最近見た映画の紹介なんですけど。
これ教育関係者にオススメです。
アフリカの飢餓に苦しむ人達の話なんですけど。
飢餓をなんとかしようとして、村に水を引くためにも、少年が勉強して自力による風力発電を試みるっていう実話を元にしたお話です。
なんというか、勉強って受験のためにするみたいな風潮が世界的にあると思うんですけど。
そうじゃなくて、人間の根底にある学びたいっていう気持ちとか、実生活をより豊かにするための知識の必要性とかそんなことを再確認させてくれる作品です。
ちなみに私はこの作品から「はっぴぃえんど」っていうバンドの「風を集めて」って曲を思い出したんですけど。
(超名曲ですので、良かったら聴いてみてください)
この曲って「風に吹かれて」だと受け身だから、主体的にしたいって意味を込めて「風を集めて」ってタイトルになってるんですよね。
その点でいうと、この映画の主人公は風をつかまえにいってるわけですから、それはもう相当主体的だなって。
『主体的な学び』ってこういうことだよなってことを考えさせられる作品になっております。
興味のある方いましたら是非見てみてくださいね。
ちなみに今回は身近な所でもそんな主体的な子どもの姿を見たので書いておくんですけど。
うちの子供の話なんですけどね。(手前味噌ですいません)
朝、うちの子ども(2歳)が私に対して、
「おにぎりにバナナを入れて欲しい」
って猛烈にジェスチャーでアピールして来たんですよ。
私も教育者の端くれなので、否定せずに彼女の背景を考えたんですけど。
多分彼女の中でこういう仮説が生まれたんだと思うんですね。
「おにぎり=うまい」
「バナナ=うまい」
「おにぎり+バナナ=超うまい」
多分こういう事だと思うんですよ。
あ、これ足し算の始まりかも
って思って。私も否定したらダメだなって思って。
炊き立てアツアツのご飯にリクエスト通りバナナをねじ込んで。
東南アジアみたいなおにぎり
を彼女に提供したんですよね。
そらもううちの子ったら目をキラキラさせてましてね。
うわめっちゃ主体的じゃんって思いましたよ。
んで娘一口食べて。
すぐに吐き出して「……ご馳走様……」って言って積み木し始めましたからね。
改めて、
めっちゃ主体的だな
って思いましたよね。
めっちゃ学んでるなって。
まぁよしとしましょうか。今後も彼女の発見を見守りたいと思います。
本日も読んでいただき、ありがとうございました!