最近この本を読みまして。
中田敦彦さんの意識しているプレゼンのポイントがまとめられていたわけですね。
30分くらいで読める非常に読みやすい一冊になっております。
YouTubeで見ててもこの人お話すごく上手で話うまいじゃないですか。
そして世論的にも
「学校の先生の授業よりあっちゃんの授業をオンラインで見てた方がいいだろ」
みたいなのが結構聞こえてくるわけですね。
特に今の時期はコロナウィルスのことも心配ですから、私ももはやオンラインしかないと思ってるんですけど。
それでもオンラインと実際の授業ではその効果が全然違うと思うのでその辺を書いてみたいと思います。
人は周りの反応を見ている。
最近思うんですけど、実際のライブに行くのと、ネットでライブ配信を見るのとでは
「歌手が歌ってる」
っていう事実は一緒だと思うんですよ。
でも
周りの反応が違う
んですよね。
人って不思議なもので周りの人が楽しんでるとそれだけで楽しい気持ちになれるんです。(だからテレビでは笑い声が入るわけなんですね)
ライブもそうで、アーティストだけでなく、周りの人を見て楽しんでるところあるんですよね。そこに付加価値があるというか。
つまり、教室で子ども達が学習している時、教師や教材から学ぶだけじゃなくて、子ども達は周りの子の反応の仕方を見て学んでいると思うわけなんですよ。
「あいつはこう考えたのか!」
「私はこう考えたけど、あの子はこう言った」
「先生が話してる時、あいつ全然納得してなかった」
そういう周りの反応が学習に熱中するためにも重要な要素になってるんじゃないかと。
オーケストラとソロコンサート
これは性格でいうと、
ソロコンサートかオーケストラの違い
みたいなものなのかなとも思うんです。
オンラインで喋りの上手い人が伝達する授業もいうのは、ソロコンサートを見に行くようなもの。
プロの技量は圧倒的ですが、どう頑張っても参加者は受け身にしかなりません。興味のない子はすぐに飽きてしまうでしょう。
一方で授業は子ども達が演奏するオーケストラみたいな感じではないかなと。
教員は指揮者みたいな役割といったところでしょうか。
やっぱり参加してる方が得るもの大きいじゃないですか。
発表する側に回ってしまえばサボれないですからね。
下手なオーケストラより上手いソロコンサート
ただ見てて、
指揮者が下手で全く演奏になってないパターンがあるんですよ。
例えば私、以前英語もってたんですけど、もうどうやっていいか全く分からなくてかなり酷かったと思いますね。
だから授業の質としては、
下手な人の授業<上手い人のオンライン講義<上手い人の授業
みたいな感じで効果あんじゃないかなと思います。
ただいまはもうそれどころじゃないので、とにかく身の安全を第一にとれるオンライン学習環境を早く整えて欲しいですね。
さて、来週からの学校は一体どうなってしまうんでしょうか。今、不安で仕方ありません。怖っ。