の無い相手を愛するにはどうしたらいいのか」
「AIとの恋愛を周囲はどう見るのか」
「そもそもAIと恋愛するってどうなのか」
そう言った問題に主人公が葛藤するのが魅力の一つになっています。
ホアキン・フェニックスの演技
多分、普通に言ったら「AIとの恋愛にのめり込む」ってちょっとおかしいというか,登場人物がしっかりしてる人だったら成り立たない話だと思うんです。
でもそこを違和感なくするのはホアキンフェニックスの演技のなせる技なのかなと。
(この映画でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞。2019年はJOKERで主演男優賞総なめ)
他にもそこに至るまでの主人公の抱えているものなどが、少しずつ分かっていきますが,「AIと恋愛してしまう人」というちょっと偏りのある人物像が違和感なく伝わるようにうまく描かれているなと思いました。
未来の世界
魅力の一つは未来の世界かなと。
ゲームのシーンでは主人公はコントローラーなしでゲームを操作し,キャラクターはプレイヤーに対して悪態をついてきます。
他にも未来のオフィスのデザインや,更には電話による通話など、「未来って本当にこうなってるのかもな」と思わされましたし,その映像はなかなか見ていて面白かったです。
景色がきれい
あと景色がきれいですね。主人公のセオドアの住む高層マンションからの風景だったり,自然の風景だったり。
ラストシーンもそんな風景シーンなんですけど。
基本的に「AIと主人公」の話なので,画面に人が少なくなりやすいわけなんですけど,それを補う工夫なのかなと思いました。
感想
最後のオチは「なるほど!」って感じでしたね。
ただ私としてはどうしても「AIと恋に落ちる」っていうところには共感が得られないというか。結局そこにひっかかってしまいました。
それに「シンギュラリティ(AIが人間みたいになること)は来ない」とも言われていますから、現実的に映画みたいな世界が来るのは,たぶん我々が生きているうちには無いのだと思います。
しかしながら、AIの発達とその可能性を感じさせる作品でした。
もしかしたら数百年後にはこういう世界になっているのかも?しれませんね。
気になる方いましたら是非どうぞ。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!