教職者K

教育について考えるブログ。

新型ウィルスに揺れる学校現場の話。

備忘録として書いておくんですけど。

 

大阪・北海道の休校が決まって,うちの学校でも「これからどうなっちゃうんだろうね?」ぐらいの空気だったんですよ。

 

それが保護者からいきなり電話がかかって来まして「テレビで休校になるって字幕出てますけど,うちの学校どうなりますか?」っていう問い合わせで。

 

教員側としても

 

「え?何言ってんですか?」

 

ぐらいの感じだったんですよ。

 

つまり,現場は何も知らされてないわけですね。(文科省もびっくりだったらしいですけどね)

 

けど,これが事実だったわけです。

 

時間にして18‘00を過ぎており,すでに部活も終わってますから,もう何も木曜日の時点では対応が取れないわけです。

 

そのまま我々下っ端は指示を待つことになったわけです。

 

今日決定があったわけなんですが,感じたことをTwitterにこんなふうにまとめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁこれが当日感じたことですね。本当に。

 

私自身,子ども達の姿を見ていて,

 

「あ、これまで子ども達からエネルギー貰ってたんだな」

 

と再確認できた機会でもありましたね。やっぱり頑張る子ども達の姿って良いもんですよ。

 

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最後に今日の読売新聞に載ってた文が良かったので引用しますけど。

 

「周りの大人の誰も経験したことのない1ヶ月を過ごすることになる。切りひらくのは君たちだ。」

 

これかっこいいなぁって思いましたね。

 

今年の卒業生達は

 

小学校入学の時には3.11を経験してますし、今回はコロナウィルスで卒業式がまともに出来ない

 

っていう義務教育の入り口と出口を珍しい形で迎えた世代なんですけど。

 

でも、是非今年の卒業生達には他の世代に出来なかった経験を自分の強みにして欲しいなって思ってますね。

 

さて、来週は縮小になり、ほとんど人は来ませんが、教員と卒業生だけによるミニ卒業式です。

 

「逆にこっちが良かった!」

 

って言われるぐらいのものを目指したいですね。

 

頑張りまーす!